国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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作文力は実践(書いて直され、清書する)でしか身につかない

2021-03-16 11:37:58 | 国語的随想
そろそろ、チョウセンレンギョウが咲きそうですね


2005年に帰郷して、国語塾を細々とやってきた。
そして、いつの間にか15年が過ぎた。
年を取った・・・当たり前ですが((^_^))

この15年、いわゆる大人、社会人の方も数年に1人くらい塾生になられている。
入社試験の作文、学校を移動する作文(小論文)、仕事で必要なレポート・・・・などなど。
全て作文、である。
どうやら世の中を渡るには、あるいはステップアップするには、作文は必須みたいだ。
作文指導を具体的に添削付きでするところはあんまりなさそうだし、ましてや社会人に、となると・・・困るのだろう。

15年過ぎて、この春から、高齢化した自分に合わせていろいろと変えていこうと考えている。
国語塾を今後も細々とやっていくなら、一生の財産としての作文力養成に今まで以上に力を入れていく。

作文は、自分、いける、
原稿用紙を見て、その白さに威圧されずに、字を埋めて自分らしい内容に仕上げることができる、大丈夫。
そんな自信を持って卒塾して欲しい、と考えている。
そのノウハウは教えるけれど、これだけでは机上の空論だ。
実際に書いて本数を稼がないと身につかない。
まず下書き完成、それを(私が)添削して、清書して作品として完成。
小学生のめやすは「作品」が10本以上。
高校生小論文のめやすは「作品」が20本以上。
中学生は、ほぼ毎月200字から300字を1本は書くとして12本前後かな。
上記とは別に小(中学年以上)・中学生は夏休みは感想文に挑戦する。
特に中学生は原稿用紙5枚の大作。
記述に論理性がないとクリアできない。
※ 追加・・・付記
  小学生の場合は自分が書いた作品を音読すると、更に効果的。
  中高生は、時折他の人が書いた作品を読んで、感想を持つこと。
  視野が広がり、違う視点からものが見えてくる。
  小中高生全体にいえることは、書きっぱなしでは上達しない。
  直されて、清書して、完成・・作品として完結することで、ランクアップしていく。
  3年くらいかければ、ほぼ100%の人がそこそこに書けるようにはなる。
  短期決戦は作文・国語の基礎力がどのくらいかで決まる。



作文1本で総合力(国語だけでなく)が分かる。
心のあり方も見える。
推薦入試(あるいは入社試験)に作文と面接、というのは、プロならそれだけで「その子」「その人」が分かるということなのだろう。

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本年(2021年4月より)の募集に関わる記事

2021年度募集要項

新年度の入塾希望者(話を聞きたい方も含めて)の面談日程(3/4月)と休止期間について

もへじは少し変わります、そして今後は?


リンクしておりますので、プチッとな、してご覧下さい。

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