最後に、”男性の家事参加”を問題点として挙げたい。子育ての負担の多くが女性に行く様では、殆どの女性は子供を2人以上欲しいと思わないであろう。子供は一人で十分と考えても責める事は出来ない。料理に洗濯と掃除。そして乳幼児の場合は子供の寝付かせやオムツ代えなど、やる事は沢山ある。これらの殆どを女性に任せている男性の一員として、女性には頭が上がらない。昔は、「男子厨房に入るべからず」と云われていた。元々の意味は全く違う様だが、長年日本では男子は料理などの家事を行うべきではないとの教えとして使われている。最近は料理が出来る男性が増えてきてはいるが、男の料理はお金が掛かる。また掃除や選択が好きな男性も多少は居るが、ごく一部であろう。これについては、このままではイケないのだろう。しかし何故こうなっているのだろうかを考えなくてはならない。
解決策:
Ⓐ前出の子供に対するベーシックインカムを支給する条件として、新生児の親に対しての研修会を実施
研修内容に、産後直後の女性の体力回復に時間がかかる事や、男性の女性に対する思いやりの必要性等を教える。そして、結婚後、そして子どもが出来てからは、自分の時間はある程度配偶者や子供のために使う事の大事さを男性に教える。
Ⓑ親が子供に家事の手伝いをさせる
そもそも前出のⒶは、本来親が子供に教育すべき事である。何十年もの間、男の家事参加の少なさに対して女性から不平がでているにも関わらず、その女性は自分の子供に家事を手伝わせていない。塾などの習い事、または勉強をする事を優先させてきたため、男の子だけでなく、女の子も料理などの家事が全く出来ない子供が大変多い。これは本来は親の責任であり、社会が肩代わりする事では無い。必要最低限の家事のノウハウを教え、感謝する事を教えるのが家庭の責任であろう。そして日本の文化を伝えるのも親の責任である。前出のⒶは、現状できていない現実への対応策であり、家庭内で出来る様になれば、社会が行う必要がない事であり、将来はそうなる事を願いたい。そして日本人は本当はどうありたいのか、またはどうあるべきなのかを各家庭で考えて欲しい。決して欧米諸国の価値観のモノマネだけはしないで欲しい。
余談だが、自分の父親は自分が知っている限り、家事を行った事は無かった。しかし母親が先に亡くなって一人住まいする事になってから、味噌汁等の簡単な料理は自分でしていた。それも脳卒中にったので半身不随の状態であったにも関わらずである。これには大変驚いた。推測するに、自分の父親の親が、即ち祖母が子供のころの親に料理などを教えていたのだろう。しかし団塊世代の自分の兄は、殆ど料理が出来ない。何故なら、子供の頃に習っていないし、団塊世代の学生時代の下宿は賄いつきが一般的で、料理をする必要がなかった。そして社会人になると寮生活で、ここでも料理をする事は全く無かった。その状態から結婚したため、家事などできるハズもない。一方自分の世代は賄いつきの下宿は殆どなくなり、アパート住まいが殆どであった。当然、食費を削減するためには自炊が欠かせない。但し、自分の場合は海外での学生生活だったので、日本食を食べたければ自炊するしか方法が無かったのが理由ではあるが...。そのお陰もあって、上手かどうか別として家事は全て出来る。
最後に、一つ付け加えたい。年が明けてから、少子化問題に関する議論が増えてきた。その中で、明石市の事例などを評価する必要がある等の意見が出ている様だが、今のところ評価の仕方が間違っている様である。明石市の子供の増加数などの数値データを取り出して論じているが、そのデータで評価しても何の価値もない。ただ単に、子供を生みたい人または子育て中の人が単に近隣から移り住んできただけであって、その分近隣の子供の人口は伸び悩んでいるであろう。
正しい評価方法は、明石市が子供を持つ親に取って有難い政策を始めた以降に、明石市に住んでいる人が子供を設けた女性の出生数と、この政策を始める前や、全国平均と比較する事である。子供を持ちたいと思う人は、何処に住んでいるかなど関係無い。2人目や3人目になると、何処に住んでいるかが影響出ているかの比較が必要である。もし明石市に引っ越す前に子供を一人授かり、明石市に引っ越してから2人の子供さらに授かったとしたら、その女性は3人の子供を授かったとカウントする。この情報での比較が必要なのである。
