・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
・・・・・
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第43週(10月25日~31日)・北海道が流行入り(確定)
・・・・・
・第48週(11月29日~ 5日)・大分が流行入り(確定)、他9県が流行域突入
・第49週(12月 6日~12日)・佐賀、長崎、埼玉、宮城、福島、鹿児島、
・群馬が流行入り(確定)、沖縄も流行入りか。
・岐阜、東京は流行域突入。
・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り
・東京、岐阜が流行入り(確定)。
・山梨、福井、富山、茨城、神奈川、千葉、岩手、
・福岡は流行域突入。
・第51週(12月20日~26日)
・第52週(12月27日~ 2日)
・第 1週( 1月 3日~ 9日) ・・・・・今週・・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日) ・全国平均が定点10.0人を超える。
・注意報発令レベル超え
・1日で5万人の患者発生。
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(5週移動平均)%
45週 46週 47週 48週 49週 50週
A(H1)pdm 22 24 25 28 37 46
A(H3) 76 75 71 66 59 50
B 2 1 4 6 4 4
50週も新型の増加傾向継続です。
新型が46%程度で増加傾向、A香港型は50%に減少です。
B型は今回も4%で、低位安定です。
A香港型と新型の勢力が拮抗してきました。
山梨以北の関東、北陸、北海道はA香港型が優位で、特に北海道はA香港型が
独占しています。
中部、東海あたりが新型とA香港型が拮抗しており、近畿エリアはどうも新型が
優勢になりつつある印象があります。
四国、九州、沖縄はA香港型が優勢で、熊本はA香港型が独占です。
・定点状況推移(人)
45週 46週 47週 48週 49週 50週
2010年定点データ 0.25 0.35 0.44 0.70 0.93 1.41
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
2009年 ・・・・ 2010年
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.02人 112人 (0.12万人)
(定点患者数がボトム)
・・・・・
・第48週(11月29日~ 5日) 0.70人 3333人 (3.70万人)
・第49週(12月 6日~12日) 0.93人 4480人 (4.95万人)
・第50週(12月13日~19日) 1.41人 6758人 (7.47万人)
・患者報告数の予報です。
・第51週(12月20日~26日) 1.93人 9258人 10.23万人
・第52週(12月27日~ 2日) 2.75人 13218人 14.61万人
・ 6日 0.54人 2.85万人
・ 7日 0.56人 2.96万人
・第 1週( 1月 3日~ 9日) 3.76人 18066人 20.0万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 61.8万人
(2010年第36週以降の合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 27.4万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2101.3万人 100人に16.5人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第 1週( 1月 9日) 71.1万人
・第 2週( 1月16日) 96.4万人
・入院状況
今シーズン(9月6日以降)
・重症化 11人(12月19日現在) 重症化率 0.0043%
・死亡(含む疑い例) 11人(12月19日現在) 致死率 0.0043%
先シーズン最終報告
・重症化 1563人( 8月29日現在) 重症化率 0.0075%
・死亡(含む疑い例) 202人( 8月29日現在) 致死率 0.00097%
累積患者数が20万人程度ですので、重症化率、致死率ともに高めに算出される
傾向があります。
とはいえ現状は先シーズンのような新型インフルエンザのみの感染状況よりは
重症化率が低く、致死率は高めです。
英国ではICUの患者が爆発しているようですが、日本はそんなことはなさそうです。
英国では流行しているウイルス君が変化しているのかもしれませんね。
それともやっぱり「人種の違い」ですか?
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第48週(11月29日~ 5日) 0.57人 0.70人 -17.6%
・第49週(12月 6日~12日) 0.98人 0.93人 +4.6%
・第50週(12月13日~19日) 1.28人 1.41人 -9.2%
今回の定点合計報告数は6758人で、当ブログ予報は6138人でした。
今回予報誤差はー9.2%になり、予報誤差範囲内です。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±21.0%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は17.7万人程で、
5割弱が新型と思われます。
報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が5割強で、
新型が5割弱の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。
ちなみに季節性のA香港型がわずかに優勢(5割程度)な状況です。
B型は占有率は4%程度です。
新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2101.3万人で、
これまでに100人に16.5人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1534万人で、100人に63.0人が感染したことになります。
成人は563万人で、100人に5.5人が感染したことになります。
(累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)
昨年からの新型インフルエンザの累積患者数が2100万人を超えました。
人口割合では16.5%に相当します。
未成年者の過半数は、先の厚生省の免疫調査でも抗体を持っていることが
確認されていますし、窓際日記集計でも63%が免疫保持者になります。
それにもかかわらず近頃はA香港型をしのぐ勢いで新型が勢力を伸ばしています。
今後の推移は要注目ですね。
PS
今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)
北海道(稚内)、島根、富山、鳥取、鹿児島(ツル公園)
「鳥インフルエンザが人には感染しない」という当局の発表とNHKのニュースは
正確ではありません。
動物の死骸やら糞などには触らないことが基本です。
山歩き、河原あそび、緑地公園、野鳥公園、動物園などでは
注意レベルをひとつあげる必要があります。
鹿児島の鶴公園では鳥インフルエンザの爆発的な感染拡大は現状はないとのこと。
とりあえずは良い情報ですね。
そうはいっても、日本に確実にウイルス君が侵入したことには間違いありませんし、
日経サイエンスの記事ではありませんが、豚さんの中でいつ「遺伝子再結合」が
発生するやもわかりません。
環境省、農水省、厚生省のかきねを取り払ったサーベーランス体制を作る必要が
あると思うのですが、菅さんは、小沢さんやら仙谷さんやらの件でお忙しそうで、
新しい年になっても進歩なしですか。
困ったものですねえ。
