スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

磯あそび

2010-08-29 22:57:51 | 子供達
小学校のPTA親子バス旅行に娘と行ってきました。
次男は前日に熱を出したため、大事をとって残念ながらキャンセル。

募集人数50名のところ、82名の参加希望者があり、急遽
バスを1台増やし2台にして、キャンセルなしの全員参加で行きました。

年々、行き先を決めるのに手こずっていますが、今年の担当がチョイスした所は、
青森県立種差少年自然の家。

行ってみてびっくり! 施設自体は、広葉樹の素敵な森の中にあり、ちょっと移動
すると、下には海。最高のロケーションです!

体験プログラムも大変豊富だということです。




今回は、到着後すぐ海へ移動して、まずは「磯あそび」。

遊ぶ場所は一応指定されています。けっこう狭い場所。

1時間さがしてカニが一匹捕まえられるかどうかとか、そんなんじゃないの・・・?
なんて思っていましたが・・・



カニ釣り。糸の先にはイカの刺身。


糸と垂らすと、すぐにカニやヤドカリ、小魚が石の下からぞろぞろとでてきて、
イカに食いつくではありませんか!


隣では、「今、巨大なウナギみたいなのが泳いでいった!」というお母さんの叫び声。
どうやら「ギンポ」のようです。


面白い!! カニはイヤ!とか行っていた娘もいつの間にか夢中に!

イカに食いつくのはすぐですが、釣り上げるのはなかなか難しい。



自然の生き物とは思えないような色をしたヒトデも、その気で見つけるとあちこちに。



1時間もしないうちに、こんなにたくさん。


カニもたくさん釣れたし、ヤドカリもぞろぞろいました。


ただし、この場所は漁業権が設定されているということで、残念ながら、
採れた生き物はキャッチアンドリリース。



自然の家にもどって、昼のお弁当を食べた後は、「貝殻アート班」と「せんべい焼き班」
に分かれて体験プログラム。


娘は貝殻アートに参加。

好みの貝殻を選んで、グルーガンで接着していきます。


できた!




せんべい焼き班は、せんべいの素をお母さん達がこねている間に


男達が炭に火をつけて、焼き型をつかって焼きました。


食べ終わった後は、自分達で使った焼き型のお手入れ。

これ1個3万5千円もするそうです。



種差少年自然の家。実は初めて行きましたが、PTA親子レクとしてはナイスチョイスでした。
海あり山ありで非常によい施設でした。

小学校の宿泊体験はここにしたらいいのにと校長先生に言ったら、人気があって
なかなか押さえられないということでした。

助産院での食事

2010-08-26 10:22:19 | スローフード

助産院で出していただいた野菜たっぷりメニューです。

とにかくやさいのボリュームがすごい!
美味しくって、毎食完食でした。

このほかに、三時のおやつも出ました。

いいおっぱいを出すために、差し入れは禁止でした。
(ケーキや甘いものを持ち込まないように)


1日目夜


・鶏肉とアスパラの塩炒め
・モロヘイヤとエノキのとろとろあえ
・もやしとニラの炒め物
・豆腐とキャベツ、にんじんの味噌汁
・雑穀ご飯
・もも

二日目朝


・パン
・目玉焼き
・サラダ
・ソーセージ、ズッキーニ、パプリカ、キノコアスパラのハーブ炒め
・スープ
・ハーブティー(ペパーミント)

二日目昼



・おいなりさん(しそごはん、大葉ごはん)
・豆腐とゴボウの煮物
・きゅうりとわかめの酢の物

3日目昼



・とろろそば
・おかひじきと薩摩揚げのごま和え
・びわの葉茶

3日目夜



・雑穀ご飯
・ゴボウと豚肉味噌炒め
・オクラとなめたけ合え
・ツナ大根
・貝割れと青菜の味噌汁

4日目夜(お祝い膳)



・さけご飯大葉乗せ
・マグロ、エビ、イカのお刺身
・お吸い物
・さいころカボチャとキュウリのごま和え
・青梗菜のクリームソースかけ
・鶏挽肉とゴボウの油揚げ詰めの煮とにんじん、椎茸の煮物
・ローズヒップティ

5日目朝



・雑穀米
・おかず昆布
・ほっけ
・めかぶの味噌汁
・いんげんのごま和え
・納豆(ネギおかか入り)

普段も、いいおっぱいをたっぷり出すには、
これくらいの量の野菜を食べなくっちゃいけないんだな・・・

普段、お父さんにもこんなに食べさせてないかも・・・。

おっぱいのために、野菜、たっぷり食べるぞ~!

