スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

ナターシャ・グジーさんのコンサート

2011-09-30 01:20:19 | 反核、反原発

ウクライナの歌姫 ナターシャ・グジーさんのコンサートへ行ってきました。

東日本大震災復興支援のチャリティーコンサートとして行われました。



ナターシャさんは6歳のとき、チェルノブイリ原発爆発事故により、原発からわずか3.5kmの場所で被爆しました。父親がチェルノブイリ原発で働いていたのだそうです。

 

爆発は夜中に起きたため、ほとんどの住民が事故が起きたことに気づかず、人々は翌日も普通に生活し、小さな子供達は目に見えない放射性物質の中、外で遊んでいました。

事故を知らされたのは2日後。「たいした事故ではないので、何も持たずに3日間だけ避難してください。そのあとすぐにもどれます」言われるまま避難し、それから25年たった今でも帰ることはできていません。

 

その後、ナターシャさんはウクライナの民族楽器バンドウーラに魅せられ本格的に学び、歌をうたうようになります。そして、11年前から日本での音楽活動を続けています。

 

3.11以降、被災地での音楽活動も積極的に行っています。

 

とっても美しく透明な歌声です。

バンドウーラは、ギターのようなたてごとのような、弦が65本もある不思議な楽器です。

 

コンサートの最後は会場のみんなで「ふるさと」を合唱しました。




詳しい説明もなく何一つ持ち出すこともできず、とびだしたまま、二度ともどることができなくなってしまったふるさと・・・

 

福島第一原発事故でも同じ事が起きてしまいました。



チェルノブイリ原発事故後、ナターシャさんのまわりでは、たくさんの人が亡くなり、子供の頃の友達にも亡くなった方があり、また、結婚し生まれてきた子供に異常が見られる人もいるといいます。25年たった今でもその影響は消えていないのです。

 

福島では爆発により、大気中に、土に、海に大量の放射性物質をまきちらした上、さらに今でも放射性物質を垂れ流し続けているという点では、チェルノブイリよりひどいと言えます。


ナターシャさんは、

「人は忘れることで、同じ過ちを繰り返してしまう。 どうか、忘れないでください。同じ過ちを繰り返さないでください」と訴えます。

 

コンサートの最中、無邪気に笑い歩き回る1歳の三男坊を見ていたら、この子供達の笑顔を絶対に守らなければいけない・・・  そう思えてなりませんでした。 


雑穀つぶつぶ料理

2011-09-26 10:25:15 | スローフード

ひさしぶりに、料理の話・・・

つぶつぶ雑穀は、全体食で、いのちがぎゅっと詰まっています。

もちきび、もちあわ、ひえ、たかきび、アマランサス、・・・

ご飯に雑穀を入れて炊くだけでもいいのですが、たまに

おかずに使うと、いつもの料理でも、栄養やエネルギーがぐっとUPします。

先日の晩ご飯。

板麩とタマネギ、にら炒めのもちきびおかかあえ。

作り方は簡単。

板麩は水でもどして適当な大きさに切り、

もちきびは炊いておきます。

タマネギ、にらを熱してごま油をひいたフライパンで炒めます。

炊いたもちきびを混ぜて、おかかと醤油を回しかけ、味を整えできあがり。

そしてこちらはお豆のスープ。

今年の夏は、なす、ピーマン、トマトがよく手に入ったので、とにかくこのスープをよく作りました。

タマネギ、人参、ピーマン、なす、トマト、ニンニクを切り、

鍋に入れ、オリーブオイルと塩こうじを入れて、

中火にかけ、じっくり炒め、

お豆や雑穀を入れて昆布水を入れ、

煮込んで最後に再び塩麹で味を整えてできあがり。

ちなみに、塩こうじは、タッパーに麹と塩と水を入れて10日くらい寝せておいたもの。

今までは、スープに塩ケッパーをよく使っていたのですが、

塩麹なら、自分で作れるので、最近はもっぱら塩麹です。

分量はだいたい

麹200g、天然塩60g、水200ccよりちょっと多めで、麹がひたひたにひたるくらい。

室温で1週間から10日で使えます。

冷蔵庫で保存すれば、半年はもちます。

発酵食品を上手に取り入れることで、体の免疫力もUPします。

しょっぱいので、ちょっとづつしか使いません。

普通に、料理の塩のかわりに使います。

麹の酵素の力で、アミノ酸がたっぷりで、ただの塩よりうまみが違う!

