ちびにゃんこ～

ついに、ついに、ついにーーー

私は、ちびにゃんこの信頼を得ることができたのです

初めて、撫でさせてくれました

きゃー　うれしい～～～

この子は、我が家の庭に、生後1ヶ月くらいの小さい小さい時にやってきました

のらで生まれたと見えて

ほんの小さな　ふわふわの子にゃん子だったのに

人の姿を見たら　すっ飛んで逃げていました

こんな小さいのに、保護してあげなきゃ　助からない…

と思って、随分いろいろと　試みたんですが

人の姿を　チラとでも見ようものなら

猫のくせに脱兎のごとく　逃げていくばかり

「まあ　8月だから　寒さでやられることはないし、大丈夫でしょう」と

我が家の家族も、自分たちで自分たちを　落ち着かせて

ハラハラドキドキ見守っていました

大きな雄猫にでもやられたら、一発で　ひとたまりもないくらいの赤ちゃんでした

赤ちゃん用のミルクから

すりつぶしたお魚

次第に離乳食…等々

次々と、お庭に、出しておいてあげて

遠巻きに、見守るしかありませんでした


以前から、我が家のお庭を　マイホームとしている

黒猫のおばさんが居て　その通称クロちゃんが、

ちびにゃんこをだっこして寝て上げているようでしたし


チャー君も　良く面倒見て上げているようでしたから

何とか、守られていたのでしょうね


それでも、のらの血は濃くて

中々懐いてくれません

それからもう、二年以上が経ったというのに　ちっとも寄って来てくれない…

もう、だめかなぁ～

半分　あきらめていた矢先　ちょっとおっかなびっくりでしたが

いつものように、朝、ご挨拶に来て朝ごはんを食べている

ちびにゃん子に、手をそっと出して撫でてみると…



ついに

ついに　私は、ちびにゃん子を撫でる事が出来ました

やったね

これからは、もっともっと、慣れてくれたらいいなあ～


そして、去勢手術を　受けておかなきゃね


はあぁー、信頼を勝ち得るには　本当にたゆまぬ努力が必要なんですね