アメリカの詩人 ホイットマンの詩集「草の葉」は世界で有名。
そのホイットマン研究家 カ-ビナ-博士の興味深いお話し。
「詩集「草の葉」が、版を重ねるたびに手直しされたことは有名だが
さらに表紙の色も、著者の意向で初版は「緑」、次は赤茶、最終盤は
褐色にかえられていた」と。
「緑」は30代半ばの著者自身の力強い生命を、赤茶は迫りくる南北戦争で
流されるであろう兵士の血を、褐色は晩年の心を映し出していたという。
常に時代を敏感に察知し生涯をかけて民衆の心に語り掛けた詩人。
偉大な人というの、は民衆の味方です。
そして、「民衆の大地」程、強い物は無いと思っています。