Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

収穫祭(ジャガイモ編)

2020年08月29日 | 畑のはなし
8/17はジャガイモの収穫祭を行いました。
植えていたジャガイモの種類は、メークイン・紅あかり・ノーザンルビー・ジャドークインの4種です。
4月初旬に種芋を植え込み、花が咲いた後、今や茎・葉がすっかり枯れ落ちてしまいました。
この様になると、収穫可能で晴れた日に収穫を行いました。
今年も白黒マルチの白面を表にして貼り、「土寄せ」をしなくても良いようにしてあります。
ジャガイモは比較的表土に近いところになるので「土寄せ」をしないと芋が緑色になってしまい、食べるのに適さないものとなってしまいます。
ジャガイモの芽や、光が当たって緑色になった皮部分には、ソラニンやチャコニン(カコニンとも云われる)が多く含まれているので、光を当てない事が大切です。
ソラニンやチャコニンは天然毒素の一種で、ジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれます。
これらを多く含むジャガイモを食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあり、急いで医師に診て貰わなければなりません。



剥がしたマルチの下にはジャガイモが露出しています。
緑の葉っぱは「エビイモ」ですが、期待したほど成長していません。



マルチのお陰で、土寄せをしていなくても「緑色」になっていません。
巻き取ったマルチは「秋まきカブ・大根」を植えるため、再利用します。



後はゴム手をして手掘りで収穫します。
土が軟らかいので、道具を使っての収穫はしなくても充分です。



こんなに連なって芋が収穫できます。



今年の全収穫は、このケースで4箱。
早速、娘やお隣、知人にお裾分けししました。
我が家でも4種全部を塩ゆでして食べましたが、ホクホクしてとても美味しいジャガイモが採れました。



小さなジャガイモも美味しく戴きます。
残りはとりあえず車庫で日光が当たらないように覆いをして保管します。
寒くなったら凍るので、風除室に移し不要になった毛布等で防寒し、翌年の初夏頃まで食べることが可能ですが、最初に述べたとおり芽が出てきたら終わりとなります。





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冬用オーニング

2020年08月26日 | メンテナンス・修理
昨日、天気予報では「曇り」だったので、「冬用オーニング型取」作業を行うべく、朝5時に起きてマリーナへ出かけました。
9時半に到着、「曇り」を期待して出かけてきたのに、ピーカンの快晴・無風状態。

※今回は写真がありません。
参考まで、前の艇に掛けていた写真をアップしています。


見る見る間に気温は上がり、キャビン内では既に30度越え、おまけに湿度がやけに高く65%を超えています。
額から汗がしたたり落ちる、途中のコンビニで麦茶などの熱中症対策飲料を5本、買ってきたけど足りないかも知れないと思いつつ、作業開始。
余りの蒸し暑さに隣のヤマハ31EXⅡのオーナーFさんから泣きが入ります。

私も汗だくになりながら、先ずはマスト前デッキのオーニング調整、バウ・パルピットからマストに向けてパイプ2本を20㎝ほど延長して取り付け。
続いて、オーニングを掛けてみると、サイズ的にも違和感はない模様、スタンション・サイドスティの位置に合わせスリットをカッターで入れ、カバーの垂れ具合を確認。



どうやらテント業者の手を煩わせる事無く何とかなりそうです。
続いて、マストより後方のオーニング調整の前に、メインセイルとスタックバッグを外します。



風か無いので先ずメインセイルを上げ、下げながらバテン・ワンラインリーフシステムのラインを外していきますが、目一杯メインセイルを引き上げた時に、マストトップに20~30センチ届いていないことに気づきました。
そういえば進水セーリングの際もマストトップまでメインセイルが届いて居ませんでしたが、調整不足かと思いやり過ごしておりました。
どうやらボルトロープが縮んでいるようです、その影響でラフが深くなり、きれいなセイルラインに成らない訳です。
機走ばかりで、帆走していないヨットにありがちな症状です。
早速、業者のRマリンに連絡、オフシーズに入ったらセイルメーカーさんに見て貰うこととなりました。
本当にRマリンさんは面倒見が良く、助かります。
ついでにワンライン・ツーポンリーフのラインのストッパーが無いことを告げると、此方も送って貰える事となり、本当に有り難いことです。
そんな理由で、思っても居なかったトラブルも見つかりましたが、改めてブームにオーニングを掛け調整を再開します。



こちらも大きな差異はなく、何と使用可能みたいです。
後は持ち帰って、スタンションやスタン・パルピットの位置に合わせ、スリットを入れ、ハトメを数カ所増やして完成となります。

