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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:能登復興の遅れから見える日本の闇

2025年01月04日 10時00分00秒 | 社会全般
能登地方を襲った地震から、1年が経過した。大雨による二次災害の影響もあってか、まだまだ復興に向けては道半ばの状態である。しかし何故この様な状態が続くのだろうか?それは財務省と云う既得権益の代表格の集団と責任感の無い政治家の所為ではないだろうか?

今回の補正予算で少しは纏まったお金を出す様だが、地震の直後は小出ししかしなかった。お金がなければ何も出来ない為、牛歩の様な復興をしてきている。半分は石川県の知事も問題であるが、真剣に対処しようとしないから、お金も工面できない。そしてそのお金を出そうとしなかったのが財務省であり、日本の政治家である。その為、1年経ても、、まだまだ生活の基盤が出来ていない地域も多いと聞く。

若干脇道にそれるが、政治家だけでなく、一般市民の中でも、能登という過疎地域にお金を使う事に疑問を呈している人は少なくない。と云う事は、政治家や役人の中にも同じ様な意見を持っている人も居る可能性も高い。しかしだからと言って、殆どなにもしないのは、決して許される事ではない。

仮に百歩譲って過疎地へのお金の投下を積極的に行えない事を、ある程度理解できたとしても、知事のヤル気の無さには呆れてしまう。ここ半年程現地に行けていないので正確な状況は把握できていないが、残念ながら多分輪島市から珠洲市にかけての能登半島の北側から西側は、まだまだマトモな生活ができる状況ではないだろう。

この政府や政治家、そして役人の無対応の裏で、ボランティアの人達は一生懸命現地で活動を続けている。自分自身も2回、計5日間、ボランティア活動を行ったのだが、個人の力では全く力不足である。

被災地では生活環境を復活させる事が大変大事なのだが、それが迅速に出来ない事で、一番弊害を受けているのが農業従事者である事を今回のボランティアで認識されられた。現地で生活できない為、金沢辺りに仮の住まいを確保して、通いで農業を行っている人が居る事は、復興の遅れに憤りを感じた。馳知事や財務省及び国会議員は一体なにをしているのだろうか...と。しかしこの様な政治家や役人を野放しにしているのは我々国民である。

目の前に居る困っている人達を助ける事は大事である。しかしそれ以上に大事な事は、選挙に行ってマトモな人に投票する事であり、自民党の批判しかしない野党に文句を云う事であり、声を上げて政府や財務省に文句を云う事であり、腐ったマスメディアに文句を云う事である。昨年10月の選挙では、その効果が多少出たが、まだまだである。何もしない、既得権益を維持し、財務省の言い成りで、左翼化した自民を大敗させる事と、批判しかしない野党には投票してはダメである。それが、我々国民が行うベキ一番大事な事であろう。

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