今朝、ベランダから畑を眺めていたら、豆類を植えていた畝に取り残した「ジャガイモ」が数個。
寒さが本格化して地面にも霜柱がみられるようになり、取残されていた「ジャガイモ」は凍結しています。
此処はインゲンを植えていたところ、昨年春にロータリーを掛けた際に取り残された「小さなジャガイモ」が種芋になって大きくなったのでしょう。
残念ながら凍結しているので食する気にはなりません。
『畑で収穫し切れなかったジャガイモが、雪に覆われ埋もれ、雪の中でイモは凍ったり、融けたりを繰り返すうちに発酵し、春・雪融けの頃に雪と共に溶け出したイモを掘り起こし、皮をむき、つぶし、水を張った桶等で何度も洗うと、でんぷん質が沈殿するのでこれを漉して乾燥させて保存し、食べるときは保存したイモを水で戻し、練ったり搗いたりして、成型し、焼いて食べる。』と云うアイヌの料理方法があり、子供の頃近くに住んでいた口の周りに刺青があったアイヌの老婆が之で作ったイモ団子をご馳走してくれたが、不味くて食べられたものではなかった事を思い出しました。
アイヌの世界では「ポッチェイモ」というらしいが、私の住む町では「イモシト」と云われ「シト」は団子と云う意味らしい。
ジャガイモの原産地、ペルーでも似た料理方法があるらしいが、残念ながら作ってみようとは思わない代物です。