スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

春の酵素を作ってみました

2013-05-15 15:00:59 | スローフード

 

 


桜も散り始め、ようやく新緑が芽吹いてきました。

春の生命力あふれる植物たちの氣(エネルギー)を頂くために、

春の酵素を作りました。


いろいろなホームページやブログで紹介しているところを参考にしながら、

自己流で作っています。

作り方を紹介しているページでは、「最初は、酵素の作り方の講習を受けた方と一緒に作りましょう」とあるのですが、私の場合は本当に自己流です。

これが決まった作り方です、とは言えませんが、

おおざっぱに手作り酵素の作り方を紹介します。

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🔸自分の身近にある、野草や薬草、木の芽など、午前中に手で摘み取ります。(刃物は使いません)

※私の場合、飲みやすく、発酵しやすいように果物も数種用意しました。🔸�使う材料を素早く水洗いします。材料があまり空気に触れないようにしましょう。

🔸�1~2cmに、細かく材料を切ります。刻んだあとの重さを正確に測ります。

洗ったあとについている水の重さも入れます。容器の重さはあらかじめはかっておきます。


🔸�容器に刻んだ材料の1.1倍の白砂糖を入れ、よく混ぜ合わせます。

これまでの工程は、酸化を防ぐためにも素早く行います。


🔸�容器の上に新聞紙などを置き、かるくフタを乗せます。

密封すると、生きた酵素のせいで容器が膨張するので、軽く置く程度にし、風邪通しの良い場所に容器を保管します。直射日光は避けます。


🔸�1週間、毎日手で樽の中を右回りに混ぜ合わせます。

手はよく洗って乾かしてからにします。



🔸�一週間、かき混ぜながら漬け込んだら、次は絞る作業です。大きなザルやタマネギが入っているネットが便利です。ざるやネットは熱湯消毒しておきます。

🔸�海の精を少量入れて、容器に絞りあがった酵素を入れて出来上がりです。

保管場所は、冷暗所に常温で保管しておきましょう。

 

春に仕込んだ酵素は秋までに、秋に仕込んだ酵素は張るまでに飲みきれる量を作るようにしましょう。


 

ここからは注意事項です。


春の生命力に溢れた野草を使うため、季節は合っていますか?

午前の早い時間に葉がピンと立っているうちに摘むことができますか?

野草を洗うお水などは、きれいな湧き水や
  前日に汲み置きしておいた水道水の用意ができますか?

�摘み取ってから仕込み終了までは、1~2時間程度
     (葉がしなって元気がなくなるまでに終らせる)
                   作業できる場所の確保ができますか?

保存は、常温にしておくと発酵がすすみ、容器内にガスがたまりやすい
   (常温でも可能だとされてますが、個人的には冷蔵保存をすすめます。)

 

※野草の種類が多く摂れなかった時は・・・


 これはこれで完成させて、また違う場所で違う種類を作り、完成したものどうしを混ぜれば自然と種類が増えます。

 

※仕込んでいる途中で旅行に行く(かき混ぜられない)・・・ 



 そういう場合は家族に混ぜてもらいましょう。空気に触れさせること、自分の常在菌を混ぜるという意味で撹拌する以外に重要な意味が混ぜる作業に含まれます。

 



 特に春の手作り酵素は夏を越えなければなりません。手作り酵素は直射日光と高温が大敵です。置く場所には十分注意を払いましょう。ただ、自然に作ったものは「変化する」ことが大前提です。味も匂いも、見た目も変化します。作りたて、夏前、夏過ぎでかなり味も変化することを頭に入れましょう。

 

 

※手作り酵素は白砂糖をとってもたくさん使用しますが・・・


世の中で白砂糖は体に悪いとされていますが、手作り酵素の場合、あえて白砂糖を使うようです。

白砂糖は発酵過程で、発酵するための酵母のえさとなり、出来た酵素ジュースには白砂糖の害はないようです。

黒砂糖や三温糖、はちみつじゃだめなのか?という問いもありますが、白砂糖がいいみたいです。


ちなみに、今回私が使用した植物たちは・・・

クロモジ、サンショウ、びわの葉、オオバコ、ヨモギ、スギナ、ツクシ、イタドリ、ナズナ、タラの芽、ウドの芽、ボンナ(ヨブスマソウ)、コゴミ、ニンジンの葉っぱ、アシタバ、松葉、コンフリー、チャイブ、ミント、レモンバーム、タイム、ヤロウ、ローズマリー、ワイルドストロベリーの葉

果物として、リンゴ、キウイ、びわの実(それぞれ皮付き、種付きでざっくり刻む)

自然の恵みに感謝して、おいしい酵素ができますように♪

 


引頭佐知先生の料理教室in三沢

2012-06-24 14:02:31 | スローフード

引頭佐知さんのだしとり教室―だしのとり方と定番の和食/アノニマスタジオ
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三沢の自然食品のお店「ふきのとう」に、

「だしとり教室」を書いた引頭佐知先生がいらしてくれました。

この日はその名も「だしとり教室」

日本人として、おだしは、基本です。

普段、家でとっただしとは、味が全然違います。

だしさえしっかりしていれば、

どんな料理も料亭の味に早変わり!

