滝口順平さんお別れ会

なんといっても、あのナレーションの圧倒的な個性にかなう人などいないでしょう…

滝口順平さんの「ぶらり途中下車の旅」

日本中のお茶の間に、楽しく温かな雰囲気を届けたあのお声は、今でも耳に残っています


思えば、順平さんと初めてお目にかかったのは、30年以上前の事です

笑うと眉が八の字になって、とても優しい笑顔の先輩でした

でも、お仕事では厳しくて、スタジオで若手を叱って下さった事も、遠い昔話として思い出します


今、スタジオで先輩が若手を叱るなんて事、なくなってしまいましたからね…

寂しいです


今宵のお別れ会は、大先輩からのお言葉の数々に、笑って涙して…の、とてもよい会でした

順平さんのお人柄に、思いを致しました

あらためて、心置きなくあちらの世界をエンジョイなさって下さいね

順平さん、長い間、お疲れさまでした

ありがとうございました

てんびん座の会

私は、ご存知のお方もござりましょうが、射手座です

でも、今宵は、てんびん座の会にお呼ばれしてまいりました

アンパンマンで音楽を担当していらっしゃる先生のお宅で

吉例となっておりますパーティ　

先生は、お料理がとっても御上手

アシスタントのゆりちゃんが、手作り料理の素敵なブログをつづっていらっしゃいますが、

そのお料理が、素晴らしいバラエティで

今宵も、たらふく頂きいました

先生は、とっても人を大切になさる方なんですねー

その方のお気持ちをしっかり支えて下さるのです

いいなぁ

私も、良い出会いを頂いて、ますます、頑張らなくっちゃって感じです

あんまり楽しくて笑い過ぎて、写真撮るの忘れちゃいました

幸せのおすそわけ

イタリアの結婚式で、皆に配る、幸せのおすそわけを、

私もいただきました

友人の娘さんが、めでたく結婚

小さい時から知っていて、よく、家の息子と兄弟で遊びまわっていたから

なんだか、私も感無量です

ああ～～～

しあわせになって欲しい…

今、何処の国も色々と大変な時代

だけど、頑張っている若者たちは沢山いて

皆、一生懸命

どうか、彼らの未来が、素晴らしいものになりますように…


そして、私たちも、しあわせのおすそ分け頂いて

この先、穏やかに、温かく、平和に、暮らしていけたらいいなぁ～と

まるで、ご隠居のように思ったりしておりますが…

なあに

若者よりも、バリバリにガンガンに走り回っている今

まだまだ落ち着いてなどいられない


ああ～、時間がうまくいかなくて、イタリアの結婚式には行けなかったけど

遊びにいくからねぇ～～

高城淳一さん

面倒見の良い方でした

最後まで、カッコいい、おじさまでした

ゴルフが好きで、お酒が好きで、人と話す事が好きで…

色んな事を教えて下さいました


ロコ企画の稽古場にも、おいで下さいました

「良い仕事してるな、ロコ」

あの時言って下さったお言葉は、大切にしています


俳優としても、演出家としても、俳優活動家としても

いつも、一生懸命な方でした

素晴らしい作品を、創られました


今度こそ、本当にお別れする時が来てしまいましたね

今日のお顔は、最後の最後まで、カッコ良かったです


ありがとうございました

本当に、色々と、ありがとうございました

高城淳一先輩

長い間、お疲れ様でした


…さようなら…


合掌…

想い出の一つです

相継ぐ訃報

とてもお世話になった弁護士の先生が旅立たれた

何度も、大病を乗り越え

自動車事故を乗り越え

まるで、不死身のように、よみがえった方だった

今回も、きっとそうだろうと、どこかで思っていたが

そうはいかなかったということだ


色々な事を教えて頂いた

私の親も、私の息子も、お世話になった

新しい事を教えて頂き、新しい出会いも与えて頂いた


別れは、実に寂しい

まだまだ、教えて頂きたい事があったように思う

でも、先生に教えて頂いた世の中の事を

これからもしっかり見て行こうと思う


生きていくことは、こうやって多くの方々とのお別れを繰り返して行くことでもある

毎回、毎回、その、一期一会を大事に生きていくことしか　解決方法はなさそうだ


相継ぐ訃報に、心が乱れる