それから前回(金曜日)にUpした内容に一つ付け加えたい。個人的には子供が居たお陰で人生の楽しさや幅が広がったと思っている。そういった意味で、妻や子供に感謝している。若者に、子供を持つ事で楽しさが増える事を想像できなければ、彼ら・彼女らは結婚して子供を欲しいとは思わないだろう。
解決策:
Ⓐ前出の子供に対するベーシックインカムを支給する条件として、新生児の親に対しての研修会を実施
研修内容に、産後直後の女性の体力回復に時間がかかる事や、男性の女性に対する思いやりの必要性等を教える。そして、結婚後、そして子どもが出来てからは、自分の時間はある程度配偶者や子供のために使う事の大事さを男性に教える。
Ⓑ親が子供に家事の手伝いをさせる
そもそも前出のⒶは、本来親が子供に教育すべき事である。何十年もの間、男の家事参加の少なさに対して女性から不平がでているにも関わらず、その女性は自分の子供に家事を手伝わせていない。塾などの習い事、または勉強をする事を優先させてきたため、男の子だけでなく、女の子も料理などの家事が全く出来ない子供が大変多い。これは本来は親の責任であり、社会が肩代わりする事では無い。必要最低限の家事のノウハウを教え、感謝する事を教えるのが家庭の責任であろう。そして日本の文化を伝えるのも親の責任である。前出のⒶは、現状できていない現実への対応策であり、家庭内で出来る様になれば、社会が行う必要がない事であり、将来はそうなる事を願いたい。そして日本人は本当はどうありたいのか、またはどうあるべきなのかを各家庭で考えて欲しい。決して欧米諸国の価値観のモノマネだけはしないで欲しい。
余談だが、自分の父親は自分が知っている限り、家事を行った事は無かった。しかし母親が先に亡くなって一人住まいする事になってから、味噌汁等の簡単な料理は自分でしていた。それも脳卒中にったので半身不随の状態であったにも関わらずである。これには大変驚いた。推測するに、自分の父親の親が、即ち祖母が子供のころの親に料理などを教えていたのだろう。しかし団塊世代の自分の兄は、殆ど料理が出来ない。何故なら、子供の頃に習っていないし、団塊世代の学生時代の下宿は賄いつきが一般的で、料理をする必要がなかった。そして社会人になると寮生活で、ここでも料理をする事は全く無かった。その状態から結婚したため、家事などできるハズもない。一方自分の世代は賄いつきの下宿は殆どなくなり、アパート住まいが殆どであった。当然、食費を削減するためには自炊が欠かせない。但し、自分の場合は海外での学生生活だったので、日本食を食べたければ自炊するしか方法が無かったのが理由ではあるが...。そのお陰もあって、上手かどうか別として家事は全て出来る。
最後に、一つ付け加えたい。年が明けてから、少子化問題に関する議論が増えてきた。その中で、明石市の事例などを評価する必要がある等の意見が出ている様だが、今のところ評価の仕方が間違っている様である。明石市の子供の増加数などの数値データを取り出して論じているが、そのデータで評価しても何の価値もない。ただ単に、子供を生みたい人または子育て中の人が単に近隣から移り住んできただけであって、その分近隣の子供の人口は伸び悩んでいるであろう。
正しい評価方法は、明石市が子供を持つ親に取って有難い政策を始めた以降に、明石市に住んでいる人が子供を設けた女性の出生数と、この政策を始める前や、全国平均と比較する事である。子供を持ちたいと思う人は、何処に住んでいるかなど関係無い。2人目や3人目になると、何処に住んでいるかが影響出ているかの比較が必要である。もし明石市に引っ越す前に子供を一人授かり、明石市に引っ越してから2人の子供さらに授かったとしたら、その女性は3人の子供を授かったとカウントする。この情報での比較が必要なのである。
それから前回(金曜日)にUpした内容に一つ付け加えたい。個人的には子供が居たお陰で人生の楽しさや幅が広がったと思っている。そういった意味で、妻や子供に感謝している。若者に、子供を持つ事で楽しさが増える事を想像できなければ、彼ら・彼女らは結婚して子供を欲しいとは思わないだろう。
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