日産自動車の会長兼代表取締役のカルロス・ゴ-ン氏。この度、不祥事を起こし
逮捕される相です。報酬を50億円以上少なく申告し、また会社の資金を
不正に個人に流用したのです。億という報酬の世界にいたカルロス氏、
欲という汚い生命に支配されました。
”地位”と”お金”という二つの物を手にすると、何かが肉体の中に入って
全人格を狂わしてしまう-------と、何かの本で読みました。
まさしくそれがカルロス・ゴ-ン氏です。
「終わり悪ければすべて悪し」積み上げてきた善はすべて消えてなくなります。
これは悪い見本です。こうあってはならないという事です。
せめて私達は、人として誇りある人生を歩いていきたいものです。
演出家 蜷川氏が亡くなられてから久しい。
氏は高齢者の演劇団体を作りました。-----しかし、志半ばで旅立ってしまった蜷川氏。
どんなにか、心残りであったでしょう。それを、若い演出家が後を引きつぎました。
バトンタッチしたのです。舞台の参加募集をしたところ700人以上の人が集まり、
埼玉芸術劇場で‟病は気から”の舞台となったのです。みんな元気です。
歳を重ねる事は素敵な事。終活は実りが有ります。
人生捨てたものでは有りません。
最後の最後の瞬間まで輝いて生きて参りましょう。
フランス パリのオランジュリー美術館には「モネの睡蓮」が
常設されています。世界のどれ程の人達がこの睡蓮から「癒しの心」を
与えられた事でしよう。この睡蓮はモネの危機と自信喪失の経験の上の
成功です。そして、と最後の試練は74歳の時です。奥様と長男を相次いで
失うのです。 そして、自身も白内障で視力は衰えています。
その苦しみの先で完成したのがこの「睡蓮」です。
何事も、苦しみ困難の土台の上に傑作が生まれるのです。
それが人生の方程式と思います。
ユダヤ人大虐殺「ホロコース」から80年。その実行責任者アドルフアイヒマン。
彼が裁判で主張したのは「命令」に忠実に従っただけと。
何百万人もの命を奪った男が裁判で見せたのは自分の頭で善悪を判断しない姿。
ある哲学者はその思考の欠如に衝撃を受けています。
ホロコースから学ぶ教訓は大きいです。その一つが善を為す 勇気の大切さです。
「心の差別の壁」ほど恐ろしい物はありません。
人間の善を信じ平和の砦を築いていこうではありませんか。
第1次大戦から100年。時は流れました。
今、私達は其の愚かしい戦争から何かを学ばねばならないと思うのです。
過去からん学ぶのです。今の若者たちは何も知らないのです。
フランスでは小学校から教育の中に”戦争”をとりあげているのです。
国家レベルで戦争から学ぶプロジェクトが動いています。
戦没者のお墓に行き歴史の話を聞き手を合わせるのです。
林の中の塹壕を見て、そこで戦士達の心を学ぶのです。
其の事が心のリレ－です。
日本でも国家レベルで”戦争の教育”を取り上げるべきではないでしょうか。
そう思うのは私一人ではないと思うのですが--------。
安部首相とロシアのプーチン大統領はシンガポールで通訳を交えての
2人だけの会談をしました。1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を
加速させる事で合意と。安部首相は四島返還の前提をくずさず歯舞群島と
色丹島の二島の引き渡しの先行の狙いがある様です。
首相は 「次の時代に先送りする事なく私とプーチン大統領の手で、
必ず終止符を打つと言う強い意志を共有した」と。
それでこそ、選ばれた世界の指導者のやるべき責任と思います。
投手と打者の二刀流。凄い人が日本から出たものです。
二桁勝利、二桁本塁打を達成したのです。そして、最優秀新人選手に
えらばれました。日本人としては4人目、二刀流での受賞は史上初となると。
社会人野球の選手だったお父様。お母様はバドミントン選手だった相です。
スポーツに理解ある家庭に育ち、小学校から野球を始めていた大谷選手。
いつも笑っている笑顔が本当に素敵。何処まで未来の山を登っていくでしょう。
これからが楽しみです。 頑張れ、頑張れ！大谷選手。
来月の12月1日から9日迄の9日間秋季皇居乾通り一般公開が実施されます。
この乾通り一般公開は平成26年の天皇陛下傘寿を記念して実施されました。
それが好評だったので毎年桜の時期と紅葉の時期に実施されています。
この春の参加者は39855人だった相です。
美しい紅葉のもとでの散策ーーーー癒やしの時を与えてくれます。
平成の最後の行事。来年は新しい元号です。
平成の乾通りの紅葉の思い出を作るのも如何な物でしょう。
11月11日は第一次大戦終結から丁度100年目。
60ケ國の首脳達がパリの凱旋門に集まり記念式典が行われました。
マクロン大統領は「愛國主義はナショナリズムと正反対のものだ」
と演説しました。「アメリカファースト」のトランプ大統領は
どう受け止めるでしよう。多くの犠牲者を出した歴史から学ぶ時
何を感じなければならないでしよう。地球と言う小さな🌏惑星に住む
地球人ーーーーー。天罰が 宇宙からくだされています。
今こそ、良い知恵、平和になる知恵が生まれるべきと思います。
「人生とは生きた様にしか死ねない」なんと厳しい言葉でしよう。
人生の後半の時に、戸惑わない様に準備しなければなりません。
退職の十年ほど前から、自分自身のの発見との準備をしなければ
ならない相です。目的観を持って、いただいた人生に感謝し
人の為にに生きるーーーーーー。そう考えれば人生とは深い意味を
与えてくれます。年齢ではありません。考えの心にあると思います。
貴方の人生、私の人生に乾杯致しましよう。
