Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

取残しのイモ

2024年12月10日 | 畑のはなし

今朝、ベランダから畑を眺めていたら、豆類を植えていた畝に取り残した「ジャガイモ」が数個。

寒さが本格化して地面にも霜柱がみられるようになり、取残されていた「ジャガイモ」は凍結しています。

此処はインゲンを植えていたところ、昨年春にロータリーを掛けた際に取り残された「小さなジャガイモ」が種芋になって大きくなったのでしょう。

残念ながら凍結しているので食する気にはなりません。

『畑で収穫し切れなかったジャガイモが、雪に覆われ埋もれ、雪の中でイモは凍ったり、融けたりを繰り返すうちに発酵し、春・雪融けの頃に雪と共に溶け出したイモを掘り起こし、皮をむき、つぶし、水を張った桶等で何度も洗うと、でんぷん質が沈殿するのでこれを漉して乾燥させて保存し、食べるときは保存したイモを水で戻し、練ったり搗いたりして、成型し、焼いて食べる。』と云うアイヌの料理方法があり、子供の頃近くに住んでいた口の周りに刺青があったアイヌの老婆が之で作ったイモ団子をご馳走してくれたが、不味くて食べられたものではなかった事を思い出しました。

アイヌの世界では「ポッチェイモ」というらしいが、私の住む町では「イモシト」と云われ「シト」は団子と云う意味らしい。

ジャガイモの原産地、ペルーでも似た料理方法があるらしいが、残念ながら作ってみようとは思わない代物です。

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いちじくの冬籠もり&チューリップ

2024年11月09日 | 畑のはなし

我が家の菜園には家内がどうしても植えてみたいと2022年に買い求めた「いちじく」があります。

寒冷地でも育つと云われ購入した物ですが、この二年間冬囲いをしていても翌春には枯れたようになり、もう駄目かと思う状態でした。

しかし、今年に入ってからの成長には目を見張るものがあり、剪定の仕方を知らないので伸び放題となってしまいました。

慌てて無茶苦茶に剪定をして冬囲いを行ったところ、実が数個付いて居るではありませんか。

その実を採って割ってみたところ、既に虫に喰われておりましたが大丈夫そうな実を家内が摘まんで食してみたところ、「甘くて美味しい」との事。

今年は期待を込めてしっかりと冬囲いを行いました。

隣に植えてある「グスベリ(英語ではGooseberry、グースベリー)はサッパリ大きくなりません、戴いてきたときには結構実をつけたのですが、この数年は成長が止まったようです。

来年は肥料を多めに上げてみようと考えています。

先日、掘り上げた「ダリア」の後に「チューリップ」の球根を植えました。

花壇の土が少し足りないような気がしたので「ピートモス」を100L程入れ、pH調整のため「苦土カル」を散布してロータリーで耕してから初夏に掘り上げ乾燥させておいた球根を植えました。

株間10~15㎝、深さは球根の3~4倍と云いますが、凍結の心配があるので少し深めにしました。

小さな球根は花が咲かない場合もあるので縁石に近い方、一列に植えました。

これで大方の冬支度は終わりました。

後は秋まきの「大根・カブ」が残っています。

不織布を掛けて寒さ対策をしてありますが、植えた時期が遅かったので収穫まで行かずに雪に埋もれてしまうかも知れません。

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初冠雪

2024年11月07日 | 畑のはなし

「富士山に初冠雪」と云う記事が11/7朝のTVニュースで流れていましたが、我が家から見える「日高山脈」でも同日、朝に「初冠雪」を確認できました。

この日は典型的な冬の天気図となり札幌市内でも積雪が6㎝、本格的な冬の到来となりました。

週末には西高東低の冬型気圧配置になり、各地に降雪予報が出ていましたので遅れていた「ダリア」の球根を11/6に掘り起こしました。

毎年、越冬に失敗しているので今年はしっかり乾燥させてダンボール箱にピートモスを入れて保温し、冬の間は使わない「にゃんちゃんハウス」で5℃以下にならないように保存・越冬しようと考えています。

