Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

十勝・芽室まで

2020年09月23日 | お出かけ日記
帯広に隣接する「芽室(めむろ)」まで、日帰りで行ってきました。
朝7時半に家を出て、野塚トンネルを経由、虫類から帯広・広尾自動車道を芽室・帯広インターまでまっしぐら。



十勝圏に入ると景色が変わります、広い十勝平野では大規模な畑が広がり、大型農業機械が大活躍です。
遠くに林の様に見えるのは「長いも畑」で、これもメリクロン技術の成果です。



農場に勤務していた頃、組織培養による「ウイルス・フリー」の技術を習得するため、十勝農業協同組合連合会・農産化学研究所で研究員の方から指導を受けた事があります。
組合員でもない私の申し出に丁寧に指導をしてくれたお礼とご挨拶に伺ったわけです。
当時私は「ニンニク栽培」を次の作付計画にあげ、ウイルス・フリーの株を育てる技術として「メリクロン技術」の導入を図るべく、同研究所に依頼をしましたところ、「技術を指導してあげるから、自分でやってみては」との提案を受け、修練のため通った経緯があります。



結局、「メリクロン技術」は習得できたものの、育成栽培で軌道に乗せることが出来ず、計画は頓挫してしまいました。
しかし、技術を身につけられた経験は大きく、その後のネットワークづくりに大いに役立ちました。
用務を終えた後は、家内が行きたがっていたパン屋「帯広・満寿屋商店 麦音店(ますや・むぎおと)」で昼食です。



初めての訪問でしたが、「帯広ビート博物館」に隣接している、このパン屋は結構有名らしく新型コロナの影響もあってか、入場制限がされていました。
売店でパンを買って、庭園で食べることが出来ます。
休日のせいか、子供連れの客が多く賑わっていました。
此処には犬を連れた客もいて、それらの犬がマーキングしている芝で子供たちが遊んでいて、食事もしているという不思議なところでした。



入り口や庭園には古い自動車がオブジェの様に展示されていて、私たちもこの一角で買い求めたパンで昼食を戴きました。







トイレも汚れていたし、ごみ箱もゴミが溢れていたのは残念でした。

帰りはイトーヨーカドーで買い物に付き合い、秋物のアウターを若干購入、店内を歩いていたら帯広らしい広告を発見。





流石、スケート王国の帯広。
更に道路が凍結する北国ならではの対策「スパイク」、ここならではの広告を見て写真を撮っていたら、近くにいた老夫婦が不思議そうな顔をして私たちを見ていました。

帰りに、いつもお世話になっているN牧場のTさんご夫妻にお土産の「麦音のパン」を届けて帰宅しました。
疲れたけれど、天気に恵まれたドライブでした。
Tさん夫妻から、雪が降る前に「トムラウシ温泉」に行こうと誘われています。





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母との面会

2020年09月20日 | 老々介護の日々
今年の今年の3月にサ高住・入所者への面会が禁止され、半年が経過しました。
それまでは毎週日曜日に夫婦で母を訪ね、部屋等の掃除をしたり足の浮腫をとるマッサージや化粧をしたりして一緒にお茶を飲み、近況を話す事を楽しみにしていましたが、「新型コロナ」が全国的にも蔓延し、緊急事態宣言が北海道にも出され、家族と云えども施設内に入ることが禁止されました。
そんな事から、毎週日曜日に日用品や菓子・飲み物等を届ける事は欠かさず行ってきましたが、面会は依然として許されずにおりました。
今年の6月からは、その規制も若干緩和され平日のみ管内に住む家族に限り、ラウンジで20分間だけ会えるようになりました。
7月からは北海道内在住の家族にも会えるように、更に緩和され今日に至っております。
しかしながら、共働きで日曜日以外に時間が取れない、私たちのような家族は依然として面会することが出来ないで居ましたが、このところ介護担当者の方が車椅子に乗った母を玄関まで連れてきてくれるようになり、漸く会えるようになりました。
会えると云っても、ドアのガラス越しで戸を開けて手を握ったりすることは出来ませんが、それでも母の表情からある程度健康状態を察する事が出来、感謝しています。
施設に入居したのが平成30年5月でしたから、2年4ヶ月が過ぎました。
入居した際はトラブルが絶えませんでしたが、この1年間は漸く落ち着いて、三度の食事も食べられるようになったようですし、お話しする友達も出来たようです。
入居当初、責任者の方から「此処での生活に慣れるまで1年位掛かる方も居ますよ」と聞いていたので、他の方より時間を要したかなぁと云った感じです。
しかし、何故、面会出来なくなったかとの理由については余り理解が出来ておらず、最初の頃は「家族に捨てられた」と云った感じだったと聞いていました。
今回は、大好きな「バナナ」と初物の「ミカン」、「秋物の長袖のセーター」を持って行ったところ、とても嬉しそうな表情をしていました。
ガラス越しの面会も僅かな時間なので、毎回、近況を綴った「手紙」を添えています。
目が悪いので文字を読むことは難しいかも知れないので、介護係の方に「手の空いた時に読んであげて下さい」とお願いして渡しています。
その手紙も既に24通になりました。
今年の6月に96歳になり、痴呆症も進んできているようです。
このところ失禁の回数も増えてきていると聞いており、徐々に機能の低下が進んでいるのを感じますが大きな病気をしないで元気に生涯を全う出来るように願っています。
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何か、おかしい