お別れ

可愛い後輩が、旅立ってしまいました

いつも元気で、愛らしい声で話す人でした

「ロコさぁ～～～ん」

と、私と会うと、いつも、「さ」とも「しゃ」ともつかないような甘えた呼び方で呼んでくれました

あの声が、今でも聞こえてきそうです


スキー場でバッタリ会ったこともありました

いろんな話をしました

お仕事も沢山して、良い作品を、一杯残してくれました

スタッフからも愛されて…


でも、命は終わる時が来るのですね

病魔は、人の命を脅かします

皆に、日頃から気をつけるように、言ってくれているようです


悲しいけれど、お別れしなければなりません

そして、今、生きている私たちが、日々をしっかり生きて行かなくては…


今年は、本当に色々な事がおこります

生きていることの意味を、今こそ、きちんと自覚したいと思います


私よりも、１０年以上若かった

私は

私たちは

これからの命を、どう、生きていくのか

日々、一歩一歩踏みしめる足跡で、示して行きたいです


ともこちゃん、お疲れ様でした・・・

母になった日

もう、何十年も前の事ですが

昨日は、私が、母になった日です

私の人生で、自分が生まれた事と同じ位、大切な日だと思っています

語りだせば、一晩でも語り続けるほどの、多くの思いがあります

私を、生涯、人として恥ずかしくない生き方をするよう自覚させてくれたり

命が、どれほど素晴らしいかを、思い知らせてくれたり

心を込めて愛する幸せを感じたり

また、どんなに辛くても、絶対に逃げては行けない事や

自分の思い通りになんかならない事や

健康が、いかに大切か

などなど…

理屈じゃなく、肌で感じる人間でいられるのは、母になったからだと、つくづく思います

今年は、大震災があったし、感慨もひとしおです

今、こうしていられることを、感謝するばかりです

母

おかげさまで、母は、元気です

大正の終わりに生まれて、昭和を丸ごと生きて、平成をさらに重ねている

そんな母でさえ、今回の震災は

「生まれて初めて」

だそうで…


色々と世の中に起きるよしなしごとを経て

その母が、文字通り晩年に経験した震災は

母にとってどんなものであったのかと思います


それでも、いたって元気

やはり、元気だからこそ、ここまで生き延びてきたのでしょうね


中々、ゆっくり話す時間もなくて

言葉が以前より上手く出てこなくなった母との会話は

時間もかかるし、心の余裕も必要ですし…


ただ、最近、本当によく考えることは

「生きる」

っていうこと


はっきり言って、意味、とか、意義、とか

そんな事じゃなくて　「生きる」こと

毎日、目が覚めて、起きて、学んだり働いたり遊んだり休んだりして

夜、横になって眠って…

…そういう、毎日の繰り返しを、とにかく続けていくことが、実は

一番大事なんじゃないかって


歌にありますが、「生きてりゃ、いいさ」っていう感じ


意味や、意義は、あとからついて来るよ


花は、だた咲いているだけなのに、皆の心を慰め励ましてくれる

あなたも、ただ生きているだけで、きっと、誰かを励まし勇気づけているんだよ


母は、今、昔の大忙しから一変、時間をたっぷり持って

何もせずに過しています

でもきっと、そのことにも、大事な何かがあるんじゃないかなぁ～って…

「生きる」ことの、残す何かがあるんじゃないかなぁって…


そう、長い年月を生きている母を見て

色～～～～んな事を思う中に、思ってみる、私です

田原アルノ先輩と朴ろ美ちゃんと・・・

今日は、ご紹介するのは、先輩の田原アルノさんと、可愛い後輩の朴璐美ちゃん


田原アルノさんとの出会いは、劇団時代ですから、３０年以上前

舞台での共演も、何度もさせて頂きましたし

芝居のあれこれも、随分教えて頂きました

こだわりの役づくりは、今でも、よく覚えています


朴璐美ちゃんは、もう、皆さんもよくご存じ

ユニークで個性的な朴ちゃんは、今や八面六臂の大活躍

素敵なお店もやってます

舞台に、スタジオに、一生懸命で、えらいなぁと思います


お二人とも、スタジオでも、随分ご一緒させて頂いています


