(画像はクリックして拡大したご覧ください)
上の画像は左から (1)河童橋から見る奥穂高岳 (2)神聖な明神池 (3)奥穂高への登山口の横尾大橋
上高地のバスターミナルに7時半に降り立ちました。 山登りをしてもいいカッコウをしてきましたが、ここへ着く途中では、”上高地散策をして、ホテルでも泊まり、ゆっくりしてもいいかな” と家内と話しながらやってきました。身支度を整え、少し歩いて、河童橋へ立ち寄り、奥穂高岳を見上げ、やっぱり、穂高へ登ってみたいという気になりました。明神池に立ち寄り、神聖な、清らかな池を拝見させてもらい、徳沢を経て、横尾へ11時に到着しました。こからは本格的な登山道、今日は平日、3連休の後で、時々、行きかう登山者は居ましたが、すいていて、マイペースで歩くことができました。
上の画像は左から (1)木谷橋付近の沢 (2)振り返ると屏風岩 (3)涸沢小屋から残雪を眺める
涸沢までの道のりは横尾から3時間、予定より少し早く涸沢へ到着、さらに涸沢小屋まで進んで、一休み、山肌を見るも、紅葉はまだ、少しは色づいては来ていたが・・・・・。2時ちょっと過ぎに小屋を出立し、穂高岳山荘を目指しました。以前に登ったのが、十数年前のことですが、そのときは逆コースの下りだったので感じませんでしたが、、今回は登りのため、岩にしがみつきながら登るところもあり、思ったよりこの登りはきつくて、バテてしまい、2時間半でのぼるところをかなりオーバーしてしまいました。4時45分頃、山小屋のチェックインを済ますことができました。
上の3枚の画像は涸沢の斜面を写したものです。少しがガスッテきたのが残念ですが・・・・。小屋で夕食を済ませ、小屋の前へ出て、周りの山の景色を眺める。
上記の画像は左から (1)穂高岳山荘の前から夕刻の常念岳を眺める (2)翌日山荘の前から御来光を眺める (3)山荘の前の急な岩場(写真で見るよりかなり急な斜面)を登り穂高岳を目指す
急な岩場を登り切り、振り返ると唐沢岳と北穂高岳の間のむこうに槍ヶ岳が姿を見せていた。また笠が岳や鷲羽岳方面の北アルプスの山々がきれいに見渡せました(下の画像)。感激の一瞬でした。奥穂高岳山頂付近はガスッテきて周りの景色は望めなくなりました。
画像は左から (1)遠く槍ヶ岳を眺める (2)笠が岳 (3)黒部五郎岳方面
頂上で一休みして、つり尾根を紀美子平へむかいましたった。周りは霧で、景色は望めず、がれ場の岩の道をクサリを伝ったりして進みました。霧で景色は望めませんでしたが、途中、足元を歩く4羽のライチョウを見つけカメラを向けました。慣れた登山者の後をついて歩いたので、時々アドバイスしてくれて、紀美子平らに無事、到着しました。山を霧がおおっていて、また、帰る時間を考え、今回も前穂高への登頂をあきらめ、重太郎新道を下ることにしました。
上の画像は左から (1)奥穂高岳山頂 (2)岩場にいるライチョウを写す (3)紀美子平に到着
ここから重太郎新道を下るにしたがい、霧も晴れて、周りの景色が広がってきました。西の方角に西穂高方面の山並が見え始めました。独標・西穂高岳を何回か登っているので、懐かしく眺め、さらに、焼岳、乗鞍岳方面も見渡し写真をとりました。また、重太郎新道のパノラマ展望台から梓川方面の雄大な景色をを眺め、岳沢小屋まで下り、上高地へ向かいました。、
画像は、左から、西穂高岳方面の山並み (2)焼岳、乗鞍岳を眺める (3)パノラマ展望台より
小生にとって、今回は、奥穂高岳に登るのは2回目、前回は十数年前、逆に、重太郎新道から、奥穂高岳を登り、穂高岳山荘、涸沢へと、反対のコースをたどりましたが、こんなに岩場の道を歩いたとは記憶になく、歩きにくいのには驚きました(今回が以前より歳をとったせいかもしれませんが)。家内には”こんな厳しいところを歩かせて”とこごとをいわれました・・・・・・・・。ただ、残念なのは、今回も前穂高岳をパスしたことでした。