乳酸菌も含んでいます。

乳酸菌は、放射能も出すと言う話もあるくらい。

 

発酵食品と雑穀を上手に利用して、

腸を元気に、免疫力をUPし、病気を寄せ付けない、放射能をも出せる体を作りましょう。


あおもりでやる楽しい反核 & 六ラプサミット緊急企画

2011-09-15 00:52:22 | 反核、反原発

今週末、9月17日(土)に、

「9・11-19脱原発アクションウィーク」連帯
反原発 PEACE Demo in あおもり

が行われます。

14:00県庁隣の青い森公園集合です。

 

関連イべントとして、講演集会「福島県で何が起きているか(仮題)」などもあります。

詳細は、PEACE LAND

 

  

さらに、原発に関する発言は随分聞かれるようになったけれど、六カ所を忘れるな!

ということで、10月2日(日)に仙台で、

―六ラプ東日本市民サミット緊急企画―
講演会 原発のない社会へ!
踏み出そう東北~福島、六ヶ所を語る

が開催されます。

福島で何が起きているか、放射能汚染の現状、そして、六ヶ所の現状を語り合います。

お盆すぎに予定していた六ヶ所再処理工場のガラス固化試験はまたもや延期。

根本的な技術的欠陥を解決できないまま試験再開を何が何でも行おうと必死です。

 

核燃料サイクルは完全に頓挫していることは、誰の目にも明らかです。

六ヶ所核燃サイクル関連施設の息の根をとめるのは今です!

みんなで課題を整理・共有し、具体的に何をすべきか共に考え行動しましょう!

この企画への参加には事前予約が必要です。 

詳細はこちらをどうぞ。

 

 

 


被災地に次世代型路面電車の導入も検討

2011-09-15 00:45:20 | 日記

東日本大震災で被災した岩手、宮城両県の山田、大船渡、気仙沼、

石巻のJR4線の復旧について、JR東日本と地元自治体、国土交通省

でつくる各線の復興調整会議は、在来線の再建のほか、

次世代型路面電車(LRT) の導入も検討対象とすることを確認したそうです。

 

LRTは超低床型車両で乗り降りが容易、音が静かで揺れも少なく、

お年寄りや車いす、ベビーカーを押していても乗り降りが楽にできる、

人と環境にやさしい公共交通として評価されています。

ヨーロッパでは自転車も乗せることができたりします。

軌道を改良して市街地への自動車乗り入れを規制し、交通渋滞を防止し、

街から騒音と排気ガスがなくなり、静かで安全な街づくりに成功している

フランスのストラスブールなどの事例もあります。

 


日本でも富山市に、最初のLRTとして「富山ライトレール 」が開業し、

沿線を中心とした街づくりが進められています。七色のライトレールが

走っていて、通学の子供達は何色に乗るかを楽しみにしているそうです。



LRTが導入され、人にやさしい静かで安全な街づくりが進むことを願います。


東北学童軟式野球新人大会青森県予選

2011-09-13 23:03:25 | 子供達

5年生の次男が所属する少年野球団ホワイトペガサスが出場した少年野球新人戦県大会が9月10日、11日に鰺ヶ沢町大高山総合公園野球場で行われました。10日は朝8時からの第1試合ということで、キャンプ場のバンガローを借り、前日から泊まっての参加。子供達は合宿気分。

1回戦は、西五地区代表、五所川原市の中央クラブ。県大会ともなるとピッチャーもいいし、加えて子供達も緊張しているのか、地区予選で毎試合大量得点をたたきだした強力打線が沈黙。それでもこつこつと得点を重ね、6回に大爆発。8-1とコールド勝ちをおさめました。

2回戦は、南黒地区代表、黒石市の浅瀬石ブルーソックス。長身左腕の素晴らしいピッチャー。しかし、こちらの先発も素晴らしいピッチング、さらに好守でピッチャ-を助け、非常にしまったいい試合を展開しました。

次男は6番ライトで1回戦からフル出場させてもらいました。

打順を待つ姿もさまになってきました。

2回戦は4-0と完封勝利。見事ベスト8入りし、もう1泊が決まりました。

 

11日は冷たい雨の中での試合。対戦相手は北郡地区の板柳東BBC。

4点を先制される苦しい展開ながら子供達は粘り、逆転し、逆転されの緊張感ある展開で、8-6と勝ち越しに成功するも土壇場で8-9と逆転され、ついにゲームセット。

準々決勝敗退となりましたが、堂々の成績だと思います。子供達は本当によく頑張り、そして成長しました。

 

試合の様子、詳細はホワイトペガサス公式ブログhttp://whitepegasus2011.blog.fc2.com/をどうぞ。

 

 

今週末は中体連の新人戦で野球部の長男も出場するはずでしたが、9月はじめの通学時に交通事故にあい左手首を骨折。

 残念ながら長男は出場できなくなってしまいました。

 でも、この程度のけがですんで何より、感謝です。