これからも、どうぞ、よろしくお願いしますね

石丸博也先輩です

私の所属している、ぷろだくしょんバオバブには

素敵な先輩が沢山いらっしゃいます

ずっと長い事、バオバブにいる私にとっては

同じ事務所で、ずっと長いおつきあいです

今日は、その中で、先日収録をご一緒させて頂いた

石丸博也さんをご紹介　

写真の撮り方が、上手くなくて、ごめんなさい


もう、皆さんよくご存じの、ジャッキー・チェンを始め

色々なキャラクターの声を演っていらっしゃいます


石丸さんは、昔から、若手に対して理解のある先輩でした

厳しい先輩が、厳しい一言を言っても

そのあとで、フォローをして下さるような…

さりげない優しさが、本当にありがたいというか


昔は、先輩の中に新人ひとり、っていうスタジオが、殆どでしたから


これからも、色々と教えて頂きたいです

上原美優さん

きっと、どうにもならないほどの事があったのでしょう

もう、夢も希望も感じられないような事が…

まだまだ、若い、健康そうな上原さんが、なぜ…

本当に、残念でなりません


大変な中、一生懸命頑張って生きてきたそうですね


いつも笑顔で、元気一杯で…

良く考えてこたえているインタビューの様子など見ると

上原さんが、命の大切さも、家族の大切さも、よく知っていたろうと言う事がわかります

きっと、頭では考え切れない事が、あったのでしょうね


でも…

でもね…


生きたくても生きられなかった何万もの命が失なわれたばかり…

やっぱり、しんじゃいけないよ


実家に帰ればよかったのかな

笑顔ばかりじゃなくて、時には、泣いても良かったのかな

何でも聞いてあげられる誰かが、居てあげたらよかったのかな


もう、一度亡くしてしまった命は、二度と戻りません

本当に残念です


何か、耐えられないほど大変な事があったら

逃げなさい

隠れなさい

やめなさい

何処かに旅に出てもいい


たったひとつの命、なくしたらもったいない

２０代の若い身空で…

今夜休めば、明日は、必ずやって来るから…


５０歳、６０歳になったら、絶対今と違うものが見えるはずだから…

母の日

今日は、母の日でしたね

私、嬉しい事に、息子から、カーネーションの鉢をもらいました

とてもきれいな、ピンク色

彼はどんな気持ちでこの鉢を買ってくれたのでしょう

花屋さんで、花を買うなんて、照れくさいだろうに…


もうすっかりおとなになった息子

この子が生まれた時のことは、はっきりと覚えています

色んな事がありました

本当に、色んな、色んな事が…

命をかけたチャレンジも、何度か乗り越えました


そうやって、ひとつひとつ、母親になって来たんだと思います。


毎年、母の日がある訳ですが、今年は、一層重みのある日です

様々な思いを重ねて、感謝の気持ちでいっぱいの、私です

夢を・・・

ふとした時に、人とのつながりが、大きな喜びに…

…そんなひと時を、持たせて頂きました


この大震災のあと、私たち実演家は、それぞれの立場で色々な事を考えながら

今を、過しています


舞台を延期したところ

実際に公演にふみ切ったけれど、途中で打ち切らざるを得なかったところ

スタジオ収録がとんで、そのあと追いで大変だったもの

収録をしたけれど、中止になり、お蔵になったもの


その大変な時期から、今、少しずつ動き出し

まだまだ、中々　というものもありますが

通常の日々に、戻りつつあるところも、結構あるようです


…そんなことを、大きく、しっかりとらえて

進むべき道を話してくれた、大切な若手のお仲間との

実に充実した時間がそれです


そして、この写真にあるように　羽の飾りのついた



こういう網目のある



そう　ドリーム・キャッチャーを　頂きました


私の大切な夢を、この網目がしっかりキャッチしてくれます

そして、いらないものは、この網の隙間からすっと通り過ぎて、私には残りません

大切な夢は、羽の上に滴の玉ように転がり、朝日とともに天に昇華していく…

なんて、素敵なんでしょう


この発想は、きっと、多くの困難を乗り越えてきた、アメリカ先住民の人たちの知恵なのでしょうね

