(写真)電力不足を補う必要性からの再稼働であることを説明する野田首相
政府は、二機の原子炉の再稼働は昨年の福島原発事故後に全原子炉を閉鎖して以来の再稼働になると発表しました。
福井県中央にある大飯原発の原子炉は3週間後にはフル稼働すると官僚が言いました。
野田首相は、夏の電力不足に直面しているとして再稼働への支持を求めました。
しかし、原発に反対する国民の声は広がり続けています。
日本の50機の原子炉は、大地震と津波に引き起こされた福島原発のメルトダウン後に定期検査のために閉鎖されました。
野田首相は、決定を承認した福井県の西川知事と会見しました。
それから首相は経済産業大臣や原発事故担当大臣や官房長官と会談して発表しました。
地方メディアを引用したAFP通信によれば、野田首相は、「今、私達は原発所在地の自治体から了承を得て、関連する4大臣が再稼働を決定しました。」と言いました。
西川知事は、生活と産業を安定化させるために合意をしたと報道陣に語りました。
彼は、政府の安全性の努力に確信を得たので了承したと言いました。
しかし、野田首相はまだ政治家や国民の反対に直面していると大阪にいるBBC記者は言います。
時事通信社の最近の世論調査によれば、国民の46%は福井の原発再稼働に反対をしていると彼女は言います。
原子炉は、日本の電力の3分の1を供給していました。
政府は、日本の一部の地域の家庭と企業に停電を避けるために15%の節電を求めています。
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野田首相は、今日、遂に大飯原発の再稼働を発表しました。さっそく外国メディアが取り上げています。信念のない我が国の首相は、原発廃止の方向を目指しながら次々と再稼働をしていくのではないかと不安がよぎります。また、防波堤や免震重要棟など未整備の中での再稼働、大丈夫でしょうか。