「イ・ミョンセ監督特別展」から・・・
デュエリスト撮影の様子が分かります
イ・ミョンセ監督のすごさが分かります
ドンウォンくんがいても、ジウォンちゃんと同じこと言ったかな~?
ドンくんが、ジウォンちゃんとミョンセ監督の間にいるようです
今日の関東地方は一気に冬になったような寒さです
ついこの前まで、暑い暑いと言っていたのが信じられません
シーズンが変わる度に着るものが無いのはナゼ?
去年は何をきていたんだろ?
仕事が終わって、コートを買いに行きました
どのお店に行っても、鼻にかかった声で
「イラッシャイマセ~~~」
顔を見なかったら同じ人?
アン・ソンギ・パク・チュンフン・ハ・ジウォンが話す‘イ・ミョンセ スタイル’
◆俳優が話すイ・ミョンセ スタイル、“空気も絵になる”
http://www.movieweek.co.kr/article/article.html?aid=27861
断言するに韓国映画でイ・ミョンセ監督ぐらい独創的なビジュアルを披露する監督はいない。 去る10月27日から10月30日まで開かれた‘スタイルの巨匠:イ・ミョンセ監督特別展’は、一つ一つ独特のスタイルで光る彼の前作を見ることができる数少くない機会. 特別展を訪れた俳優たちにイ・ミョンセ監督だけのスタイルが何かと尋ねた。 すると、アン・ソンギ、パク・チュンフン、ハ・ジウォンがこのように素敵な返事を聞かせてくれた。
○…イ・ミョンセ監督&ハ・ジウォン、"イ・ミョンセ監督の思いのままにすれば良くて"
-<刑事Duelist>にハ・ジウォンをキャスティングした時安心だっただろう。 アクションが上手で誠実なことで評判の俳優ではないか。
イ・ミョンセ監督>>とても熱心が欠点だっただろう。
-ハ・ジウォンをとても信じたので高い塀からそのまま飛び降りろといったって?
イ・ミョンセ監督>>そう。 映画をまた見ると私はちょっとおろかだったようだ。(笑い)スタントマンがしてもかまわないけれど。 遠くから爪くらい小さく出てくる場面もアン・ソンギ、ハ・ジウォン、カン・ドンウォンが直接演技した。 次はそのようにしない。(笑い)
-<刑事Duelist>は単純に‘アクション映画’と呼ぶことができないほど独創的なアクションを披露する。 準備は大変だっただろう。
ハ・ジウォン>>ありとあらゆるものを習った。 ‘どうしてこのようにたくさん習うのだろう? これが映画でどのように使われるんだろう?’と思うほど。(笑い)タンゴ、伝武もそう. 足で蹴るだけを一日に1,000回ずつ練習したが実際、撮影する時は練習した通りではなくて無知な足蹴りをしろということだ。(笑い)映画に少しだけ映る場面のために何月間も舞踏を習った。
-撮影する時イ・ミョンセ監督がどんなビジュアルを作ると詳しく説明したか?
ハ・ジウォン>>絵や小説の一節を見せながらその場面の感じを知らせる時が多かった。 監督も話では説明をよくできない。 漠然と“そのままこういう感じで…”こうして。 ハハハ。
イ・ミョンセ監督>>えへん!(笑い)
ハ・ジウォン>>ハハハ。 監督が現場で突然何かを要求する時があったが、俳優とスタッフ全員どんな映像を作ろうとしているのか理解できない状態でひとまず監督が指示した通りにした。 すると他の映画では一度も見ることが出来ない絵が作られた。 路地に半分は光が落ちて半分は影がさすビジュアルも照明チームがとても気を配って作った。 不思議なのは過程がいくら難しくても終わるとみな監督が考えられた通りなるということだ!
-完成された映画を初めて見る時気持ちが格別だっただろう。
ハ・ジウォン>>漠然と考えたよりさらにすばらしかった。 アクション場面を例にあげれば、単純に私だけ動くのでなく私が光と空気と砂粒とカメラとともに動くような感じだった。 平たいスクリーンが見えるのでなく映像に含まれた空間が感じられた。 本当に。
イ・ミョンセ監督>>ウワー、すばらしい話だ!
