知らせというのは、いつも突然やってきます
朝早くになった電話は、叔父の急逝を知らせるものでした
昨日から今日にかけて
父の故郷でもある叔父の所に、行ってきました
どなたでもそうでしょうが、突然に仕事をお休みさせていただくのは中々大変です
どうしてもだめな事もありますが
今回は、お陰さまで時間がとれまして
ご理解頂けた色々な方々の優しさ、温かさをしみじみと感じながら
家族がそれぞれにひねり出した時間を大切に使うべく
落ち合って高速に飛び乗りました
夜遅くにお通夜の席に到着
こちらの方とは違い、一晩中おまいりが出来る斎場でした
そもそもお通夜とはそういうものでしたよね
親族がお線香を絶やさずに、亡き人のそばで一夜を過ごす・・・
そして、その間に、色々な想い出話をしたりなどして
久しぶりに再会した親族が、近況を語り合う・・・
叔父は、静かに横になっていました
そこの地域の慣習では
お通夜のときは、故人は白い布を顔にかけ、横になっているのです
叔父の顔を見た時、始めにおもわず出た言葉は
「ありかとう」でした
本当にお世話になった叔父さんでした
小さいころから色々な折に
都会の暮らししか知らない私たち兄弟に
田舎の色々な遊びお教えてくれました
大きなバッタを見てびっくりしたり、とんぼをとりにいったり・・・
そしてそれは、私の息子にも受け継がれ
田舎のない息子の、田舎の家になってくれました
息子にとって叔父は通称「とんぼのおじさん」
私もそうだったように、息子も物心ついたころから
「とんぼのおじさん」に、それはお世話になったものでした
今頃、兄弟である父や他の伯父伯母たちと
むこうで再会している事でしょう
もう、向こうの方が住人が多くなってしまいました
それでも、間違いなく叔父たちの意思は受け継がれ
私ももちろん、次世代、次々世代が
大いに人生を謳歌して行くのです
叔父や父の世代は、まさに激動の時代でした
大正から昭和に変わり
戦争も経験し
ラジオやテレビが登場し
あれよあれよという間に、電気釜、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ・・・
今や家庭に、コンピューターが普通にある時代です
印刷技術の進歩も 自動車の普及も
何もかもが 信じられないくらい大きく変動した時代だったのではないでしょうか
そんな時代をしっかり生きて
不器用に 武骨に がんばって来た叔父たち世代
もしかしたら、今、一番忙しいと言っている私達世代は
ちょっと立ち止まって
叔父たちの世代に 温かい目を向ける事を
今改めて、思い出すべきなのかもしれません
今日、朝、納棺して山の中にある火葬場に行き
荼毘にふしてから、告別式が執り行われました
その後、会席の場で何年ぶりに再開した親戚が
様々な近況や心情を語り合い
あわただしい中にも、温かく
悲しい中にも、懐かしい
優しい時間を過ごす事が出来ました
やはり、今浮かぶ言葉も同じです
「おじさん、ありがとう・・・」
私も、これからの時間 大切に生きていきますからね・・・
「本当に、色々と ありがとうございました」
朝早くになった電話は、叔父の急逝を知らせるものでした
昨日から今日にかけて
父の故郷でもある叔父の所に、行ってきました
どなたでもそうでしょうが、突然に仕事をお休みさせていただくのは中々大変です
どうしてもだめな事もありますが
今回は、お陰さまで時間がとれまして
ご理解頂けた色々な方々の優しさ、温かさをしみじみと感じながら
家族がそれぞれにひねり出した時間を大切に使うべく
落ち合って高速に飛び乗りました
夜遅くにお通夜の席に到着
こちらの方とは違い、一晩中おまいりが出来る斎場でした
そもそもお通夜とはそういうものでしたよね
親族がお線香を絶やさずに、亡き人のそばで一夜を過ごす・・・
そして、その間に、色々な想い出話をしたりなどして
久しぶりに再会した親族が、近況を語り合う・・・
叔父は、静かに横になっていました
そこの地域の慣習では
お通夜のときは、故人は白い布を顔にかけ、横になっているのです
叔父の顔を見た時、始めにおもわず出た言葉は
「ありかとう」でした
本当にお世話になった叔父さんでした
小さいころから色々な折に
都会の暮らししか知らない私たち兄弟に
田舎の色々な遊びお教えてくれました
大きなバッタを見てびっくりしたり、とんぼをとりにいったり・・・
そしてそれは、私の息子にも受け継がれ
田舎のない息子の、田舎の家になってくれました
息子にとって叔父は通称「とんぼのおじさん」
私もそうだったように、息子も物心ついたころから
「とんぼのおじさん」に、それはお世話になったものでした
今頃、兄弟である父や他の伯父伯母たちと
むこうで再会している事でしょう
もう、向こうの方が住人が多くなってしまいました
それでも、間違いなく叔父たちの意思は受け継がれ
私ももちろん、次世代、次々世代が
大いに人生を謳歌して行くのです
叔父や父の世代は、まさに激動の時代でした
大正から昭和に変わり
戦争も経験し
ラジオやテレビが登場し
あれよあれよという間に、電気釜、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ・・・
今や家庭に、コンピューターが普通にある時代です
印刷技術の進歩も 自動車の普及も
何もかもが 信じられないくらい大きく変動した時代だったのではないでしょうか
そんな時代をしっかり生きて
不器用に 武骨に がんばって来た叔父たち世代
もしかしたら、今、一番忙しいと言っている私達世代は
ちょっと立ち止まって
叔父たちの世代に 温かい目を向ける事を
今改めて、思い出すべきなのかもしれません
今日、朝、納棺して山の中にある火葬場に行き
荼毘にふしてから、告別式が執り行われました
その後、会席の場で何年ぶりに再開した親戚が
様々な近況や心情を語り合い
あわただしい中にも、温かく
悲しい中にも、懐かしい
優しい時間を過ごす事が出来ました
やはり、今浮かぶ言葉も同じです
「おじさん、ありがとう・・・」
私も、これからの時間 大切に生きていきますからね・・・
「本当に、色々と ありがとうございました」