Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

どちら派ですか?

2017年03月30日 | キャビン夜話
夕食のおかずは、「フライ」です。
ボタンエビとビーフのフライが食卓に並びました。



我が家では、「フライ」の日は、中濃ソースとウスターソースが一緒に並びます。
家内はトンカツ・ソース派、それも広島の「おたふくソース」、私は安いイカリの「ウスターソース」。



カレーにも、このウスターソースをかけて戴きますし、とんかつに添えられたキャベツの千切りにもウスターソース。
いつもここでちょっとした言葉のやり取りが...。

「どうして何にでもウスターソースをそんなにかけるの?
「昔から、カレーやキャベツにはウスターソースをかけていたから

「信じられない

私はカレーに「目玉焼き」をトッピングして食べている人がいますが、こちらの方が信じられません。
ましてや何にでも「マヨネーズ」をかける事などは、私にとって「論外」なのです。

この世で最も苦手な食べ物もの「北海道郷土料理の三平汁」味噌味ならなんとか食べられますが、塩味はいけません。
「さかな系の汁物」は、すべからく苦手、さかな以外では「ホッキ貝」もだめな食べ物です。

それで居て「くさや」や「鮫カレイの切り込み漬(麹漬け)」、「ほやの塩から」、「フジツボ」は大丈夫。
「鮭の血合いの塩から」や「鮭の氷頭(ひず)」は論外、ダメですね。
生まれ育ったところが違うと、食べ物も随分と異なり、「似ているが異なもの」は各地にありますよね。
たとえば「広島お好み焼き」と「月島のもんじゃ焼き」、「大阪たこ焼き」と「神戸の明石焼き」など。

「おたふくソース」の歴史は「ウスターソース」から始まったと「おたふくソースのHP」に書いてありました。

http://www.otafuku.co.jp/laboratory/okonomi/sauce01.html

この日、家内の「ひみつ」を見つけました。
実は自分の車庫にあるスチール書架にワインをこっそり隠していたのです。
すきなワインを買ってきては、此処に貯め込んでいました。
写真はその事実を発見した時のものです。
「ここは天然のワインクーラーで、すごく良い場所」なんだそうです。

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アルツハイマー型認知症

2017年03月15日 | 老々介護の日々
母が「アルツハイマー型認知症」との診断され、「イクセロン・パツチ」の投薬を受け13.5mgまできたが、「かぶれ」が辛いと云うようになってきたので、主治医と相談の上、「アリセプトD錠」と云うのみ薬に切り替えて貰いました。
この薬は脳の働きを改善し、認知症症状の進行を抑えるらしく、3・5・10mgの3種があり段階的に単位を上げて行くとの事。
既に中間の5mgの投与を受けて久しいが、効果が余りないような感じがしたので、主治医にその旨を申し出たら、単位を上げるか若しくは「アリセプトD錠」と一緒に服用できる「メマリー」と云う錠剤があるが、副作用として「幻聴・幻覚」が出る恐れがあり、家族で相談してくれと云われました。
母は既に数年前から「幻聴・幻覚」の症状が見受けられたので、これ以上悪化したら面倒が見きれないとの結論から、投薬は現状維持にしました。
家内も病院では「療養病棟」に勤務しており、「認知症」の患者と日々接していることから、私も私なりに調べようと思い、ネット検索していると「水をたくさん飲めば。ボケは寄りつかない」と云う新書を見つけました。



この本は国際医療福祉大学大学院の教授である「竹内孝仁」さんが書いたもので講談社から発刊されています。
この著書の中で竹内教授は「1日1500ccの水を飲むこと、これが何より、認知症の予防と治療になる」と述べられています。
「せん妄や不眠など、夜に活発になる症状の原因は、ほとんど脱水によるものだ」とも述べられています。
そういえば、2月に体調を崩して救急外来で治療を受けた際も、担当医は検査の結果「脱水症状」だと診断されました。
それから毎日1500ccの水を飲んで貰おうと、いろんな方法を試みていますが、老人(93歳)にこの量の水を飲ませることは容易なことではありません。
油断していると、日中、水を飲まなく、夜になって軽い脱水症状に陥り、具合が悪いと訴えてきます。
夜間は「OS-1」のゼリータイプを与えると、症状が改善してきます。

