Blaze Button down Boy Always TRAD

「楽装喜服」
服を着る、装うことは自分を表現する芸術だ。

ボタンダウンのシャツに袖を通し僕の一日が始まる。

豊川桜ヶ丘ミュージアム・豊田美術館

2011-12-14 17:07:50 | Art

Img_2520

大正百年記念、大正ロマン、昭和モダン展。この文字の書体がいいな。ポスターの写真を撮ろうとしていたら美術館の方からいただきました。

竹久夢二の心に触れる。タマキ、彦乃、お葉、お島と絶えずそばに女性がいた。宵待草はお島さんへの追憶の誌とあった。49年と11ヶ月の生涯。長男の名前が虹之助とは夢いっぱいの名前だ。次男は不二彦、三男は草一。

宵待草の恋 さみせんぐさ(夢二の別名)

遣る瀬ない 釣鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る

待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき

想うまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな

AGENDA(議事録)と金字印刷された赤皮表紙のノートはメモ魔といわれた夢二の大切なもの。

『婦人グラフ』は"The Ladies graphic"と英字が書かれており、さしずめMEN'S CLUBのようだしこれをお手本にしたのかと思う。

高畠華宵、蕗谷虹児、中原淳一、鏑木清方、橘 小夢(さゆめ)小夢のサインがハートの中に小の字が入るお洒落なデザインだ。丁寧な筆使い、お洒落な時代を作った人たちだ。

Img_2512

帰りに豊田美術館へ。今日は風もなく暖か、水面も穏やか静かである。

Img_2515

ガラスのモニュメントで遊んでみた。空の色がきれいだ。

Img_2517

美術館入り口の黄葉、紅葉、緑葉。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする