藤井七段棋聖戦へ
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が八大タイトルの一つである棋聖戦・渡辺棋聖への挑戦を決めました。
藤井七段は永瀬拓矢二冠(27)=叡王・王座=との対局を終え,「(タイトル)挑戦は意識せず、盤上に集中しようと対局に臨んだ。まだタイトル戦に挑戦するという実感が湧かないですけど、第一局をすぐにやるのでしっかり気持ちを入れ替えたいと思います」と語っています。
明日,8日の五番勝負第1局には17歳10カ月20日で臨むことになり、屋敷伸之九段が平成元年12月に作った最年少記録を4日上回る,歴史的な快挙です。新型コロナウイルスの広がりで、息苦しい時代が続いている状況にあって,若い藤井七段の活躍は社会の清涼剤となり,閉塞(へいそく)感を打破する活力とも,評価されています。
将棋は「頭脳の格闘技」ともいわれ、タイトル獲得通算99期の羽生善治九段ら実力者がそろう世界です。史上5人目の中学生棋士として4年前にデビューした藤井七段は、大人たちと互角以上に戦い、数々の記録を塗り替え、棋士としての評価を不動のものにしました。
新型コロナウイルスの広がりで、世の中が動揺し,生活様式が大きく変わる中でも自分の足場を見失わず、好機をものにした姿には、ただ頭が下がります。
報道によると,渡辺棋聖は「藤井七段はいつタイトルを取ってもおかしくない実力があると思う。今回は注目もされるだろうし、やりがいを感じている。自分にとっても新しい棋士人生が始まる。わくわく感がある」と余裕のコメントを寄せています。
朝日杯オープンで渡辺三冠は藤井七段に一敗をきしています。持ち時間が4時間で1日制の棋聖戦は若手に有利となる傾向があるとのことです。何よりスター性も持つ藤井七段に期待です。
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┗■ 藤井七段
藤井七段は2002年7月19日,愛知県瀬戸市生まれの高校3年生。5歳で将棋を始める,類いまれな才能を発揮,杉本昌隆八段に入門し,12年に棋士養成機関「奨励会」入会。16年に史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段,17年,デビューから無敗のままで史上最多の29連勝を記録。
八段
に入門し,12年に棋士養成機関「奨励会」入会。16年に史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段,17年,デビューから無敗のままで史上最多の29連勝を記録。
photoの出所:日本将棋連盟 https://www.shogi.or.jp/player/pro/307.html
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┗■ 藤井七段
藤井七段は2002年7月19日,愛知県瀬戸市生まれの高校3年生。5歳で将棋を始める,類いまれな才能を発揮,杉本昌隆八段に入門し,12年に棋士養成機関「奨励会」入会。16年に史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段,17年,デビューから無敗のままで史上最多の29連勝を記録。
photoの出所:日本将棋連盟 https://www.shogi.or.jp/player/pro/307.html
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