毎日がこの様な事の繰り返しで、出掛けることもままなりません。

「しら爺」は家内の応援を受け、老体にむち打って毎日戦っているのです。



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ケール

2017年03月09日 | 畑のはなし
親しくしている研究者から「ケール」の栽培データーと収穫物が2種類送られてきました。



そもそも「ケール」とは、

別名を「ハゴロモカンラン([英]Kale [学名]Brassica oleracea L. var. acephala DC.)と云います。

ケールは地中海原産とされるアブラナ科の植物で、キャベツの変種、緑葉カンラン、羽衣カンランなどと呼ばれる事もあるそうです。
家庭でも栽培可能な野菜ですが、農作物としては若い葉が「青汁」などに使用されています。
青汁には、ビタミン群、ミネラル類、酵素類、葉緑素、各種フラボノイドを多く含んでおり、ケールの中国語名は「葉牡丹」と云うのだそうです。
健康食品として、「生活習慣病の予防に効果がある」などと云われていますが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータが見当たらないと国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)のホームページには書いてあります。

健康食品メーカーが「ケールの青汁」とPRした事もあり、健康食品としてのイメージが定着し、生鮮野菜として葉が1枚、80円、キロ換算で、約4000円/kgもする超高級野菜ですが、今まで食べた事はありませんでした。

私の「家庭菜園兼栽培試験圃場」では、アブラナ科の植物を何種か栽培していますが、害虫防除で手間が掛かるイメージが定着していて、積極的に植えたい植物ではありません。
比較的害虫被害が少ない「ルッコラ」は家内が植えて、食べるのが追いつかずジャングル状態にしています。

その他代表的な「アブラナ科」野菜としては、白菜、大根、キャベツ、ブロッコリー、水菜がありますが、最近ではロマネスコも人気があるようです。
しかし、油断をするとコナガ、アブラムシ類、アオムシ、ヨトウムシ類の食害にあって、あっという間にボロボロに食いちぎられてしまいます。
生で食べる機会が多い野菜なので、余り防除もしたくなく、手間が掛かる野菜なのです。

べと病、黒腐病、萎黄病など病害もあります。

今回の研究は、病害虫が活動しない「冬期間」に無農薬で育てることが出来ないかと云うテーマで行われ、良い成果が得られたとの事。

「ホウレンソウ」の寒締め栽培のように、無加温ビニールハウス栽培の可能性について、豪雪・極寒地で試験を実施、-8℃程度まで気温が下がる環境下でも十分な成長が確認されました。
ケールはアブラナ科野菜の原種に近いこともあって、相当強そうです。
収穫された茎葉はBrix糖度で13~14%もあることが確認されました。

この結果から、8月下旬播種、9月下旬定植、11~3月茎葉摘み取り収穫・出荷というサイクルが可能で、冬期間の閑散期に「無加温野菜栽培」という新たな展開が可能なので、早速、北海道大学との共同研究による園芸作物の品種改良(スクリーニング)を行っている種子メーカーの「ペジョー・ジャパン(本社:オランダ、北大ビジネス・スプリング)」に種子提供をお願いしたところ、緑と紫のケール種子を1000粒送ってきました。
そんなに栽培する圃場がないので、数粒で良かったのに...(残りは、冷蔵庫で保管します)。



送られてきた「ケールの茎葉」は家内が一生懸命料理して、その日の夕食は「ケールまつり」となりました。



ケールのシーザーズ・サラダ、こなごのケール・チャーハン、ケールの牛肉炒め(写真から抜けています)、ケールと油揚げの味噌汁、ケールのオリーブオイル・チップス、ケールのスムージー等6品、みんな旨かったけれど、好みだったのは「スムージー」と「ケールのオリーブオイル・チップス」、これはケールの茎葉にオリーブオイルをかけて、オーブンで焼いたもの、塩を振りかけて食べました。
カリカリして美味しく、酒のつまみにも合いそうです。

