スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

ソーラー充電器

2011-07-30 16:43:44 | スローライフ

家の屋根に、ソーラーパネルはついているので、日中の電気は賄えているのですが、

蓄電は出来ないため、夜間の照明や、パソコンなどの電力として、

少しでも、エネルギーの自給がしたくて、

ソーラー充電器を購入しました。

http://www.natural-sky.net/island-kannigata.htm#70w

ソーラーパネル(80W)で日中充電した電気をバッテリーに蓄電して、

主に夜間に使っています。

テレビ、パソコン、ちょっとした照明、携帯の充電などに使えます。

補助バッテリーも同時に使用すれば、

120Wの液晶テレビで連続3時間50分使えます。

10W モバイル機器で、約50時間。20W の電気製品で、約25時間使用可能。

100W ノートパソコンで4時間10分使用可能。

ソーラー充電時間は電池残量半分の状態から、4時間(補助バッテリーも同時に)。

ソーラー充電中・・・

下はコントローラー

左の線がソーラーパネルからつないだ線。

パネルについていた端子が使えないので、カットして、被服線をむいて差し込んでます。

中央の線は、バッテリーとつなぐケーブル。

同じように被服をむいて、プラス、マイナスに分けてつなぎます。

パワーコンボ。

定格連続出力300W。

普通のコンセントで家庭の電化製品が使えるほか、USBの差し込みもあり、

ACアダプター、車のシガーソケットからも充電できます。

コンプレッサーもついてます。横には非常用ライトもついてます。

補助バッテリーも同時に購入したので、結構長持ちします。

補助バッテリーと、コントローラーから来たケーブルを同時につなぐと、

パワーコンボと補助バッテリー同時に充電できるようです。

このセット、付属のケーブルの被服をむいて、

プラス、マイナスそれぞれに圧着端子をつけるという作業が必要でしたが、

分からないながらも、やってみたら、できました。

 

ただ、雨には濡れてはいけないので、雨が降ったら、あわててスイッチ切って、

線を抜いて、家の中に入れています。

それでも、お日様からためた電気を、直接使えるところが魅力です。

 

脱原発に向けて、こんなちょっとした電気だけれど、自給できたら、嬉しい

 


チャリで世界を巡るエコロジスト松本英揮さんが語った原発の話

2011-07-23 00:27:40 | 反核、反原発

随分たってしまいましたが、6月29日にチャリで世界を巡るエコロジスト、松本英揮さんに来ていただき、スライドトークショーを行いました。

松本さんとの出会いは2年前、妻が松本さんの講演を聞いたことから始まります。妻がいたく感激し、ヨーロッパのエコ都市の話など、講演の内容を私達家族に熱く語りました。すると長男が、「十和田市もそんな素敵なまちになって欲しい。市長に手紙を書きたい」と言いだし、松本さんのDVDを添えて手紙を出しました。昨年冬にまた松本さんの講演会があったので、今度は父と長男で参加し、市長への手紙の話を報告したところ、松本さんは大変よろこんでくれて、今度は長男の中学校で話をさせてよ、ということになりました。学校に話をもちかけ、最後は校長に直接話をしたのですが、あっさり無理と言われ、結局、一般対象に、しかも昼夜2回講演という特別の条件で松本さんにお話ししていただきました。本当にありがとうございました。

今回は、福島原発事故後ということで、特に原発の真実、未来の新エネルギーのことについてみんなと話がしたいと松本さんから事前にメッセージをいただいていました。

講演は、今年の春、中学を卒業したばかりの長男唯人くんと松本さんでスペイン~アフリカ大陸1,000kmのチャリ旅をした話から始まりました。

東日本をおそった地震と津波、そして福島第一原発事故の報はその旅先で知ったそうです。原発建屋が爆発する映像は日本よりも先に放映されていました。「原発の危険性を伝える様々な活動をしてきたが、ついに事故が起きてしまった。事故が起きる前に原発を止めることができず本当に申し訳ない」松本さんは繰り返しそう言いました。小出さんからも同様な言葉を聞きました。それに比べて、推進側のあらゆる人間から、自発的な反省や謝罪の言葉って全く聞いたことはありませんね。

