今日も、小学校との関わりの思い出を少し綴りたいと思います。
3年前、初めてひきうけたPTAの役員が、成人教育部長でした。
他の小学校では研修委員という名称の所もあるようですが、
会員の親睦を図るとか会員の資質向上のための研修などを企画実施する専門部です。
実際のこれまでの内容は、親子で工作をしたり、親子ビクスだったり、科学館の人に
来てもらって科学実験ショーをやってもらったりなど。
外注して、講師に何かやってもらって終わり。
でもなんだかそれって、公民館や科学館とか児童館へ行けばできることばかり。
親は引率で、結局見てるだけの場合が多い。
せっかく部長になったので、大人も子供も一緒に楽しめる、学校を舞台にした何かを
やりたいと思いました。
妻の「忍者やったら?」のひと事で、毎年夏、アフタフ・バーバンの人達と行っている
商店街での忍者修行道場をアレンジし、学校を舞台にあそぶことに決めました。
役員会で、「忍者、学校をはしる!」というタイトルで提案資料をだしたら、
先生から「あの、どうしても走らないとだめですか? 校舎内は走らないようにと指導しているので・・・」
いやいや、本当に走りたいわけじゃなくて・・・、タイトルですから・・
なんてやりとりがはじめはありました。でも、「いいんじゃないですか。ふだん走れないんだから
こんなときくらい」なんて言ってくれる先生もいました。
結局、タイトルは「忍者、学校をあそぶ!」にしました。
当日は、商店街での忍者を一緒にやっているスタッフから何人かと市内の大学のボランティアサークル
の学生さんにも助っ人に来てもらいました。
集まった参加者は、親子で70名くらい。
あらかじめ大人が決めた答えを子供達がなぞっていくスタンプラリーとかオリエンテーリングとは違います。
ルールがしっかり決まっているレクリエーションとも違います。
目的にたどりつくまでの過程を大切にして、子供達は子供達同士や大人と関わり合い工夫しながら
目的に向かおうとします。それを競技じゃなくて、あそびで行います。
あそびだから、1年生でも6年生でも大人でも、初めて参加する子でも誰でもできます。
まずは、体育館で様々な修行で体を動かします。これは、新聞紙でできた長剣をよける修行。
メインの修行は、かくれんぼ。ただし、かくれるのではなく、校舎内のどこかに
潜み隠れている大人忍者を捜す修行。
ところが、影忍者に見つかりつかまらないように修行を遂行しなければ
いけません。
影忍者がやってきた! 壁になったり、お地蔵様になってやりすごしたり、
単純に走って逃げたり・・・子供達の反応は様々。壁になって身動きできない
お父さん達・・・。
大人忍者をなんとか見つけ(実は、最後まで見つからずに隠れ通した大人が1人いました。
みつからないので、最後は校内放送で呼び出しました・・・)、折り紙手裏剣と新聞紙の刀作り。
大人対子供の旗とりチャンバラ対決。速攻で子供チームの勝ち。
真剣勝負で大人も勝利。結果は1対1の引き分け。
幼稚だなんだと言う人も一部にいましたが、単純でいいんだと思うんです。
PTA行事でまでお勉強みたいなことしなくてもいいじゃない。
実際子供達は生き生きしていたし、大人も真剣にかくれんぼしたりチャンバラ
して、このひとときを楽しんでいるように見えました。
決められた手順を間違えないようになぞることができたら正解!みたいなことよりも、
自らが書き込んでいける余白がたくさんあるようなことの方が
自分でやりとげたという達成感が味わえると思います。
そんなことの積み重ねが生きる力を育むことにつながる気がしています。
3年前、初めてひきうけたPTAの役員が、成人教育部長でした。
他の小学校では研修委員という名称の所もあるようですが、
会員の親睦を図るとか会員の資質向上のための研修などを企画実施する専門部です。
実際のこれまでの内容は、親子で工作をしたり、親子ビクスだったり、科学館の人に
来てもらって科学実験ショーをやってもらったりなど。
外注して、講師に何かやってもらって終わり。
でもなんだかそれって、公民館や科学館とか児童館へ行けばできることばかり。
親は引率で、結局見てるだけの場合が多い。
せっかく部長になったので、大人も子供も一緒に楽しめる、学校を舞台にした何かを
やりたいと思いました。
妻の「忍者やったら?」のひと事で、毎年夏、アフタフ・バーバンの人達と行っている
商店街での忍者修行道場をアレンジし、学校を舞台にあそぶことに決めました。
役員会で、「忍者、学校をはしる!」というタイトルで提案資料をだしたら、
先生から「あの、どうしても走らないとだめですか? 校舎内は走らないようにと指導しているので・・・」
いやいや、本当に走りたいわけじゃなくて・・・、タイトルですから・・
なんてやりとりがはじめはありました。でも、「いいんじゃないですか。ふだん走れないんだから
こんなときくらい」なんて言ってくれる先生もいました。
結局、タイトルは「忍者、学校をあそぶ!」にしました。
当日は、商店街での忍者を一緒にやっているスタッフから何人かと市内の大学のボランティアサークル
の学生さんにも助っ人に来てもらいました。
集まった参加者は、親子で70名くらい。
あらかじめ大人が決めた答えを子供達がなぞっていくスタンプラリーとかオリエンテーリングとは違います。
ルールがしっかり決まっているレクリエーションとも違います。
目的にたどりつくまでの過程を大切にして、子供達は子供達同士や大人と関わり合い工夫しながら
目的に向かおうとします。それを競技じゃなくて、あそびで行います。
あそびだから、1年生でも6年生でも大人でも、初めて参加する子でも誰でもできます。
まずは、体育館で様々な修行で体を動かします。これは、新聞紙でできた長剣をよける修行。
メインの修行は、かくれんぼ。ただし、かくれるのではなく、校舎内のどこかに
潜み隠れている大人忍者を捜す修行。
ところが、影忍者に見つかりつかまらないように修行を遂行しなければ
いけません。
影忍者がやってきた! 壁になったり、お地蔵様になってやりすごしたり、
単純に走って逃げたり・・・子供達の反応は様々。壁になって身動きできない
お父さん達・・・。
大人忍者をなんとか見つけ(実は、最後まで見つからずに隠れ通した大人が1人いました。
みつからないので、最後は校内放送で呼び出しました・・・)、折り紙手裏剣と新聞紙の刀作り。
大人対子供の旗とりチャンバラ対決。速攻で子供チームの勝ち。
真剣勝負で大人も勝利。結果は1対1の引き分け。
幼稚だなんだと言う人も一部にいましたが、単純でいいんだと思うんです。
PTA行事でまでお勉強みたいなことしなくてもいいじゃない。
実際子供達は生き生きしていたし、大人も真剣にかくれんぼしたりチャンバラ
して、このひとときを楽しんでいるように見えました。
決められた手順を間違えないようになぞることができたら正解!みたいなことよりも、
自らが書き込んでいける余白がたくさんあるようなことの方が
自分でやりとげたという達成感が味わえると思います。
そんなことの積み重ねが生きる力を育むことにつながる気がしています。