S&R shudo's life

ロック、旅、小説、なんでもありだ!
人生はバクチだぜ!!!!

恐怖体験

2010-08-12 15:30:18 | はしり書き
さっき国道10号線バイパス下りで、ボロい軽ボンが4灯つけたり消したりしながら左車線を走ってたのね。速度を速めたり遅くしたりしながら。俺は右車線からソイツを見てた。白髪で髪が肩まで届くか届かないかの長さのじいさんだった。

俺の車がそのじいさんの真横に並びそうになったとき、突然そのじいさんの軽ボンが俺のほうに車線変更してきた。
俺は慌てて急ブレーキを踏んだ。なんとか接触は免れたが、俺の血液は逆流して目の前がチカチカした。

俺は車の流れのスキをついて左車線に行き、加速したり減速したりしてる軽ボンの前に急ハンドルを切って割り込みかえした。そしてドアミラー越しにニラミ入れてやった。

まー相手は年寄りだし、それ以上の事はせずに俺は車の流れに戻った。

そしたらそのじいさんがパッシングしながら追いかけて来た。
窓から右手をだしその手に持っていた缶ジュースを俺めがけて投げやがった!
でも停車してるならいざ知らず、後ろを走っている車から走行中の前の車に届くはずもなかった。

俺は一定の距離を保って走行しながらドアミラーで後ろを見ると、今度は一房のバナナを投げやがった。その次はリンゴみたいな物を。その次はタマネギを投げつけてきた。それから車内にあるもの全部投げるんやないんかってくらいいろいろ投げていた。目は完全にイッてるように見えた。

さすがに相手に出来ねーと思って車の間をぬって走行し、じいさんを振りきろうとしたけど、凄い勢いで追ってくる。

こりゃ、信号に捕まったらこのじいさん殺さないといけない状況になるなと思い、空いていた右折レーンに飛び込んだ。ルームミラーを覗くと軽ボンが迫ってきていた。しかし、直進車が途切れず右折できない。後ろを見ると軽ボンが速度を緩めず突進してきていた。
俺は直進車の列に車2台分のスペースを見つけアクセルを踏み込んだ。

じいさんの軽ボンは右折レーンを通過した対向車線の中で止まっていた。俺がアクセル踏まなかったら追突されてた。それを見てるとまた軽ボンが動き出して追いかけてこようとしてた。さすがに背中にぞーっとするものを感じた。気狂いはまともに相手にできねー。俺は必死で逃げた。それも遠回りしてね。

普通だったら引きずりおろしてクンロク入れたんだけど、気狂い相手にすると、とことん行かんといけんくなるからね。バカ相手に持って行かれてもしょうがないからね。逃げるが1番!
コメント
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