2024/10/13・21の両日、愛艇の冬囲いを行うため13日は家内と21日は一人で小樽・祝津マリーナへ行って来ました。
13日はメイン・セイルを下ろし、ブーム・カバーを外した後にビミニ(コクピット用日除け)を外してバックスティにビミニ用のステンバイブを結束バンドで縛り付けます。
夏用のオーニングやビミニ、ブームカバーはその場で畳むことが出来ましたが、風がやや強くなってきたためメインセイルは自宅に持ち帰り畳むことにして、冬用オーニングの骨組みを組み立てます。
骨組みは22㎜のビニール・ハウス用鋼管を組んで、その上から防水テント地のカバーを掛けます。
先ずは船首から、マストに木製の抱き柱を立てて船首へ鋼管二本を並列にして棟を作ります。
続いて、ブームからキッカー(ブームが下がるのを防止する支え)を外し、コクピットのラット前に設置したブーム受柱(木製・自作)にブームを載せます。
後はブームから左右に梁を付けて骨組みは完成です。
梁はブームに対して3カ所設置、マスト側から2カ所は下の部分で連結し、冬期間の強風で位置がずれないようにしてあります。
3番目の梁は「マスト受けの柱」から後部パルピットに連結して柱の倒伏防止を兼ねて固定しています。
ここで昼食タイム、いつもの通りマリーナの食堂で家内は「海鮮丼」、私は「ラーメン」を美味しく頂きました。
食後の珈琲は店内が立込んで出来たので紙コップに入れて貰い、ヨットへ戻り一服です。
骨組みも完成、後はシートを掛けて船台に止めるだけとなりましたので今日の作業はこれて終わりにしました。
21日は一人で出掛け、組み上がっている骨組みにシートを掛けていきます。
先ずは船首用のシートをマストに留め、船首へ張ってから左右に振り分けて行きます。
続いて、マストから船尾にかけてシートを張りますが、此れが結構な力仕事になります。
此方も左右に振り分けた後、二枚のシートをハトメ穴を利用して結束バンドで繋いで行きます。
シートが罹った船上を移動するので滑り落ちないように慎重に作業を進めます。
今年はライフラインに掴まりながら移動して居ましたが、歳のせいで足腰が弱ってきたので来年からは「ハーネス」を使って落下しないようにしたいと思ってます。
継ぎ接ぎだらけのシートですが、隣のヨットを格納整備のため来ていた業者に聞いたところ新調すると50~70万円位は掛かるとの事なので、継ぎ接ぎしながら大切に使って行こうと思います。
船首の空いている部分はこのオーニングが「Ro260(初代Brisa・26Feet)/スペイン・ロナウチカ造船製」用に製作したので長さが2Feet程短い為に寸足らずになって出来たもので、雪は多少吹き込みますがそのまま使っています。
隣の観光ボート(青の洞窟)は既に冬囲いを終えていました。
次シーズンは4月から、冬囲いを解いた後、始動点検整備・船体洗浄・ワックス掛け・船台塗装と作業が待っています。
大きな修理は概ね終わっていますので、春先からセーリングを楽しめると期待しています。
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