「パンデミック条約」期限内の妥結断念 先進国と途上国で溝 WHO
5/25 朝日新聞デジタル
世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は現地時間の24日、次の世界的な感染症の流行(パンデミック)に備えて議論してきた「パンデミック条約」について、27日から始まる年次総会での採択を断念する方針を明らかにした。総会に現時点での議論の報告書を提出し、今後の進め方を協議する。 パンデミック条約は、新型コロナウイルスの世界的な流行の中で、ワクチンや薬の分配や、途上国の保健システムの整備で課題が生じたことを背景に、2021年に提唱された。今年5月末の総会での採択を目指して議論が重ねられてきたが、先進国と途上国の対立が大きく、交渉は難航していた。
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とりあえずは良かった。
要するに、端的に言えば 途上国はワクチンを作る技術をよこせ、といい、ワクチン生産国はそれは無し、買えと言うことで。
ここに歩み寄りがあるわけ無い。
しかし、この条約が成立すると、国家よりWHOが上にいて、彼らが定めたことに従わなければならなくなる。要するにワクチン義務化。世界的緊急事態宣言・・人権制限。といったことがいとも簡単にできてしまうの
あり得ないでしょう。
しかし、油断は禁物。
これ、廃案になっていない。
交渉延長の公算ということなので,注視しなければならない事案。