掘り起こした球根は分球しないで、来年に萌芽の兆候が見られたら分球する事としました。

掘り起こした後の畑には「チューリップ」の球根を植えて越冬となります。

来春には沢山の「チューリップ」が美しく咲きます。

11/8、今シーズン初めての「気嵐」が発生しました。

この「気嵐」の中を入港してくる貨物船が幻想的に見られます。

葉物野菜やミニトマト(ぷちぷよ)の水耕栽培を行って居たビニールハウス内の水耕栽培施設も後片付けに入っています。

パイプ内で成長したミニトマトの根を取り出しました。

普通のミニトマトの根の長さは140㎝、ぷちぷよの根の長さは50㎝程ですがボリウムはプチプヨの方が圧倒的にあります。

来年は此処に設置していたプール式の水耕栽培を止め、塩ビ管を4層にしたものを新たに設置し、「葉物野菜」の4毛作に挑戦です。

その為に現在のビニールハウスを50㎝程嵩上げします。

ハウスの棟部分が高温になるのを防ぐため、排気窓をつける予定です。

冬の間に工事を終わらせて、早春からの稼働を目指します。

 

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「CFプチぷよ」の収穫

2024年07月22日 | 畑のはなし

4月半ばに定植した「CFブチぷよ・トマト」が収穫期を迎えています。

同時期に定植した「ナス」は葉ダニの発生を抑える事が出来ず、全滅してしまいましたがトマトは順調に成長しています。

「電動歯ブラシ」受粉の効果もあって、実のなりも良く鈴なり状態です。

赤くなったトマトの収穫を始めました。

各種苗メーカーが人気トマトの糖度は下記の通りです。

◎ミニトマト

キャロル10(糖度/7~9度)、アイコ(糖度/8~10度)、CF千果(糖度/7~8度)、イエローアイコ(糖度/8~9度)、CFプチぷよ(糖度/7~9度)    

◎中玉トマト

ソプラノトマト(糖度/7~8度)、フルティカトマト(糖度/6~7度)

◎大玉トマト

桃太郎(糖度/5~6度)、バルト(糖度/5~6度)

CFプチぷよも平均糖度は同じような数値ですが、好条件下で育ったCFプチぷよは、糖度10度を超えることもあるとの事だったので、早速「Brix糖度計」で糖度を測定してみました。

糖度計は10度を指しており、姿や果皮のツヤはご覧の通りで大粒だとおもいます。

始めて「OATハウス1号・2号」に加え「OATハウス5号」を使い、システムも塩ビ管に換えた事から苦労続きでしたが、良いものが出来上がってきたようです。

 

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食品原料由来の殺虫殺菌剤②

2024年07月22日 | 畑のはなし

注文していた「日清MCTオイル(カプリン酸グリセリル)」と「ヒマワリ液体レスチン(乳化剤)」が届きました。

早速、アース製薬(株)が販売して居る「殺虫殺菌剤/ロハピ」を真似た殺虫殺菌剤を作って見ました。

前のブログに書いたとおり、主成分は「水」で、僅かに「カプリン酸グリセリル」で水に混ぜるために「レスチン」を使います。

先ずは、水を1000㎖用意し、空のペットボトルに1/3位を移します。

ここに「日清MCTオイル」を0.5㎖、シリンジで計りながら入れます。

この段階では、水と油なので混ざり合いません。

此れを混ぜ合わせるのに「ヒマワリ液体レスチン」を一滴程度入れます。

そしてペットボトルにキャップをしてよく振ると乳化して白っぽい液体に変わります。

これで原液が完成しました。

最初に用意した水をペットボトルに移して、「殺虫殺菌剤(1000㎖)」の完成です。

使用は噴霧容器に移して、植物の葉の表裏に噴霧して用います。

実際の殺虫能力を知るために、予め捕獲していた「青虫」に噴霧してみます。

噴霧後、少し動き回っていましたが20分くらいで動きが止まりました。

一般の殺虫剤の様に即効性はありませんが、「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会」の報告にあるように「害虫の気門を封鎖する作用に加え、うどんこ病の分生子の収縮、発芽阻止や菌糸の伸張抑制又は細胞膜の破壊により、殺虫殺菌効果を示すと考えられている。国内では、食品添加物であるグリセリン脂肪酸エステルの一つとして使用されるが、使用基準は設定されていない。」

