BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

悲しいNEWSも

2009-07-28 22:12:58 | Weblog
世界選手権のような夢の大舞台でも、過酷な選択を迫られるときがあります。

AUSチームの、4x100リレーのメダルに貢献した、Meagen Nay選手が、兄の車での事故死の知らせを遠く離れた、しかも、夢の大舞台の最中に聞かされるとは・・・

AISで行われた日本とのDuelミートでは、一人200BKでAUSレコードをたたき出して、今回も200BKランキング2位で乗り込んでいた、その矢先。

とても辛い知らせと共に、自分の種目を泳がずに帰国をしなければならない彼女の心境は、想像するだけでも・・・



2012年のロンドンではきっと彼女に”最高の知らせ”が待っていることだと思います。そう願っております。




兄を失った悲しさもそうですが、因縁というか、運命というか・・・

1992年には、彼女の父(元五輪代表)も皮肉なことに、同じく車の事故でこの世を去っております。


         

とても辛い出来事を2度も経験してしまった彼女。


性格はとても明るいです。こないだのゴールドコーストでのカンファレンスでは、マイケルボーリーの解説の下、彼女がプールセッションでデモンストレーションを行い、コーチマイケルとの駆け引きの中で、多くの笑いも誘っていました。彼女の人柄をあのセッションでみんなが感じたはずです。


今回のことを乗り越えて、また大舞台でたくましく戦う彼女を今から私は待っております。強くなって乗り越えてくれるはずです。



それと、同時に、Nay選手の、お兄様に心からお悔やみを申し上げます。



(AUSチームは彼女のためにも、最高のレースを展開してくれるはずです!)

記録は伸び続ける?

2009-07-28 21:49:17 | Weblog
どうしても水着に注目が行きますが、やっぱり純粋に高速レースを楽しみたい!

2日目も、WR続きです。

ステファニーも届かず・・・彼女自信も1秒もベストを更新したのに・・・

クカーズとライスの違いは、ターン。

特に、BKからBRのターンは、ステファニーの方が先にタッチしているように見えますが、壁離れはクカーズのほうが先。

ステファニーは、オーソドックスなターンですが、クカーズは、やはりフェルプスターン。

うちの選手にも取り入れてますが、やはり手をついてから足が壁に着くスピードは断然速い!しかし、壁をいかに強く蹴れるかが課題の選手も多いです。

その辺、アメリカはしっかりと鍛えられております。ターンの技術は天下一品ですね~。恐れ入りました。

でも、やっぱりIMではBRがかなりKEYになるような気がします。



男子の平泳ぎ、北島選手の記録が破られましたね~。っていうか、何人58秒台や年!!!って感じです。

リカードのコーチライリーのセミナーが冬の終わりにありますが、今からそれが楽しみになってきました!!

(ブレンドンおめでとう!!)



高速水着(スーツ)が騒がれてますが、それにちなんだ裏話も・・・






リッキー選手、結構可愛そうですよね。。。でも男で良かったのかもしれませんが。


USAの金メダルは彼のおかげだと思いますよー!