当初は大がかりな改装を想像していたのですが、補修テープ貼付等の簡易な改修で終わりそうです。
今日は、サイズを合わせスタンションやパルピットの立ち位置に切れ目を入れたシートを持ち帰り、最低限の縫い合わせを業者さんにお願いし、切れ目スリット部の補強は自分で「テント補修テープ」を貼付します。
これらの作業は自宅の駐車場で行う予定です。
後日、テント業者さんに一部縫製のお願いの為、オーニングを持ち込んだところ、縫製代が1,600円(税別)、補修テープ代が15,200円(税別)と格安にして戴けました。(感謝です)

本格的な冬じまいは、「木枯らし1号」が吹いた後の風がない日を見計らって行います。
例年、10月中旬の予定で、翌年4月まで約半年の冬籠もりに入ります。
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いよいよ、進水です。

2020年08月23日 | セーリング
8/21~22日、1泊でマリーナへ夫婦で出かけました。
目的は総ての免許が下りたので、晴れて「進水式」を行うためです。
「進水式」と云っても、家族三人で御神酒を捧げ、今後の「安全航海」を祈るだけで、仰々しいセレモニーは新型コロナが蔓延している時勢に鑑み、自粛し家族だけでささやかに行いました。
8/21は船内外の掃除と船名の貼り付け作業を船首左右と船尾に行い、その日はホテルに宿泊、夕食は近くのステーキハウスで戴きました。
娘が飼い猫の世話があるため来られ無かったので、二人だけの食事となりました。
カウンターだけの小さなステーキハウスでしたが、とても美味しく楽しい時間を過ごせましたが、客は私たちだけで、此処でも「新型コロナ」の影響を感じました。





排水口にガムテープが貼ってあるのは、蜂に巣を作られるのを防止するためです。

翌朝は、9時にマリーナに到着。
出港の準備を行いながら、娘の到着を待ちます。
10時、家族が揃ったので、いよいよ「進水」です。
ささやかですが「御神酒」を献上し、安全航海を祈願、「忍路(おしょろ)沖」まで往復約4時間の初セーリングに出発です。
先ずはホイスト・クレーンで進水、その後一端岸壁に着岸、折しも入港係留中の「シーガル号」のオーナーさんから舫いを取って貰いました、有り難う御座いました。
その後、家内と娘を乗せ、再チェック後、離岸・出港です。
初めてのラットなので、始めはぎこちなくハーバーマスターの指導を受けての着岸でしたが、離岸・出港は一人で舫いを解き、スムーズに行う事が出来ました。
来客・見送りは一羽のカモメだけ。



沖合は風・波とも弱く、初心者には絶好のコンディションです。
先ずは「忍路」を目指し、舵を西北西に取ります。
珍しく太陽が傘を被っています。



途中、刺し網の海域を抜けたところでメイン・セールを上げ、艇を安定させます。



この辺は奇岩や海蝕洞窟が多く、「青の洞窟」見学等の観光船がひっきりなしに往来しています。
ビミニを展開しておりますが、コクピット内の日陰を求めてあっちへ、こっちへと移動しているのは家内と娘で、この後ろ姿は娘です。





ここ「オタモイ海岸」地区には昭和27年に大火により消滅した「オタモイ遊園地・龍宮閣」の跡地があり、未だに探索に訪れる人が多いそうですが、海上からはその施設跡を見ることが出来ます。



途中、カモメに菓子パンなどを与えて戯れ、14時に帰港しました。



まだまだ、調整が必要と思われる箇所がありますが、このヨットに乗り換えたお陰でセーリングの機会が増えそうです。
ヨットの艤装はおいおい紹介させて戴きます。




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無線局免許が下りました。

2020年08月15日 | 艤装
漸く、「無線局免許」が下り、「無線局免許状」が届きました。
7月13日に無線局免許の申請を行いましたが、艇の前所有者が「無線局廃止届」を行っていなかった事から、「保留」となってしまいました。
仲介業者のR社さんに連絡をとり、7月27日に漸く廃止届を提出して貰いました。
届出事項なのですぐに廃止処理が行われるかと思っていましたが、処理が完了したのが8月11日、漸く8月12日に「無線局免許状」が発行され、私の所へ届いたのが8月14日、随分時間が掛かって漸く認可されました。
「無線局免許」を受けないで無線機やレーダーを設置している事が海上保安庁の臨検で摘発されると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられ、前科者になってしまいます。
これで漸く「進水」させることが出来るようになりました。