つまり、「殺虫殺菌剤」としての効果があるとしていますが、他の農薬のように使用制限はないので収穫直前まで安心して使用できます。

アース製薬(株)では「食品原料でも効果が速く強い」と表示されていますが、私の感触では即効性ではありませんし、雨や散水などで容易に流れてしまうので使い方に工夫が必要です。

防除には「やさお酢」擬きの「防虫・駆除酢」を使い、殺虫殺菌剤として「カプリン酸グリセリル(ロハピ擬き)」を使うと良いと考えています。

自分で作ると前回述べたとおりとても安価に作れ、惜しげなく使用する事が出来、散布の際も防護は必要ないでしょう。

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食品原料由来の殺虫殺菌剤①

2024年07月16日 | 畑のはなし

天候不順のせいか今年は「ダニ」に翻弄されています。

ナスは手当が遅れて全滅、トマトやイチゴ、キウリも被害を受けています。

「ダニ太郎」や「オルトラン」等の薬剤はありますが、使いたく在りません。

ボームセンターの園芸コーナーで模索していたところアース製薬から販売されて居る「ロハピ」と云う殺虫殺菌剤と「やさお酢」と云う防除剤を見つけて買ってきました。

夫々1リットル入りで968円(税込)、共に食品原料で作られており、あらゆる虫の退治と「うどんこ病、灰カビ病」等に効果があるように表示されています。

使用回数制限もありませんし、2,3日おきに2週間程度噴霧するだけで増殖を1ヶ月程度抑える事が出来ると記載されていましたので、精力的に噴霧しました。

既に「葉ダニ」被害が出ていましたので「ロハピ」を中心に噴霧開始、「トマト」、「ナス」、「キウリ」、「ピーマン」、「パプリカ」、「大葉」、「ズッキーニ」等に積極的に噴霧していたら、あっという間にボトルがからになってしまいました。

1リットル約千円の農薬・防除剤ですので「食べる直前まで、無制限に使用可能」の言葉に乗せられ、使っていたら「農薬代」の下になってしまいます。

早急に対策を立てなくてはと思い、先ずはネットで「アース製薬」を検索、「農薬抄録」等の資料を入手しました。

 

《やさお酢の成分》

◎原材料/酢酸、甘味料(キシリトール)、調味料(アミノ酸)、乳化剤

◎有効成分/酢酸(酸度0.25%)

とありましたので、早速自己流で作ってみました。

◎原材料/穀物酢(ミツカン酢)500ml、酸度4.2%/869円

     キシリトール 10㌘/90円(250㌘入り750円)

     調味料(味の素)20㌘/63円(100㌘入り314円)

     乳化剤(グリセリン)20㎖/39円(500㎖入り973円

     水道水450㎖

此れで1000㎖の原液が出来ましたので、空になった「やさお酢」のボトルに水道水を1000㎖入れて、酸度0.25%になるように原液を注入して完成です。

これは「やさい防除酢」と名付けて防除に使用します。(タンクの表示ラベルの配合が若干違っていますがご容赦下さい。)

原液原価が1、061円/1000㎖で20~25㎖を希釈して使ったとした場合、ボトルあたり26円程度となり、これなら存分に防除として使えると思います。

 

《ロハピの成分》

アース製薬が発表している「農薬抄録」に依れば、「カプリン酸グリセリル(殺虫殺菌剤)」となっており、抄録の各所に企業秘密を意識してか、虫食い(空白)のところが在るが要は成分として次のとおり記されています。

