昨日、一か月程前に配信された「高齢者は保守化」と云うキャプションがついたAbema TVの番組を見てみた。番組の中身は”保守”とか”左翼”と云うよりは、単に年代が違う人とのコミュケーションの仕方の相談になっていた様だし、コメントには冷静に見ている人も多く、安心した。そもそも、団塊の世代には左翼が多く、一方若い人の方が保守的な人が多いのが実際ではないだろうか。そしてマスメディアは総じて”リベラル”または”左翼”に寄っている。なので左寄りのマスメディアが作る番組はこの程度が限界であろう。
番組の評論はこの程度にして、”保守”そして”リベラル”、または”左翼”などについて一寸考えて見たい。
昔、イギリスの首相であったウインストン・チャーチルが言っていた言葉に、「20歳の時にリベラルでないのなら情熱が足りない。40歳のときに保守主義者でないのなら、思慮が足りない」と云うのがある。自分も正にこうであった。
若い時は親の年代には反発し、自分が新しい事を始めるんだといった意気込みがあった。そして自分の価値観では仕事をしていない様に見える先輩社員に対して、「会社は仕事をしない社員をクビにすべきだ」と本気で思っていた。全ての視点が自分中心であり、自分または同年代の若者が輝ける事しか考えていなかった。
しかしある程度経験を重ね、社会的立場が変わってくると、この考えが随分変化してきた。分かり易い例を云うと、もし国家の首相が「会社は仕事をしない人をクビにすべきだ」なんて云ったら、どうなるだろうか?国民の殆どは激怒するダケでなく、もしその様な社員をクビにすると、社会保障費が膨大になってしまうので、その様な事は出来ないと云う事は明白である。そしてそもそも、”仕事をしない人”は決して多くない。仕事をしないのではなく、企業が適切な仕事をさせていないケースの方が多い。そして殆どの人は、遣り甲斐を欲しており、頼られると嬉しいものである。年齢と経験を重ねる事で、この事が見えてくる。
なので、40歳を過ぎて”リベラル”を主張している人は、幼稚な人か、自分の利益しか考えていない人であろう。20歳代のリベラルは応援するし、30歳代のリベラルは目をつぶって見守る。しかし、40歳以上のリベラルは、軽蔑の対象でしかない。
番組の評論はこの程度にして、”保守”そして”リベラル”、または”左翼”などについて一寸考えて見たい。
昔、イギリスの首相であったウインストン・チャーチルが言っていた言葉に、「20歳の時にリベラルでないのなら情熱が足りない。40歳のときに保守主義者でないのなら、思慮が足りない」と云うのがある。自分も正にこうであった。
若い時は親の年代には反発し、自分が新しい事を始めるんだといった意気込みがあった。そして自分の価値観では仕事をしていない様に見える先輩社員に対して、「会社は仕事をしない社員をクビにすべきだ」と本気で思っていた。全ての視点が自分中心であり、自分または同年代の若者が輝ける事しか考えていなかった。
しかしある程度経験を重ね、社会的立場が変わってくると、この考えが随分変化してきた。分かり易い例を云うと、もし国家の首相が「会社は仕事をしない人をクビにすべきだ」なんて云ったら、どうなるだろうか?国民の殆どは激怒するダケでなく、もしその様な社員をクビにすると、社会保障費が膨大になってしまうので、その様な事は出来ないと云う事は明白である。そしてそもそも、”仕事をしない人”は決して多くない。仕事をしないのではなく、企業が適切な仕事をさせていないケースの方が多い。そして殆どの人は、遣り甲斐を欲しており、頼られると嬉しいものである。年齢と経験を重ねる事で、この事が見えてくる。
なので、40歳を過ぎて”リベラル”を主張している人は、幼稚な人か、自分の利益しか考えていない人であろう。20歳代のリベラルは応援するし、30歳代のリベラルは目をつぶって見守る。しかし、40歳以上のリベラルは、軽蔑の対象でしかない。