Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

取残しのイモ

2024年12月10日 | 畑のはなし

今朝、ベランダから畑を眺めていたら、豆類を植えていた畝に取り残した「ジャガイモ」が数個。

寒さが本格化して地面にも霜柱がみられるようになり、取残されていた「ジャガイモ」は凍結しています。

此処はインゲンを植えていたところ、昨年春にロータリーを掛けた際に取り残された「小さなジャガイモ」が種芋になって大きくなったのでしょう。

残念ながら凍結しているので食する気にはなりません。

『畑で収穫し切れなかったジャガイモが、雪に覆われ埋もれ、雪の中でイモは凍ったり、融けたりを繰り返すうちに発酵し、春・雪融けの頃に雪と共に溶け出したイモを掘り起こし、皮をむき、つぶし、水を張った桶等で何度も洗うと、でんぷん質が沈殿するのでこれを漉して乾燥させて保存し、食べるときは保存したイモを水で戻し、練ったり搗いたりして、成型し、焼いて食べる。』と云うアイヌの料理方法があり、子供の頃近くに住んでいた口の周りに刺青があったアイヌの老婆が之で作ったイモ団子をご馳走してくれたが、不味くて食べられたものではなかった事を思い出しました。

アイヌの世界では「ポッチェイモ」というらしいが、私の住む町では「イモシト」と云われ「シト」は団子と云う意味らしい。

ジャガイモの原産地、ペルーでも似た料理方法があるらしいが、残念ながら作ってみようとは思わない代物です。

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復刻本の面白さ

2024年12月10日 | 私の本棚

最近、ひょんな事から俗に言われる「復刻版」と呼ばれる本を読んでいます。

一冊目は「菊池寛」が書いた「大衆明治史(国民版)」です。

菊池寛は1910 年第一高等学校に入学、1913年中退、後に京都大学英文科卒業、第一高等学校時代の旧友芥川龍之介、久米正雄らと『新思潮』を起し、『屋上の狂人』、『父帰る』、『時の氏神』などの戯曲を経て、『ゼラール中尉』『無名作家の日記』『忠直卿行状記』『恩讐の彼方に』『藤十郎の恋』など小説を次々に発表して認められました。

競馬が好きだったらしく文豪仲間と一緒に競馬を楽しむ姿が記録に残っています。

「日本競馬読本」と云う指南書も書かれており部類の馬好きだった文豪ですが、「東京優駿(日本ダービー)」の優勝馬主だけは夢で終わったのですが、菊池寛を尊敬していた大映の社長がダービー馬の馬主になれる可能性を予感し菊池寛が馬名の冠に使っていた「トキノ」に続いて「夢が実る」から「ミノル」をつけて「トキノミノル」が登録されたのです。

この馬は三石村本桐(現新ひだか町)の「本桐牧場」で生産されたサラブレッドで10戦無敗を誇った名馬なのです。

そんな縁があって「大衆明治史(国民版)」をkindleで読んでいます。

もう一冊は「海の二千六百年史(高須芳次郎著)」で巻頭には「愛すべきかな海の日本、讃うべきかな海の日本、海は日本の生命線だ、海に活躍し海に雄飛せよ。」と序され、始まる歴史書の復刻版です。

共に戦後GHQによって廃棄された本ですが、いまNHKで再放送されている「坂の上の雲」に誘発され読み始めました。

全部読み切っていませんので、詳しい感想を述べる事は憚りますが、陸地の戦闘では多くの民間人を膜込む事が多いのに比べ海での戦闘は軍人同士の戦いが大部分ですので戦後に残る遺恨は違うのかと思います。

この後は「天工開物(1969年初版/平凡社)」を読もうと計画しています。

「本が死ぬところ暴力が生まれる」と云う1998年に発行された本がありますが、今まさに多発しているSNS等による強盗被害等は本書に書かれている「識字の衰退と跋扈(ばっこ)する暴力」と云う言葉に共感しています。

75歳を目前にして老眼鏡を掛けつつも読書を続けていかなくてはと猛省する昨今ですが、一気読みや長い時間の読書は全く出来なくなりました。

 

                        」

 

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母さん猫「にゃんちゃんママ」肺水腫発症

2024年12月04日 | にゃんちゃん一家

11月に入ってから、「にゃんちゃんママ」の呼吸に異常を来たし、妙に「ゼイゼイ・ゴホゴホ」云うようになりました。

最初の頃は「風邪」でも引いたかと思い、近いうちにクリニックへ連れて行こうかと話していたところ、徐々に苦しそうな呼吸をするようになり、尿の回数や量も減ってきたので心配になり11/14、急患扱いで診察をして貰いました。

この日は「X線検査、エコー検査、血液検査」を受け、抗生剤、利尿剤等の注射と点滴を受けました。

エコー検査では膀胱に残尿はないものの大量の結晶が尿検査で見つかりました。

肺は白く不鮮明のところがあり、水が溜まっているらしく「肺水腫」の疑いが濃厚となりました。

結構なビビり猫なので入院によるストレス増加を避ける為、病院も近いので通院で治療する事になりました。

この日から11/16、11/20、11/21、11/22、11/23、11/24、11/25、11/28、12/5と通院し、投薬・注射・点滴と治療が続きました。

過去には診察室で大暴れした事があり、看護師さん達も警戒して居ましたが、流石に具合が悪いせいか、この間は大人しくまるで「借りてきた猫」のように静かに治療を受けていました。

後半から食欲も出て来て、減っていた体重も戻って来ましたが、こうなると病院に連れて行くためにキャリー・ケースを出してくると家の中を逃げ回り大変でした。

尿を採ることが出来なくなってしまったので、「結晶」の状態は確認できませんが、X線写真で見る限り肺の部分はとても綺麗になり、完治が近いと云われました。

あと8日間ほどテオフィリン100㎎錠とベラフロックス15㎎錠は飲み続けなければなりませんが、体調に変化が無ければ通院の必要は無いと診断を受け、ホットしています。

一時は死ぬのでは無いかと心配しましたが、今ではストーブの前に敷いた座布団の上で、「へそ天」で寝ています。

ちなみに、この間の治療費合計は97、017円となりました。

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