◎成分/カプリン酸グリセリル(デカン酸グリセリル)/0.050%

    水・界面活性剤等/99.95%

1000㎖の殆どが水で僅かに「カプリン酸グリセリル」が入っているが、これは水に溶けないので乳化剤が必要だと云う事です。

Web上では「カプリン酸グリセリル」はヤシ油で此れを乳化させるのに「卵黄」を使って「ロハピ」もどきを作っていた方がいます。

しかし、卵黄では腐敗する恐れがあり保存に適さないと思われるので、「乳化剤」を探さなくてはなりません。

「ヤシ油」はグリセリンでは乳化しないと報告されていたので、然らば「卵黄」の主成分である「卵黄レシチン」が乳化させている(マヨネーズ作りと同じ)のだと考え「卵黄レシチン」が入手出来ないので代わりに「ヒマワリ液体レシチン」が売られていたので、早速注文しました。

ヤシ油は「日清オイリオMCTオイル」を使ってみます。

この殺虫殺菌剤は害虫の気門を塞く作用に加え、「うどんこ病」の分生子の収縮・発芽阻止や菌糸の成長抑制・細胞膜の破壊により殺虫殺菌効果が生じると考えられています。

「ヒマワリ液体レシチン」で「日清オイリオMCTオイル」を乳化できると、とても安価に作る事ができます。

◎原材料/「日清オイリオMCTオイル」0.5㌘/5円(90㌘/869円)

     乳化剤(ヒマワリ液体レシチン)3㎖/13円(473㎖入り2、096円)

     水道水997㎖

 

原液原価が18円/1000㎖程度となり、これならダニ撲滅のため強力な武器となりますね。

しかし、「乳化剤(ヒマワリ液体レシチン)」が米国からの輸入品になるため到着後実験をしなくてはならず、現在のところアース製薬から補充用を買わなくてはなりません。

乳化剤(ヒマワリ液体レシチン)」が米国から到着して、乳化試験を行いましたら、また報告させて戴きます。(つづく)

    

 

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黒花豆

2024年07月11日 | 畑のはなし

数日前から黒花豆に赤い花が沢山咲く様になり、このところその花びらが散り始めました。

良く見ると小さな「さや」が沢山付いています。

どうやら、「黒花豆」と隣の「インゲン」は豊作のようです。

隣の畝では「トウモロコシ」が受粉時期を迎えています。

今日の「夕焼け」はグラデーションがとても美しいです。

毎年、秋になると素晴らしい「夕焼け」が見られますが、この時期としては珍しいです。

穏やかな海面にも反射して、とても幻想的な景観となって居ます。

明日は家内が公休なので、今夜はこれから地元の居酒屋に出掛ける予定です。

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マメの誘引ネット

2024年06月12日 | 畑のはなし
一時期に比べ随分暖かくなって豆類の成長が著しくなってきたので、不織布のトンネルを外し誘引ネットを貼りました。
我が家の「誘引ネット」の貼り方は畝の中央に22㎜のパイプを3本立て、コーナージョイント で繋ぎます。





此処に花卉栽培農家から不要になった倒伏防止用の網を上のパイプから三角に掛けて下をU字番線、上をパッカーで止めます。
この編み目にマメの蔓が絡み、支えにして成長していきます。



早いもので「絹さや」などは白い花を付けています。



晩成型の「黒花豆」の赤い花も咲き始めており、今年は例年に比べ早いような気がしています。



ジャガイモも昨年に比べ茎の生長が今一つなのに既に花が咲き始めています。
写真が白っぽいのは不織布の上から写真を撮っているからです。







花壇では「水仙」に代わって「なでしこ」の花が咲き誇っており、同じ区域に植えている「イチゴ」は毎日食卓を飾っていますが、二人では食べきれないほど収穫があります。
「なでしこ」左側が「水仙」で我が家に春を告げる花の一つです。