外の雪の中でキンキンに冷えた、スパークリング・ワインも食卓に色を添えます。



こんな冷やし方が出来るのは、北海道ならではと家内は自己満足の世界に浸っていました。
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冬に逆戻り

2017年03月08日 | キャビン夜話
3月6日夕方から降り出した雪で一面銀世界に逆戻りしてしまいました。
夕食後二人で雪かきを始めたものの、掻いた後から直ぐに真っ白になるほどの降り方。
おまけに湿気を含んだ雪で重く、悪戦苦闘。
10時過ぎに漸く終わりましたが、相変わらず雪は未だに降り続いています。
しょうがないので、玄関先に融雪剤「塩カル」をタップリ撒いて撤退です。

翌朝、やっぱり一面の銀世界。



今朝は会社の雪掻きもしなくてはと思い、普段より早めに起床したので、玄関前だけを除雪し、後は家内(今日は休み)に任せて出勤です。



7時前と云うのに、皆さん除雪に精を出しています。
会社には既に出勤した方々が盛んに除雪作業を行っています。
私も「雪かき」を持って、作業に加わります。
大部分はショベルローダーで除雪しますが、細かなところは手作業となり、この部分も結構多いのです。



1時間ほどで除雪し終えましたが、昨夜から3回目の雪かきで仕事前にすっかり疲れ切ってしまいました。

こんなに苦労して除雪したのに、日中、気温が上がり雪も溶けて露呈したアスファルトがすっかり乾く程です。

寒さも真冬ほど厳しくありません。

春が直ぐそこまで来ているようです。

ネコヤナギが膨らみ、福寿草やふきのとうが顔を出すのも、もうすぐです

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夏用オーニングの修理

2017年03月06日 | メンテナンス・修理
夏用オーニングが相当傷んできていたので、昨年末に神戸の「ゆうこうマリン」さんへ修理に出していました。

修理依頼内容は、

①バウ(船首)部分の延長
②メインシート部のファスナー取替
③すり切れた部分の補修



雪解け迄で良いからと依頼時に伝えておいたのですが、思いの外、早く出来上がり、今日(3/6)届きました。
バウ部分を延長したところは、生地が新しいので色が違っていますが、これはどうしようもありません。
生地はよく使われる「サンブレラ」と同じで「シー・スター」と云うアクリル生地で紫外線に強く通気性がありながらも高い防水性を有すると云う高品質な生地です。
1メートルあたり2500円もする代物です。

写真では全体像がわかりにくいのですが、手前が船首側で中央にある丸い穴にマストを通します。
船首側に「バウハッチ」という採光・換気用のハッチがありますが、これがアクリル板で出来ており、長年紫外線に晒されていると劣化してクラックだらけになってしまいます。
それを防ぐため、延長して貰いました。

オーニングを掛ける際はマスト用の穴から左側に全開ファスナーが付けてあるので、これを明けて使用します。

また、更にその後方にももう一つ穴が開けてありますが、こちらはメインシートを通すためのものです。
こちらも全開ファスナーが船尾に向けて付けてあります。

言葉で説明しても、なかなか難しいのでオーニングを掛けたら、写真を撮ってきます。
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結婚記念日

2017年03月05日 | キャビン夜話
3月3日は我々夫婦の結婚記念日です。
随分前から「どこかへ食事に出掛けよう」と云われて居ましたが、結局、自宅でゆっくり夕食を楽しむ事となりました。
献立は「白老牛のステーキ」、「あさりのガーリック風味の酒蒸し」、「ドライトマトのピザ」。
二人とも、年のせいか食が細くなってきたので、これでも十分すぎるくらいです。
乾杯は「クリュッグ・グランド・キュヴェ」と云うシャンパーニュ、これはマリーナで親しくお付き合いさせて戴いている「メフィストフェレス」と言う船名のデイセーラー(アレリオン28)のオーナーから戴いた高級シャンパンで、家内がこの日のために大切にしていたものです。
前のヨットの船名は「ファウスト」、そして今度はこの名前、ゲーテの戯曲シリーズです。
ちなみに、私は「風」シリーズで、前のヨットの船名は「ReraⅢ(アイヌ語で風と云う意味)」今のヨットは「Brisa(スペイン語でそよ風)」です。
下戸の私には分からないが、相当な名品であるらしい、マリーナでプレゼントされた際には、「感激!一度飲んでみたかった」と云って抱きかかえるようにして大切に持ち帰ったものです。



