「一分間の黙祷を捧げます」
めったに聞くことのない放送がオフィス中に響いた。
あれから4年
その時、私は横須賀に居た。
ゴムの上に建つという免震構造のビルは、激しい揺れはないものの、ゆっくりとした揺れが長く続いた。
電気は止まり仕事にはならなかったが、電車も止まり帰ることも出来なかった。
その時はまだ事態の深刻さには気がついてなかった。
なんだかんだ言いながら翌日には帰れたのだから被災地の方々に比べれば天国。
いまだに帰ることの出来ない、帰るべき場所を奪われた人々もいる。
当時の記事すぐに復興できると思ってた。
甘かった。
復旧したと思った電気も今に続く問題となった。
暫くは経験したことのない計画停電なるものが実施された。
計画停電で事故があってはならないと要所では信号機を発電機で動かしてた。
我が家でも夕方の停電に備えをした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/99/b71e137e56101bf899cf4f8beb3759da.jpg)
ちなみにこの写真の撮影時
電気は来ていた。
あくまでも練習…
辛くなればすぐ付けられる
だから悲壮感はない。
ランタンの明かりを楽しんでいるようにも見える。
後日、本当に停電が有った。
平日だったので会社に居た私はその時の様子を知らない。
会社の方は市も違うこともあってそのときも電気がきてた。
そして今日。
当時を忘れないようにと
去年の防災訓練で貰った非常用ビスケットを夕飯にいただくことにした。
賞味期限も忘れないようにしよう。
ともあれ、
亡くなられた方々のご冥福とともに、被災されまだなお不自由な暮らしを余儀なくされている方々が早く普通の暮らしに戻れますよう、お祈りします。