-<刑事Duelist>で最も好きな場面を挙げるならば?
イ・ミョンセ監督>>初めにナムスン(ハ・ジウォン)が市場で顔にそばかすを付けて、妓生に変装して登場する場面! その時滑稽で可愛い感じが出て私はとても良いが人々は別に好きではなかったよ。
ハ・ジウォン>>違う! 私たちのファンたちが本当に好きな場面だ。 私はナムスンと悲しい目(カン・ドンウォン)が最後に戦う前に会って、ナムスンが一人で酒を飲む場面が良い。 その場面の目をとてもファンたちが好む。
イ・ミョンセ監督>>二人がお互いに感じる愛情と愛憎が複合的に現れる場面であるから。
ハ・ジウォン>>ナムスンのような人物を演技したのは<刑事Duelist>が初めてだった。 特に滑稽で素朴な性格は私にない部分を演技する時にちょっと手にあまったが映画が完成されたのを見るとナムスンはとても可愛くて愛らしかったよ。 ナムスンは本当にとても美しい。
イ・ミョンセ監督>> <事情考慮必要なし>で俳優パク・チュンフンが見せることができるすべての演技を総集した映画である<刑事Duelist>は俳優ハ・ジウォンのいろいろな姿を一度に見ることができる映画ということができる。
○…アン・ソンギ、‘40階段シーン’の伝説
<事情考慮必要なし>はイ・ミョンセ監督の映画の中でも見る人をびっくりさせるほど衝撃的で独特の場面が最も多い作品だと思う。 特にソンミン(アン・ソンギ)が階段で麻薬ディーラー(ソン・ヨンチャン)を殺害する、別名‘40階段シーン’は本当にすてきだ。 実際、その場面をとる時秋ではないのに黄色いイチョウの葉を作って支流にばら撒いておいて三日間とったよ。 その時イ・ミョンセ監督が私に“恋人と別れるような感じで麻薬ディーラーを殺す演技をしてくれ”と言った。
どれくらい変な話かというと。 撮影する時に‘これでいいのか?’と思って苦しかったが、映画ができて見るとソンミンが麻薬ディーラーに感じる妙な憐憫のようなものが表現されていたよ。 イ・ミョンセ監督はデビュー作<コメディアン>を作る時からいつも自分だけのビジュアルを披露したが<事情考慮必要なし>以後ますますビジュアルを強化するようだ。 個人的には(2007)より話をもう少し強く引っ張っていっても良いようだ。 次期作<ミスターK>は話が強い作品だと聞いた。 期待している。
○…パク・チュンフン、他の時間から飛んできた映画
<事情考慮必要なし>の名場面でウ刑事(パク・チュンフン)とソンミンが雨の中の最後の決闘シーンを挙げる人々が多いが、私はそれより感傷的な場面がさらに記憶に残る。 ウ刑事が主役(チェ・ジウ)と焼酎を飲みながら刑事という職業に対して話す場面やウ刑事が弟(イ・ヘウン)を訪ねて行く場面のようだ. そのように叙情的な場面が強い場面とバランスをとって映画を全体的に固めたようだ。 <事情考慮必要なし>は私に本当に多くのことを与えた作品だ。 観客がパク・チュンフンという俳優を信頼するようになった作品だから。
映画の完成度があまりにも優れて私が演技したより、より大きい信頼を受けたようだ。 <事情考慮必要なし>をとる時心が複雑だった。 撮影中に突然父が心臓まひで亡くなって、妻が末っ子を産んだ。 また、ウ刑事が拷問を躊躇しない役で人物に入り込むのが容易でなかった。 一場面に雨、風のような効果を一度に表したりロンテイクが多くて撮影自体も大変だったが完成された映画を見ると私が考えた以上に立派な画面ができたよ。 イ・ミョンセ監督の映画はまるで普通の映画ではない。 何か別の時間から飛んできた映画のようだ。 それはイ・ミョンセ監督がそれだけ独特の映画世界を持っているためだ。