国際VHF無線機は八重洲無線の「GX1100J(25W)」と携帯用に「HX851J(5W)」を設置。



レーダーは本多電子の「HR-7」に空中線「レドーム450mm」、之にカラー液晶プロッター「HE-8301-Di-Bo」を接続しています。





操舵席では風速・風力計、AISレシーバー、オートパイロットを設備して安全航行を補助しています。


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術後定期検診

2020年08月05日 | 療養日記
8月4日(火)、退院後、8ヶ月が過ぎ術後の診察を受けるため、札幌の病院へ行ってきました。
札幌市では連日「新型コロナ・ウイルス感染者」が出ているので、恐る恐るの通院でしたが、午前5時半に起床し6時半に車で出発。
家内が心配して「付き添いたい」と云ってくれていたのですが、診療所の方が忙しく休みが取れないので一人旅です。
札幌の病院までは高速経由で片道約3時間半の道のりです。
10時前には病院に到着、待合室は大勢の患者で混み合っています。
殆どの人が私と同年代か若しくはそれ以上の年配者です。
ここで「新型コロナ」に感染したら、全員重症化しそうな人たちです。
受付で初めての「健康保険高齢者受給者証」を提出、これで従来の3割負担から2割負担に変更されるはず、ちょっと得した気分です。
次に体温測定、36.5度でした。
続いて「検尿カップ」を受け取り、採尿を済ませ、検査室に提出、風通しの良さそうな処を見つけ着席、受診を待ちます。
予約してあったので20分程で受診する事が出来ました。
尿検査の結果は少し「糖」が出ているが、先ずは問題なしとの見解、最近の排尿状況を医師に報告し、PSA検査用に採血と膀胱の残尿エコー検査を受け、検査が出来るまで待合室で待機。
50分後に呼び出しがあり、受診室へ。
心配だったPSA値は 0.002 、医師から「この数値だと、先ずは前立腺癌が原因で死ぬことはないよ」と云われ、一安心です。
「検査報告書」で見る限り、特段悪いところはありませんでした。



医師から「今度は術後1年目になる11月に、胸部から骨盤までのCT検査と尿流量測定・残尿測定をしますよ」と云われ、3ヶ月後に再来するよう指示を受けました。



手術で尿道を2㎝ほど摘出しているので、尿道狭窄と云う合併症を発症、約2ヶ月間に渡り2週間に一度の物理的治療を受けました。
この治療は、細くなって排尿が困難になった尿道を拡張するため、尿道にプジーと云う金属の棒を差し込み、強引に裂くように拡張する、まるで拷問のような治療法です。
麻酔なしで行われるので強烈な痛みと出血があります。
最後には「先生、もう止めて下さい」と懇願して、治療を終了しました。
お陰で、若い頃の様に勢いはありませんが、年相応に排尿出来るまで回復し、現在に至っています。
冒頭に医師から「最近の排尿状況」を聞かれる所以は之にあります。



心配しながら出かけたのですが、帰りは安堵感一杯、調子に乗って小樽の祝津マリーナまでヨットを見に行って来ました。
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船台完成

2020年08月01日 | キャビン夜話
かねてから制作中だった「船台」が7/31にほぼ完成しましたとマリーナから連絡がありました。
船台本体の納品が7/21、その後、防錆ペイントを2度塗り、前後の船体受けやキール受け木部の製作・調整を終え、緩衝材のウレタンの形状を船底に合わせ、カバーを巻いて完成です。

木部製作・調整は材料となる角材を「くさび状」にカットし船底のカーブに合うよう接着していきます。



木部は直線的にカットするため、点で船底に接触する事となるため、此を修正し受け部全体で平均的に船底を支えられるよう、緩衝材としてウレタンをカットして隙間を埋めていきます。



最終調整し、しっかりと船底を支えられる様になりました。
欲を言えば、使用木材は「防腐剤注入材」を使えば良かったのですが、まあ此でも10年近くは持ちそうです。



仮船台は背が高く、長い梯子を掛け、恐る恐る上り下りしていましたので、これだけ低くなると安定性が増し、より安全になりました。
お隣(左)の「メフィストフェレス(アレリオン28)」とほぼ等しい高さとなりました。
後は備品保管箱を移設し、「冬用オーニング」の製作が残るだけとなりました、「『Brisa』で使用していたオーニングを手直したら」とテント業者から提案を受けましたので、近々「型取り」をして製作に着手する予定です。
これで、大部分の作業は終了です、早く試験帆走したいのですが、未だ「無線局免許」が降りていませんので、それを心待ちにしているところです。
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