大原美術館、倉紡記念館を訪れ大原孫三郎を知ったこと。
『主張のない仕事は一つもしない』
『主張のない生活は一日も送らぬ』
『自得』と言う言葉。
『下駄と靴を片足ずつ履いて』 理想主義と現実主義。優しさと怖さの両面を見ながら歩く。
『何かに向かって希望を持つ者、何かを求めている者が好き』
『礼楽を節することを楽しみ、人の善を言うことを楽しみ、賢友の多きを楽しむ』
心温まる町としての倉敷
心燃え立たせる男としての大原孫三郎
城山三郎はこの作品で『二つの心の故郷を得た思いがしている』と言っている。
私も同じ思いだ。城山三郎の作品からは男の燃える思いが伝わる。
倉敷を訪れ、大原孫三郎を知り、城山三郎の本に出会い幸せである。
年末年始、いろんな本を読む機会を得た。