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ロシアのプーチン大統領がイスラエルを訪問

2012-06-25 | Weblog

 

(写真)ロシアの大統領歓迎の準備をするイスラエルの軍隊

プーチン大統領は、7年ぶりにイスラエルを含む中東の旅を始めます。

イランの核問題とシリアの危機がイスラエルの指導者との対話の主な話題になると思われます。

旧ソ連から100万人以上の移民が移り住んだ国としてイスラエルとロシアは強い文化的関係を持っています。

しかし、政治的関係はしばしば緊張状態になると記者が伝えます。

プーチン氏は、4年間の首相時代を経て今年初めにロシア外交に責任を持つ大統領に復帰しました。

彼はイスラエルで1日を過ごし、火曜日はヨルダンに向かう前にベツレヘムでパレスチナのアッバス議長と会談します。ヨルダンではアブドラ国王に会う予定です。

プーチン氏は、第二次大戦でナチスに抵抗して死亡した多くのロシア兵士の記念碑の除幕式に参加します。

ロシア語を話すイスラエルのリベルマン外相とペレス大統領とネタニヤフ首相とも会います。

イラン問題の議論は幾分緊張関係を強調するだろうと記者が言います。

プーチン氏は、イスラエルがイランの核施設を攻撃すると壊滅的になるだろうと言いました。

しかし、多くのイスラエル人は、イランの核施設の一部を建設したロシアをイランに対する制裁強化の足を引っ張っていると非難しています。

ロシアの武器を購入しロシアの海軍に深海の地中海の港を提供しているシリアも議論になるようです。

イスラエルの指導層は、その問題の公式的なコメントは避けました。

2005年に、プーチン氏が初めてロシアの大統領になった時にイスラエルを訪問しました。またウエストバンクとエジプトも訪問しました。

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プーチン大統領は、就任早々諸国巡りをしているようですが、今回は中東の旅のようです。問題のイランとシリアに関する対話は神経的な対話になりそうですね。