今から15年前、松本さんが今のようにチャリで世界を巡るようになる前、建設会社を経営していたということは知っていました。しかし、実は原発受注を目指して原発推進のリーダーだったということは今回の講演で初めて知りました。会社にとっても大きな利益になるので、受注するために裏金もたくさん渡したそうです。それも、原発は安全で電力の安定供給に必要だと信じていたからだそうです。

それがなぜ、反原発に変わったのか? 質問しました。

最大のきっかけは、「九州電力が活断層を消しゴムで消しているのを見てしまったから」だそうです。受注を目指していた原発の建設予定地の地図を見たら、活断層を示す線が、建設予定地に入ると消えてなくなって、予定地をすぎると再び現れていたんだそうです。それを目の当たりにし、原発の数々のウソに気づいてしまった。それらがきっかけとなり反原発へと変わっていったそうです。六カ所の再処理工場でも、活断層の存在をめぐっては同様な話が聞こえています。ウソにまみれた安全神話、事業者・国・自治体をつなぐ汚い金のパイプ、それが原発の真実。

民主党の仙谷、前原氏はベトナムへの原発輸出を積極的に推進してきた両輪、鳩山由紀夫氏の選挙区である室蘭の新日鉄は原子炉の金型を作っていることなど、そんな実態も話してくれました。

それでも、松本さんは、原発事故が起きるなら中国が先だろうと思っていたそうです。中国の原発は性能も劣るし管理もずさん、小さな事故はけっこう起きているけど全て隠蔽されているらしいです。福島事故を受けても中国の原発新設の方針に変更はなく恐ろしいです。中国に関しては、このほか、ボーキサイト工場を誘致したまちのすさまじい大気汚染の話や、各国から安い労働力を求め進出してきた工場建設による森林伐採、工場排水による河川の汚染、日本向け割り箸などのための伐採による森林の減少と砂漠化および河川の水量の激減など、様々な現実をスライドを使って話してくれました。


菅さん脱原発を明言! 一方、三村青森県知事は・・・

2011-07-15 02:11:59 | 反核、反原発

菅さんが脱原発を明言しました。 

福島事故を目の当たりにし、将来の子供達の安全・安心を考えれば当然のことです。 

国民の命を守るという意志をはっきりと示したことに、何はともあれ敬意を表したいと思います。 

あれこれと批判する声は日に日に大きくなっていますが、菅さん以外にこんなこと言える人はいないと思います。 

党内では、あれは菅さんが思いつきで勝手に言ったこと、私達は原発推進ですと、打ち消しに必死だけど、なんでだ? 

 

このままでは電力不足になるから、原発の早期再稼働を! と騒いでいますが、電力の確保と、原発は安全だから稼働させてくれ、という話は別の話だと思います。 

必ずしも、電力の確保=原発再稼働である必要はなくて、全ての原発が止まっても、原発以外の国内の潜在的な発電能力で電気は足りるということは、小出さんはじめ色々な人が指摘をしています。 

電力会社は、原発を再稼働させないでその分を他の発電で補うと電気料が上がるとかCO2が増えるとか脅しをかけてくるけど、放射能や核のゴミがでるよりは遙かにいいです。 

それで原発を動かさなくてすむのであれば、電気料金が上がったって節電だってがまんしたいと思う。



ところで、青森では、11日から始まった原子力施設の安全対策の県民説明会が、14日に終わりました。 

県内各地で行われた説明会では、どの会場でも原発、再処理工場に対する不安、脱原発を求める声、安全対策への不安・不満などが相次ぎました。県民の声は明らかに、原発、再処理いらない!です。 

14日は、質疑応答だけが行われ知事も出席しました。 

あいかわらずの三村知事。知事の見解を問われたら、国のエネルギー政策に一貫性がないとか、首相の発言の真意が分かりかねるとか、政府批判の発言ばかり。わざわざこの県民説明会で貴重な時間をさいて語ることではない。時間のムダ。肝心の知事の思いが全く表に見えてこない。 

選挙前、県民の命を守るとかって言ってなかったっけ? だったらそれを貫いて欲しいと思います。 

知事自らが作った検証委員会の検討結果もまだでてこないうちに、平日の日中に県民説明会を行うということは、おそらく、原発再稼働、再処理工場試験開始のスケジュールを決めて、そこから逆算して日程が決まっているのかもしれません。 

