(写真)移動が禁止されているカドゥナから女性達を護衛する軍
ベネディクト16世が、ナイジェリアのキリスト教徒に対するテロ攻撃を止めるように週の演説で観衆に訴えました。
日曜日にカドゥナ州の三教会の自爆攻撃で少なくとも16人が死亡しました。過激派のイスラム教徒集団ボコ・ハラムが名乗りをあげました。
カドゥナとダマツルのキリスト教徒とイスラム教徒の間の復讐攻撃でさらに多くの死者が出ました。
法王は、ナイジェリアに〝和解による平和な社会″を築くように求めました。
法王はバチカンで語りました:「ナイジェリアからのニュースに胸を痛めています。ナイジェリアではテロ攻撃が続いていて、特にキリスト教徒に対するテロが続いています。」
「無実の人々の血を流すことを即座に止めるように暴力を起こしている者達に訴えます。」
彼は、表現の自由の権利が保障されるような平和的和解社会の建設に協力するようにナイジェリア人に促しました。
ナイジェリアの教会本部は、教会の攻撃は組織的宗教の浄化を示唆していると言いました。
ナイジェリア当局は、火曜日に、ダマツル州の北東部の市に夜間外出禁止令を出し、カドゥナ州全体に移動の禁止を復活させました。
ロイター通信によると、月曜日以後少なくとも80人がカドゥナとダマツルの衝突で殺されました。
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イスラム過激派のテロ活動は中東やアフリカだけでなく世界中でニュースになる毎日です。ナイジェリアではキリスト教徒が標的にされているようです。テロリスト撲滅は不可能でしょうか。