思い出せば、この世に生まれて
どれ程の(恩)を受けてきた事だろう
おさなき時代には、物も少なくお米、醤油、味噌など
量り売りで、良くそのお店に買いに行く
すると、そこのお店のおばさんから、頭をなでながら
(おりこうさん)といって、飴玉一つ貰い
食べながら帰り、母からありがとう!と言われて
嬉しくて、お買い物を母から頼まれると
一つ返事で行ったものである
隣同士の付き合いも、その時使う品が無ければ
隣から分けてもらい、こちらが無い時も貸してもらい
お互い親しくなりゆったりとした日々を過したものである
そして今まで生きて来てどれ程の「恩」を人様から受けた事だろう
「恩送り」とは、今まで自分が受けた恩を
周りの人や、後世の人に送る事だそうです
もうそう長くは生きて行かれないだろう
そう思うと精一杯恩返ししなければと思うばかりです
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