検証委員会の結果もまたずに、安全だから再稼働に問題なしということを広く県民に知ってもらうための説明会を開くなんて、全く県民をバカにしていると思います。

それか、検証委でも「安全で原発再稼働、再処理工場試験再開に問題なし」という結果がはじめから決まっているということでしょうか。 

今回のこの県民説明会での参加者の声を真に受け止めたとしたら、再稼働容認なんてとても言えないはずです。


原子力施設県民説明会/青森県

2011-07-12 21:59:49 | 反核、反原発

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110712ddlk02040109000c.html

http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2011/07/post-2445.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110711/t10014124061000.html

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2011/kn110712a1.htm

http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001107120002

東京電力福島第1原発の事故を受け、県は11日、

県民に対し県内の原子力施設の安全対策などを報告する説明会をスタートさせました。初日は青森市と六ケ所村で開かれました。

私も主人と友人と一緒に参加してきました。

原発だけでなく、再処理施設や、

大間に建設中のフルMOX原子炉などがあるので、

それぞれの施設の安全対策を説明しました。

約70人が参加した青森市会場では、原子力政策を容認する意見はゼロ。

「もう原発が安全だと言ってほしくない」との訴えには、会場から拍手も起きた。

参加者からは

「福島が収束していないのになぜ安全なのか」


「時間が足りない」

「県の検証委員会の現状報告もないのに説明会をやる意味はないのでは」

「(東通原発などの)耐震設計が他県の原発より低いのは不可解」

「原発再開を前提に動いている」

「県独自の検証結果も説明してほしい」

「地震国に原発を建てたのが間違い」

「子どもへの放射線の影響が心配」

「福島原発から放射能が出続けているのに『安全』と言われても信用できない」

「あした地震と津波が起きるかもしれない。完全な対策を講じるまで原発を動かすべきではない」

「仕事を休まなければならない。平日の夜か土日にやるべきでは」

「東通原発は防潮壁ができていない。

福島の収束もしていない中でなぜ安全なのか」

「原発を徐々にやめていく考えは県にないのか」

「原子力発電がより安全に運転していくためにも事業者や県、国は事故が起こらない態勢を取ってほしい」

「子供の被ばくが心配で来たが、質疑の時間が短すぎてこれまでの説明と変わらなかった。検証委員会の結論を待たず開くのも県民をばかにしている」

「子供の命よりも金(コスト)が大事なのか」

「なぜ自然エネルギーにシフトしようとしないのか」

など批判の意見が相次いだ。

 

県は、これでも説明により、県民の合意が得られたというつもりだろうか・・・。


県の今後の対応に注目したい。

 


昨日は七夕でした

2011-07-08 11:40:16 | 子供達

昨日は七夕でしたね。

残念ながら曇って夜には雨も降ってきて、天の川は観られませんでしたが、

日中は、一時、けっこう暑くなったので、K也も庭で水浴びです。

水浴びというより、じょうろをかじる方が好きみたい・・・。


笹を採ってきて、飾りをつけて、願い事を書きました

 

長女は、「みんなが元気にくらせますように」

 

次男は「東北地方太平洋沖地震が終わり、もとのような平和な日本になりますように」

 

長男は「世界中の人たちが幸せにないますように」

 

私は、「脱原発」と「エネルギーの自由化により、自然エネルギーが選べるようになり、子供達が安心して暮らせるように」という願いをしました。

子供達も、こうしてみると、自分がああなりたい、こうなりたい、あれがほしい、

という願い事でなくなっているのに、感心しました。

みんな成長したんだな。

 

こんな子供達に恵まれたことに感謝です。

今回の震災や原発事故の問題が、子供達の心にも残っているのだとも思いました。



子供達が安心して暮らせる世界であるように。

あたりまえに、きれいな空気を吸って、土遊びが出来て、海で、川で、遊ぶことが出来て、

自然の中で普通に遊ぶことが出来る幸せを奪われないように。

世界の貧困の地で苦しむ子供達が、救われますように。

放射能におびえる福島の人達、子供達が安心して健康に暮らすことが出来るようになりますように。

震災で被災した人達が、立ち直る事ができますように。