はい!滝沢ロコです!

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モナリザの微笑

2011年11月26日 | ザッツ・エンターテイメント 感想他
実は、私は、絵画鑑賞も大好きでして…

普段は分刻みで動いているので、中々、美術館にも行けないのですが

旅行に行った時には、必ず、美術館三昧の時間を作っております


この写真は、ご存知、名画「モナリザ」

レオナルド・ダ・ビンチが、生涯手放さなかったという絵画です

この絵を観たことのある方々は、どんな事を思われたでしょうか…


日本にも来たことがありましたね

あの時は、結局時間がとれなくて、行かれなかったのですが

あの人の多さには、ちょっと…とも思っておりました


ルーブルは、とにかく広いし、色々入り組んでいるので、モナリザにたどり着くのは結構大変ですが

自然にたどり着いた感じで、観てまいりました


比較的あちこちに分散して人がいる中で

それでも、モナリザの部屋には、多めの人がいたとは思います

ただ、日本のあの人の多さには、遠~~~~~~~~く及ばない

静かに、観る事が出来ました


今まで、ご覧になった皆さん

どう思われましたか 


私の第一印象は・・・

地味

小さい


そして、改めて、あれが人に見せるためにかかれたのではないのだという説に、納得

色づかいも、丁寧ですが、暗い…

強い感情をこめて描かれたとは、私に思えず

むしろ、丁寧に丁寧に、大事に大事に、心の奥の自分と会話するように…

何だか、そんな気持ちで描かれたように感じました


その小さなモナリザを、レオナルドは、どんな思いで描き眺めていたのか

「矯めつ眇めつ」、という言葉がありますが、何かそんな感じ…


さらに、この絵画が、あまりにも有名になっている現実に

私は、レオナルドの凄さと言うか、底力というか、本当の実力と言うか

何か、そんなものを感じたのです

だって、そのすぐ近くには、気が変になるくらいドでかく派手な有名絵画が沢山並んでいるんだもの

それらにも勝って、このモナリザが、世界の人の注目を浴びるのには

やはり、流行りだけではない何かがあるんじゃないかと…


この絵をじっと見ていたら

何だか、悲しくなった私です

もし、レオナルドがそばにいたなら、彼を抱きしめたかもしれません・・・


今年の夏の思い出の一コマです…