シャンパングラスに注いだときにも「この泡の音が天使のささやき」と云うんだと感激した様子で話していました。
「メフィストフェレス」から戴いたシャンパンが「天使のささやき」を囁いているのは何とも不思議な取り合わせ、乾杯して一口、口に含んだときは、さすがに口当たりが良く、家内の手作り料理も一段と美味しく感じました。
これからも健康でこの日を祝えるように祈って美味しい食事を戴きました。

しかし、余りの口当たりの良さにつられ、ついグイグイやってしまったので食事が終わる頃には酔っ払ってしまい、ダウン。
ヒンシュクを買ってしまいました。


 
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はじめまして

2017年03月02日 | キャビン夜話


ようやく、ブログの概観が出来ました。

今まで、ブログを書こうと思いつつも、なかなか手に付かず無駄に月日が経過していましたが、やっと、スタートを切る事が出来ました。

ホームポートは小樽市にある「祝津マリーナ」、ここは全て上架保管なので船の管理等がとても楽ですし、小さなマリーナなので雰囲気がアットホームで和気藹々にヨットライフを満喫できます。

マリーナ正面には「旧茨木家中出張番屋」があり、周辺には「おたる水族館」や「小樽市鰊御殿」、「小樽貴賓館(旧青山別邸)」等があります。
まつり等のイベントも沢山行われており、「祝津おさかな市」、「祝津にしん祭り」では新鮮な魚介類を安価で買う事が出来る他、会場では、無料で戴いた鰊をその場で焼いて食べる事も出来ます。
近くの高島漁港で開催される「しゃこまつり」などは、全国で此処だけのイベントで、大勢の方で賑わいって居ます。



特に9月第1土曜日に開催される「祝津花火大会」にはマリーナのあちらこちらでバーベキューを楽しむメンバーが見受けられます。
酔う毎に、グラス片手にグループを訪問し合い、花火大会が開催される頃には、すっかり出来上がっているメンバーもいます。
翌日は「祝津カップ」というヨットレースが開催され、短いヨットシーズンも終盤となります。

都会のマリーナと違い、しゃれたレストランやカフェテラス等は在りませんが魚料理が旨い家庭的な食堂があり、船に泊まったときにはここで美味しい和朝食を戴く事が出来ます。

セーリング期間は4月~10月までの7ヶ月ほどで、本州のように1年を通してセーリングを楽しむ事は出来ません。
豪雪地帯なので11月には積雪対策用のオーニングを掛け、ウォーター・ロック等水が循環するところへ不凍液を注入し、清水タンクや配水管から水を抜きバッテリーを外し、3月末あたりまで冬ごもりとなりますが、冬期間もマリーナ側で見回ってくれますので安心していられます。



それでも、数回は雪下ろしにマリーナへ出かけますが、これも楽しみの一つとなっています。
4月には「安航祈願」を行いお祓いを受け、シーズンインとなりますが、本格的な活動はゴールデン・ウィークに入ってからですね。

春先、石狩湾沖から眺める山々は白く残雪が残り、麓の木々の緑とのコントラストがすばらしく、私の大好きな景色です。

一年を通じて観光客が多く、スケールは違いますが、雰囲気としては湘南・江ノ島の「江ノ島ヨットハーバー」と似ているかも知れません。
小樽は家内共々大好きな街なので、ここでヨットライフを楽しめる事はとても幸せですが、二人で出かけると年老いた母が寂しがるので、なかなか思うようにマリーナへ出かけられません。

年老いた母(大正13年生まれ)と3人暮らしの「よれよれセイラー」です。

徒然なるままに、思いついた事を書いて行きたいと思っています。
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