2020年09月17日 | どうぶつ日記
昨日(9/16)、庭の餌台を見ていたら、なんとなく様子がおかしいスズメが一羽居ました。
今年の春に生まれたスズメらしく、以前は餌台におなかを付けて寝ている様子が確認できていましたが、安心しきって居眠りをしていると思っておりましたが、どうも様子がおかしいと思い、観察していました。
どうやら、羽か足の具合が悪いようです。(写真右のスズメ)



遠くに飛んでいけないようで、この餌台が唯一の食べ物を得られる場所かも知れないと思うようになりました。
他のスズメのように長く立っていられ無いようで、腹ばいになって餌を食べています。(中央のスズメ)



(右奥のスズメ)


(中央のスズメ)


今日もやって来たので、望遠レンズを使って、その姿を撮影してみましたが、やっぱおかしい様です。
このスズメのためにも、餌を切らせないようにしてあげるつもりです。(手前のスズメ)



(負けるな、チュン公!)


冬に向かって大変だろうけど。元気で乗り切ってほしいものです。

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インゲン豆の収穫

2020年09月17日 | 畑のはなし
一昨日(9/15)、久し振りに晴れたので「インゲン豆」の収穫をしました。
「インゲン」と「モロッコインゲン」そして僅かながら「つるなしインゲン」の3種類です。
畝に鉄管を立て、花卉用のネット(15㎝角)を掛け、之に弦を誘引しながら育てています。
かつては「イボ竹」を使っていましたが、強風で倒れたり、収穫がしづらかったりしたので数年前から此の方式に変えました。
誘引は「トマトの紐用誘引クリップ」を使ってネットに止めています。



まだ花が残っている茎や実もあったので、それらは残しての収穫です。







収穫量はこの通り、家族で食べる分としては充分です。
充分に乾燥させた後で中の豆を取り出します。
今年も美味しい「煮豆」を食べられそうです。
若いインゲンは時折「煮物」にして食べておりましたので、2度目の楽しみになります。

去年、ネズミに食べられてしまった「枝豆」は、然したる被害も無く、収穫できています。
収穫したての「枝豆」はとても美味しいですよ。



8/17に収穫した「ジャガイモ」の後畝には秋植えの大根やカブを植えましたが、随分大きくなりました。



辛み大根の「黒大根」は二毛作です。
葉物野菜もスクスクと成長しています。



「ズッキーニ」もまだ収穫可能ですよ。
今年も食べきれないくらいに収穫できました。



隣の花畑では「菊」や「アスター」、「ダリア」が満開を迎えておりますので、お彼岸には仏前に飾ることが出来るでしょう。



隣の空き地には、秋になると道路沿線に良く咲いている「薄紫色の菊のような花」が満開を迎えていますが、我が敷地内では見つけるとすぐに抜き取っています。
名前は解らないけど、多分「外来種」でしょう。



このところ夜に窓を開けると「波の音」と共に「虫の音」が聞こえてくるようになり、秋を感じさせてくれます。

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メインセイルが上がりきらない

2020年09月14日 | メンテナンス・修理
先日(8/22)、初めてのセイリングを家族で行った際の報告で「何箇所か調整する必要がある」と申し上げましたが、一番が「メイン・セイル」をトップまで上げられないと云う事です。
定置網エリアを抜けたところで、家内と娘にメイン・セイルを上げるように指示したのですが、ウインチを力一杯回してもマストトップまで上がらず、きれいなセイルカーブを作れず、風をきれいに流せない状態です。
マリーナに帰港して上架した後に、隣のベテラン・オーナーであるFさんに相談したところ「セイルの伸び・縮みはあり得る事」でセイル・メーカーへの相談する事を勧められました。
早速、お世話になっているノース・セールさんに相談し、調べて貰うため現物を送りました。
設計上のセイル・プランは下記の通りです。



私が実測したところリーフが9.13m、フットが3.28mだったので、設計上のセイル・プランに比べ、リーフで△32㎝、フットで△10㎝と縮んでいる事が判明しました。
之では、メイン・セイルが袋状になり、如何にフルバテンでもきれいなセイルカーブは出来ません。
ボルト・ロープを入れ替える方法で修理できますが、セイル自体の伸び・縮みもあるだろうから、根本的な解決は難しいと思われます。
船歴も24年弱になり、経年劣化を考えると、作り替えるのも選択肢の一つと考えています。
その場合、セイル・プランサイズの通りとし、フットはルーズに変更、フット・ボルト ロープの影響を極力避け、雨水等の排水も容易に出来るように改良するつもりです。
問題はバテンで、現在はフルバテンですがセイル・メーカーからはレギュラー・バテンで提案が来ています。
理由は、セイル全体の重量が軽くなり、シングル・ハンドでの取扱が楽で値段が安く上がると云う点です。
スタック・バッグへの収まりもスムーズに出来るとメーカーは云っています。
確かに微風ではフルバテンの方がセイルのバタつきも少なく、セイル・カーブも楽に出せるのですが、それほど繊細なセイル・コントロールを必要としていないので、レギュラー・バテンでも良いかと考えています。
来年の4月にマリーナが営業開始する迄に新しいセイルが出来てくる予定です。



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