晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

2009-05-02 22:36:01 | Weblog
 五月二日の今日は八十八夜。
 ♪・・・・・・摘めよ摘め摘め・・・摘まにゃ日本の茶にならぬ~♪と唱歌に歌われたようにコツコツと地道な働きがやっと報われ収穫へと繋がる農作業です。
 今日か、今日かと楽しみに待ちわびていた苺がやっと色付きお一人様一個限定で家族分の収穫でした。
 苺を見るとやはり亡き母を想います。苺を育てる事が生き甲斐のようによく働いた母でした。
いつの間にか娘である私達三姉妹は母を真似それぞれに畑でわずかとも苺を育てるおばさんになりました。伝授される事もなく・・・。
 栽培方法も試行錯誤、姉妹はメールで電話で情報交換、指示を受けながら育てやっと実り感動で味わう一粒です。
 今年はミツバチの減少が深刻となり苺栽培には痛手でしたが、こんな世の中になろうとは母には想像も出来ない現象なんだろうと思えるのです。
 苺作りが楽しみで”あと何年作れるかな・・・”とポツリと言った言葉を今もせつなく思い出します。
 ”おかあちゃん!娘はみんな苺作りのおばさんですよ~!”もうあなたの歳を超えてしまいましたよ。

  < 辛も苦も いつか歓へと 続く道 >
 
 
 

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