いいことしか知らない訳じゃない

つらい事を乗り越えてきた、底力が、生みだしたもののように思えます


そうだ

進もう


素敵なひと時と、このプレゼントに、ホッと心が温かくなった　私です

やっぱり　人って、最高です

「ジンジャー・ファミリー」

以前、「ジンジャーの青春日記」というレギュラー番組を演っていました

私はジンジャーのママ、ロイス役

外国アニメ作品で、中々、リアルな中学生日記って感じで

ユーモアたっぷりな中にも、家族の事、学校の事、友達関係、流行、事件等々…

中々、濃い内容で、とってもおもしろい作品でした


もう、番組の収録が終わって何年か経つんですが

その時の音響担当だったフレンドが、今、アメリカでさらなる勉学中

年に１度くらい、帰国して、その時に、集まっている女子の会がありまして…


今回も、その予定で居たのですが、この地震で、もう諦めておりました


がしかし


昨日、急に、万端整いまして、メンバーが集まる事が出来ました

本当に、急な声かけで、４人のメンバーが、会えちゃった

皆、忙しいのに、夜ちょっと遅めの時間にセッティングして


いやぁ～～

やっぱり良いですね～

本当に、懐かしかったです


このところ、ちょいと、落ち込んでも居たので、元気をもらいました


終電ぎりぎりまで話し込んで、明日には帰国するフレンドとも、旧交を温めて…

また、皆、たたかいの日々に戻るべく、帰宅いたしました


世の中、大分空いてますね

それでも、少しずつ、日常を取り戻してきてはいるようですが

帰りの電車も、タクシーも、お店も

いつもより、空いてる感じです


確かに、様々な経済が　停滞気味な様子…

元気なところは、元気にしていた方が良いのは、確かなのでしょう


何だか、色んな事を考えてしまう、今日この頃…


私は、様々な思いやりを忘れずに

やっぱり　元気溌剌でいるつもりです

素敵な出会い

今日、素晴らしい出会いの機会を頂きました

ディズニー映画　「ハイスクール・ミュージカル」のモニーク・コールマンさん

彼女が、国連の「ユース・チャンピオン」として日本に訪れ尚美を訪問

学生の皆さんにお話しをして下さり

また、質問に答えて下さいました

ダンス学科の皆さんの、素晴らしいダンス・パフォーマンスに

「ワンダフル」

そして、世界各国を回っているからこそのお話に

私も、感動してしまいました

「先進国と開発途上国は、若者が目指すものを実現出来るかどうかは同じではないし、

そこで生活している人の顔は同じに見えないけれど

何かを目指している若者の表情は、同じに感じます」


国連の方のお話では、モニークさんは既に、

フィリピン、バングラデシュ、中国などの若者に会いに行っているそうです


学生「尊敬する人は、誰ですか？」

モニークさん「多くの人を助けたり、多くの人のためになったりする仕事をしているけれど

有名になったり、大きく取り上げられたりしていない人を、尊敬します。

例えば、看護婦さんとか、教師とか…」

学生「あなたにとって、ダンスとはなんですか？」

モニークさん「う～～ん…何か、言葉にできないものを表現する…

自分の中にあるものを、全身で伝える…そういうものだと思っています」


ひとつひとつ、真剣に考えてこたえるその姿は、彼女が誠意ある賢明な人である事を

しっかり伝えていました


学生「夢を実現するって、どうすることだと思いますか？」

モニークさん「他の人が怖かったり勇気が出なかったり大変だったりする事を

自分が思い切ってやってみることだと思います。でも、自分は怖くない大変じゃないという事ではありません。

それを出来た人が、夢をかなえる事が出来るんだと思います」


そして、彼女が学生時代に経験した辛い出来事を話してくれた時には、をとても感動して涙が出ました


そして、皆でダンスを踊って、元気一杯に笑いあって

多くの若者に勇気と力をくれました


さすがに、「ユース・チャンピオン」

人間性も素晴らし方です

きっと、世界中の若者たちが、彼女の素晴らしさに感動し、明日への希望をもらうことでしょう


今日頂けた、出会いに、心から感謝します