人生案内の欄に60代の男性の投稿を観た
会社勤めの方で、歩いていてすれ違う際に
前から歩いて来た人に道を譲らなかったり
電車の乗り降りの際に、降りる人を
優先しなかったりするなど我先に行く人が目立ちます
皆、心に余裕がないのかなと思います
その後店のレジの順番待の時、先を越され
「割り込みされた」と大声行ってしまい
後で振り返り心の狭い自分が嫌になりました
普段から「相手の気持ちを考えて行動したい」と
おもっていますが、我先に行く人を許せない
昔は周りもこんなふうではなかっただけに
心を穏やかにい過ごすことができるでしょうか?
この方の気持ちも良く分かるし
私も会社勤めをしていた頃色々な場面に遭遇しているので
その気持ちが痛いほどわかるのです
その答えとして哲学者の先生がそこで参考にしたいのが
古代哲学者ローマのセネカの怒りに関する考察です
彼は怒りを、最も避けるべき感情であると
位置づけています。怒りは破壊をもたらすだけだから
セネカは暴君で有名な皇帝ネロに仕えた経験から
「人間は相互の助け合いの為に生まれた。
怒りは破壊の為に生まれた」と
そう人間は助け合うために存在している意義なのです。
確かに私も良き隣人に巡り合いお互いに
助けられたり、助けたりして日々
過しているのでこの欄を観て心軽やかになりました
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