・感染状況の経緯と予報
・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
・・・・・
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第43週(10月25日~31日)・北海道が流行入り(確定)
・・・・・
・第48週(11月29日~ 5日)・大分が流行入り(確定)、他9県が流行域突入
・第49週(12月 6日~12日)・佐賀、長崎、埼玉、宮城、福島、鹿児島、
・群馬が流行入り(確定)、沖縄も流行入りか。
・岐阜、東京は流行域突入。
・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り
・東京、岐阜が流行入り(確定)。
・山梨、福井、富山、茨城、神奈川、千葉、岩手、
・福岡は流行域突入。
・第51週(12月20日~26日)
・第52週(12月27日~ 2日)
・第 1週( 1月 3日~ 9日) ・・・・・今週・・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日) ・全国平均が定点10.0人を超える。
・注意報発令レベル超え
・1日で5万人の患者発生。
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(5週移動平均)%
45週 46週 47週 48週 49週 50週
A(H1)pdm 22 24 25 28 37 46
A(H3) 76 75 71 66 59 50
B 2 1 4 6 4 4
50週も新型の増加傾向継続です。
新型が46%程度で増加傾向、A香港型は50%に減少です。
B型は今回も4%で、低位安定です。
A香港型と新型の勢力が拮抗してきました。
山梨以北の関東、北陸、北海道はA香港型が優位で、特に北海道はA香港型が
独占しています。
中部、東海あたりが新型とA香港型が拮抗しており、近畿エリアはどうも新型が
優勢になりつつある印象があります。
四国、九州、沖縄はA香港型が優勢で、熊本はA香港型が独占です。
・定点状況推移(人)
45週 46週 47週 48週 49週 50週
2010年定点データ 0.25 0.35 0.44 0.70 0.93 1.41
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
2009年 ・・・・ 2010年
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.02人 112人 (0.12万人)
(定点患者数がボトム)
・・・・・
・第48週(11月29日~ 5日) 0.70人 3333人 (3.70万人)
・第49週(12月 6日~12日) 0.93人 4480人 (4.95万人)
・第50週(12月13日~19日) 1.41人 6758人 (7.47万人)
・患者報告数の予報です。
・第51週(12月20日~26日) 1.93人 9258人 10.23万人
・第52週(12月27日~ 2日) 2.75人 13218人 14.61万人
・ 6日 0.54人 2.85万人
・ 7日 0.56人 2.96万人
・第 1週( 1月 3日~ 9日) 3.76人 18066人 20.0万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 61.8万人
(2010年第36週以降の合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 27.4万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2101.3万人 100人に16.5人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第 1週( 1月 9日) 71.1万人
・第 2週( 1月16日) 96.4万人
・入院状況
今シーズン(9月6日以降)
・重症化 11人(12月19日現在) 重症化率 0.0043%
・死亡(含む疑い例) 11人(12月19日現在) 致死率 0.0043%
先シーズン最終報告
・重症化 1563人( 8月29日現在) 重症化率 0.0075%
・死亡(含む疑い例) 202人( 8月29日現在) 致死率 0.00097%
累積患者数が20万人程度ですので、重症化率、致死率ともに高めに算出される
傾向があります。
とはいえ現状は先シーズンのような新型インフルエンザのみの感染状況よりは
重症化率が低く、致死率は高めです。
英国ではICUの患者が爆発しているようですが、日本はそんなことはなさそうです。
英国では流行しているウイルス君が変化しているのかもしれませんね。
それともやっぱり「人種の違い」ですか?
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第48週(11月29日~ 5日) 0.57人 0.70人 -17.6%
・第49週(12月 6日~12日) 0.98人 0.93人 +4.6%
・第50週(12月13日~19日) 1.28人 1.41人 -9.2%
今回の定点合計報告数は6758人で、当ブログ予報は6138人でした。
今回予報誤差はー9.2%になり、予報誤差範囲内です。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±21.0%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は17.7万人程で、
5割弱が新型と思われます。
報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が5割強で、
新型が5割弱の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。
ちなみに季節性のA香港型がわずかに優勢(5割程度)な状況です。
B型は占有率は4%程度です。
新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2101.3万人で、
これまでに100人に16.5人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1534万人で、100人に63.0人が感染したことになります。
成人は563万人で、100人に5.5人が感染したことになります。
(累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)
昨年からの新型インフルエンザの累積患者数が2100万人を超えました。
人口割合では16.5%に相当します。
未成年者の過半数は、先の厚生省の免疫調査でも抗体を持っていることが
確認されていますし、窓際日記集計でも63%が免疫保持者になります。
それにもかかわらず近頃はA香港型をしのぐ勢いで新型が勢力を伸ばしています。
今後の推移は要注目ですね。
PS
今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)
北海道(稚内)、島根、富山、鳥取、鹿児島(ツル公園)
「鳥インフルエンザが人には感染しない」という当局の発表とNHKのニュースは
正確ではありません。
動物の死骸やら糞などには触らないことが基本です。
山歩き、河原あそび、緑地公園、野鳥公園、動物園などでは
注意レベルをひとつあげる必要があります。
鹿児島の鶴公園では鳥インフルエンザの爆発的な感染拡大は現状はないとのこと。
とりあえずは良い情報ですね。
そうはいっても、日本に確実にウイルス君が侵入したことには間違いありませんし、
日経サイエンスの記事ではありませんが、豚さんの中でいつ「遺伝子再結合」が
発生するやもわかりません。
環境省、農水省、厚生省のかきねを取り払ったサーベーランス体制を作る必要が
あると思うのですが、菅さんは、小沢さんやら仙谷さんやらの件でお忙しそうで、
新しい年になっても進歩なしですか。
困ったものですねえ。