「イチジク」の実も随分と膨らんできました。
枝の剪定の仕方が解らないので、ボウボウに伸びたままです。



今日は晴れて日差しも強く、海も穏やかです。





浜辺には「浜ひるがお」がピンクの花を咲かせています。











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水耕栽培・補植

2024年05月26日 | 畑のはなし
5/26 最近、我が家の食卓に並ぶサラダで使っている野菜の大部分は水耕栽培で育った物です。
ケール、サラダ菜、ルッコラ、リーフレタス、クレソンが収穫期を迎えています。



無農薬野菜を戴けるのはとても有難く、エグミも無いので美味しいですよ。
今朝、確認したら13株が収穫され根だけが残っていましたので、ここから「二毛作」の開始です。
「蕾立ち(とうたち)」し始めた「サラダ菜」が在ったので、根の発育を確認するため抜いてみました。



此れを含めて、今回補植するのは13株。
ウインター・ケール 1株
ルッコラ 3株
レタスミックス 4株
サラダ菜 2株
わさび菜 2株
クレソン 1株
液肥を浸したスポンジに苗の根を挟み、洗ったポットに入れて根をピンセットで底の穴から引っ張り出して納めます。



育苗床から同じ種類の野菜を採りスポンジで挟み専用ポットに入れて、空いた発泡スチロール・ボードの穴に移植します。





一月後には収穫出来るようになると思います。
播種・育苗床に残った苗は根が絡み合って成長が阻害されてきたので、残りは残念ながら廃棄して新たに播種します。

今日から液肥の濃度を少し上げてEC1.5にしました。
減った分だけこの液肥が追加され少しずつ上昇していきますので、野菜へのストレスは無いと思っています。
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水耕栽培/経過報告

2024年05月25日 | 畑のはなし
4/10に今シーズンの「水耕栽培」を始め、4/26苗床から専用ポットに移植して1ヶ月が経ちました。
既に葉物は毎日収獲して我が家の食卓を飾っていますし、「Vレタス」も結球が始まって来た様です。



全ての葉物が順調に生育してきています。



試しに「わさび菜」をポット毎取って、根の状態を確認してみました。



長さは1mにも成長していました。



液肥を「ハイポニカ」からより安価な「OATハウス」に変えたので心配して居ましたが、無難に推移して居ます。
現在まで4回、液肥を調合しリザーブ・タンクに投入し、総投入量は160Lです。



太陽光発電とバッテリーで稼働している水中ポンプもトラブル無く動いています。
葉が成長してくると養液の減りも多くなっていますが、自作の水位センサーのお陰で補水も正常に行われていて、手間が掛かりません。



水温は葉物用プールが14.3℃、トマト・ナス用パイプが13.7℃で密閉されているだけに若干低く推移して居ます。




補植用に取って置いた「育苗床」の葉物もすっかり大きくなりました。
これからは収穫した箇所へ補植のために使用し、「2毛作」の開始です。
収穫が終わるまで3~4毛作が可能と考えています。



此れも「水耕栽培」の特筆すべきところで、耕作や施肥、除草や害虫駆除等の作業がない分とても楽です。

パイプ栽培の方もトマトやナスに花芽が着いてきましたので、受粉は「電動歯ブラシ」の振動を利用して行います。



トマトは脇目を取り、ナスは2本仕立てにして居ます。



ナスの「2本立て」は「3本仕立て」に比べ平均果重・総収量に有意差が無く規格外収量が少ないとの研究報告が「2021年 道総研 花・野菜技術センター(滝川市)」からなされています。
当地で奨励されている「いちご栽培」での失敗・離農の話を聞く度に同じ施設を活用して「ナス栽培」を行ったらと思うのですが、いちご栽培で補助金を貰っていると舵を切る事は出来ないようです。
農業振興を推進されている方々にも知って戴きたい技術なのですが...。

オマケで植えた「白いいちご」も暴走気味にライナーが伸び、6鉢になりました。
此方は「ポット養液栽培」で、同じ液肥を使っています。
現在はEC1.2~1.3ですが、受粉後は濃度を上げてやらなければなりません。
ミネラル分の追加も必要ですね。







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