 

まずは昆布と鰹節のだしから。

 

 

次は煮干しと昆布のおだし。

 

 

どっちも、一口飲んだだけで、おいしい~ドキドキ

 

うまみが違う!

 

だしの取り方のこつは、是非、本を買ってその通りに再現して欲しい。

ほんとうに、これだけでおいしいんです。

 

1歳児も、だしだけで満足ラブラブ

 


お次はだしまきたまご。

生地を流し入れたら、ふつふつ下泡をそっとおはしでつぶして、片側にひっくり返して寄せて、

また生地を流し入れ、ひっくり返した生地の下にも流し込みます。

 

 

 

ひっくり返すのも、さすが!

あまりの早さに写真にうまくおさまりません・・・。


 

娘も挑戦!

 

 

 

 

先生に手ほどきを受けながらも、慌てることなく、非常に落ち着いてできました。

 

それからひじきの煮物と、切り干し大根の煮物、

いりこ飯を作りました。

子ども達の働きぶりはさすがです。

奥では高校生のMちゃんも、もくもくとお手伝い。

  

  だんだんじっとしていられなくなり、

店主さんのお嬢さんが飼っているかめ「つるまつ」を見に行く息子

息子の顔くらいあるかめにびっくり!

家で飼っている同じ種類のかめよりだんぜん生育がいい!

 

 

外には金魚が。

すっかり金魚が気に入って、その後も何度も料理教室を脱走し、

金魚の所へ向かう息子。

 


いりこ飯をつまみぐい。

 

 

おなかがすいて、たくあんもつまみぐいする息子 

 

 

 

そしてできたいりこ飯!おいしそうでしょ。

おいしいんです。

 

 

 

 

 

 

 

本の紹介も。

 

食べ終わって満足の息子。

 


女の子達が先生に花束を作っていました。

花のチョイスがまた、センスがいいんです。


 


引頭先生、ありがとうございました。





思えば、2年前のだしとり教室で、五目寿司とだしのとり方を教えていただき、

そのときもお手伝いした娘。

当時1年生でしたが、その後、自分でだしをとって味噌汁を作ってくれたり、

自分のレシピノートを作ったりしてくれるようになりました。

本物のだしの味を、しっかりと受け継いでいってくれると思います。

 

本当に、引頭先生のお陰です。

ありがとうございました。


雑穀つぶつぶ料理

2011-09-26 10:25:15 | スローフード

ひさしぶりに、料理の話・・・

つぶつぶ雑穀は、全体食で、いのちがぎゅっと詰まっています。

もちきび、もちあわ、ひえ、たかきび、アマランサス、・・・

ご飯に雑穀を入れて炊くだけでもいいのですが、たまに

おかずに使うと、いつもの料理でも、栄養やエネルギーがぐっとUPします。

先日の晩ご飯。

板麩とタマネギ、にら炒めのもちきびおかかあえ。

作り方は簡単。

板麩は水でもどして適当な大きさに切り、

もちきびは炊いておきます。

タマネギ、にらを熱してごま油をひいたフライパンで炒めます。

炊いたもちきびを混ぜて、おかかと醤油を回しかけ、味を整えできあがり。

そしてこちらはお豆のスープ。

今年の夏は、なす、ピーマン、トマトがよく手に入ったので、とにかくこのスープをよく作りました。

タマネギ、人参、ピーマン、なす、トマト、ニンニクを切り、

鍋に入れ、オリーブオイルと塩こうじを入れて、

中火にかけ、じっくり炒め、

お豆や雑穀を入れて昆布水を入れ、

煮込んで最後に再び塩麹で味を整えてできあがり。

ちなみに、塩こうじは、タッパーに麹と塩と水を入れて10日くらい寝せておいたもの。

今までは、スープに塩ケッパーをよく使っていたのですが、

塩麹なら、自分で作れるので、最近はもっぱら塩麹です。

分量はだいたい

麹200g、天然塩60g、水200ccよりちょっと多めで、麹がひたひたにひたるくらい。

室温で1週間から10日で使えます。

冷蔵庫で保存すれば、半年はもちます。

発酵食品を上手に取り入れることで、体の免疫力もUPします。

しょっぱいので、ちょっとづつしか使いません。

普通に、料理の塩のかわりに使います。

麹の酵素の力で、アミノ酸がたっぷりで、ただの塩よりうまみが違う!

