遅い時間に 姉から電話が
声の様子も ただ事でない感じだ
父の実家である 父にして見れば 甥の当主の訃報だ
姉も 私達兄弟に知らせる為に
何故ならば 幼き頃より随分とお世話になった方
元々庄屋で山の上に建てられた大きな家
良く父から連れていってもらってた
着くとハチミツを頂き 大きなお稲荷さんが
とてもおいしくて 今尚思い出す
亡くなった「たか兄ちゃん」は
戦後で色々な物が無い時に 我が家に
お米や作物などを届けに来て頂いてた
温厚で優しい方だっただけに
悲しい知らせに私達兄弟も愕然としたと
この時期が時期だけに 行く事も叶わず
早速手紙と御香典を郵便局へ出しに行った
そして朝運動公園から帰り仏壇の前で
「たか兄ちゃん天国で安らかにお休みください」と
・・ご冥福をお祈りした・・
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