今日、24日は石津謙介さんの命日だ。三社祭のあとに”一粋庵健坊”さんに頼んでおいた特製のどら焼きが届いた。あったかいお茶と一緒に石津さんを偲ぼう。
中学で出会ったVANのボタンダウンシャツ、このカッコ良さは消えることはありません。むしろどんどんと大きなものとなり、60歳を過ぎてもVANのおかげでお洒落を楽しめる。本当にいくつになっても 『石津謙介よ、VANをありがとう!』は私の心の中にいつもある。
今年は特にその思いがある。祥介さんに『恋文大賞感動作品集』を渡せたこと、何か石津さんが呼んでくださった気がしてならない。三社祭を石津さんも楽しまれたことだと思う。
三社祭のことは名古屋に帰り会社の人、友人に話をするたびにあの興奮が、雰囲気が甦ってきます。
ほんの少しだけ覗くつもりがあっという間に半纏を着せていただき、みこしが来る場所へ、指定の半纏を着ていないとみこしが担げないことも初めて知りました。友人、町会の方々のお世話により担ぐことが出来、この上ない貴重な体験をすることが出来嬉しい限りです。
美味しいお酒と楽しい語らい、皆さんの温かい心に触れ、それこそ江戸の粋、心意気を感じ取り、そして三社の熱気を五感で楽しむ最高の一日でありました。来年もまた来たい、そんな思いが湧いてきます。その真っ只中に居たのが不思議です。
祭りはその土地の人々が楽しむことに加え、地方から来た人々へのおもてなしの心を身をもって体験し、歓待していただいた友人、町会の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。700年の歳月を経て脈々と息づく日本人としての原点を祭りの中に見つけた気がします。思い切って出かけてよかったと何度も思うのです。