乳酸菌も含んでいます。

乳酸菌は、放射能も出すと言う話もあるくらい。

 

発酵食品と雑穀を上手に利用して、

腸を元気に、免疫力をUPし、病気を寄せ付けない、放射能をも出せる体を作りましょう。


ロケットストーブ完成!

2011-03-23 11:17:12 | スローフード

ロケットストーブという物を作りました。

ネットで紹介されていた物はドラム缶やオイル缶だったのですが、

今回は一斗缶で作ってみました。

材料は一斗缶、煙突の曲がりの部分、まっすぐな煙突、

金切りばさみ、バーミキュライト。以上。

 

煙突の径にあわせて切り込みを入れていきます。

 はじめはきりで穴を開け、金切りばさみでカットします。

 曲がった煙突を中から差し込み・・・

 こんな感じ。

カットした一斗缶のとがった部分は切り落としました。

 

フタにも同様に穴を開けて、長い煙突をつなぎます。

フタに開ける穴の位置は、まっがったえんとつを差し込んでみてから決めます。

微妙に真ん中からは、ずれます。

 

 煙突の先をカットして、

 下の薪を入れる部分に枝受けをつけます。

 枝受けは余った煙突を切り開いて作りました。

 

 

隙間に断熱材としてバーミキュライトを入れます。

フタをして、カセットコンロのごとく部分をはめ込み、

できあがり!3時間ほどで出来ました!

 

 

枝受けに薪や木ぎれを入れて、

枝受けの下に焚き付け用の杉の葉を入れ、火をつけます。

 あっという間に火がついて・・・

ゴーっという音と共に簡単に火がつきました。

この、ゴーっと言う音がロケットのようなので、ロケットストーブと言う名がついたようです。

せんべい焼き器でせんべいを焼いてみました。

あっというまに焼き上がり!

火は勢いよく燃え、木も次々燃えていきます。

 非常に熱効率が良く、燃え残りがありません。

 

上から炎が出てきます。

もったいないのでお茶をわかし・・・

 ご飯を炊いてみることに・・・。

沸騰するまでは近火で・・・

沸騰後は遠火で15分ほど。

 炊きあがり!

ちょっと火加減がむずかしく、ちょっと芯有り

でしたが、上出来!うまい!

 

二日目・・・

翌日もK也も一緒に外に出ます。

ちょっと風が冷たいので、もこもこ着込んで・・・

ムックもごあいさつ。

 

今日もロケットストーブに点火。

今日はダッチオーブンで焼き芋。

火もいい感じに出ています。

火遊びしてるうちに、あっという間に出来ちゃいました。

うまい!

 

 

今回の地震で、非電化な暮らしを考えてみたくて、

ロケットストーブ生活、始めてみました。

なかなかいい感じです。

ちなみに今日のご飯は芯もなく、ふっくら炊けました。


麹造り

2011-01-26 09:14:05 | スローフード

十和田自然栽培研究所の友人が企画した、味噌造り講習会に、参加させてもらいました。

味噌は、毎年私も造っているのですが、麹造りは初めてでした。

日程が取れなくて、私は麹造りの工程のみの参加でした。

前日に五分づき米を洗って一晩浸水しておきました。

大きい脱水機で脱水します。

専用の二層式洗濯機でもいいよ、と話していました。

脱水した米をふきんをしいたせいろに同量はかり入れて、包んで重ねていきます。

今回はこれを八段×2蒸します。

1時間蒸します。

種麹は、秋田の物です。

 

1時間蒸し上がったお米を、除菌して、麻布を敷いた専用台に広げます。

手早くかき混ぜながらさまして、45度くらいになるまで、ひたすら仰ぎながら混ぜます。

冷めたら、種麹を振りまき、みんなで一斉に麻布にこすりつけて、お米の表面に傷をつけます。

ひたすらごしごし・・・

一旦山にして、もう一度こすりつけていきます。

種付けが終わったお米は、専用の製麹機にいれて、37度で20時間、

麹菌を増やします。

あとは、明日もう一度切り返しておしまいです。

麹をこすりつける作業、みんなでやると、なかなか楽しい作業でした。

この日は、納豆食べてこないように言われました。

納豆菌は強力なんだそうです。

できあがりの麹さん達、うまくいくかどうか、楽しみです。