食事は、やっぱり、基本です。



 

 


自然なお産

2010-08-24 10:46:49 | 子供達


8月12日に4人目の子を出産して、
ようやく上の子供達も夏休みが終わり、今日から2学期が始まり、
落ち着いたので久しぶりに母が書きます。

入院中もお父さんがまめに更新していましたが、今回はもう少し詳しく。

まずは出産の話。

今回は、うちから一時間離れた八戸にある助産院で生むことにしました。
予定日は8/20だったのですが、36週の健診の時にはすでに3000gは
ありそうだ、ということで、このまま予定日までおなかにいると、Bigベビーになりそう・・・。

助産院からは36週を過ぎたら、
@三陰交のツボ押し15分
@おっぱいマッサージ片方15分、計30分
@スクワット何回でも
@よく歩くこと
を言い渡されていました。

4人目だし、2人目3人目も予定より早かったので、今回も早く生まれるだろうと
予測して、「お盆の頃には生まれてると思うよ」と、周りにも言っていました。

実は、8/10が新月なので、10日に生まれるかな、と期待していたけど、
その日は何事もなく過ぎ、やっぱりお盆かな・・・と、思っていた
11日の夜。おしるしがありました。(もしかしたらちょっと破水?)
11日は大潮の日。台風も12日には接近します。

台風など、低気圧の時に、分娩が多いらしい。さらに大潮。
明日にはきっと生まれるだろうと、その日は就寝。

翌日12日、午後1時半頃には不規則だったおなかの張りも10分おきに
なってきて、家族には、「きっと今日生まれるよ」と宣言。
台風が近づいていたため、子供達も遊びに行かずにうちにいました。
お父さんにも仕事を切り上げて帰ってきてもらい、入院するに当たって、
うちの中をかたづけて過ごしていました。

助産院に電話したところ、
「5分おきになってからまたれんらくして。
 腰に痛みがこないとまだまだ生まれないから。」

といわれ、そうだよな、陣痛ってこんなもんじゃなかったよな・・・。
まだ痛みと言うほどもなかったので、そのまま5分おきになるのを待ちました。

しばらくして、おなかの張りも5~7分おきになった頃、
助産院のき子先生から電話があり、
「どう?腰にきた?破水らしいのがあったんだったら、もう来てもいいよ。」
と、お許しが出たので、家族みんなで助産院へ

4時半ごろ助産院に到着して内診したところ、
まだ子宮口は2センチ。
「まだまだだね。今日中に生まれれば御の字だね」
と言われ、家族は一時間かけて一旦帰宅。

私は先生に三陰交に針をしてもらい(これがまた痛い)、
レメディの、ジェルセニウムとシミシフーガを15分おきに一粒ずつ、5粒とり、
その後ベリスペレニスとコーロファイラムを15分おきに取り始めると、
痛みが急についてきて、腰に痛みがおりてきました。

8時に家族に連絡して、来てもらうことにして、そのまま分娩室へ。

クッションを抱いて四つん這いになって痛みをこらえます。

痛みが急に変わってきて、
これこれ、この痛み
痛みをこらえている間、き子先生や、駆けつけてくれた助産師さんが、
陣痛のたびに暖かいタオルをおしりに当ててくれ、腰をさすってくれ、
水を飲ませてくれ、とても助かりました。

お父さん達、間に合うかな・・・と、不安に思ってた頃、
ようやく到着。
中一のお兄ちゃんは、「お母さん、水飲む?」
と、水を飲ませてくれ、小4の次男と小1の娘は「おかあさんがんばって」
と、応援してくれました

あんまり久しぶりの痛みに(7年ぶり)、いついきめばいいか、わからなくって、
しばらくいきみを逃していました。
その間、ケーライフォスと、ポースティーラをとり、
きこ先生の
「うんちしていいから、うんちしていいから」
の声に、「え?うんち?」
それがいきんでいいよの合図だったことに気づくのにしばらくかかりました。

いきみはじめて、頭が出て、体が出てくるまではあっという間でした。

8月12日午後9:38赤ちゃん誕生

出てみたら、へその緒が巻いてて、3694gもあるちょっと大きめの赤ちゃん。
すぐにカーボベージをとらせ、産声をあげました。

へその緒がついたままの赤ちゃんをだっこして、
やっとあえたね。よくがんばったね
きれいなあかちゃんだなあ・・・。

子供達とお父さんの、「おかあさんおめでとう。がんばったね。」の声。

へその緒はお父さんが切りました。



次男に似てる?



胎盤も見せてもらい、
子供達も、びっくり、感心していました。
胎盤についた袋も広げてみせてくれて、
ここに赤ちゃんがはいってたんだよって教えてくれました。

結果的には、陣痛が始まってからは8時間、
病院に着いてからは5時間かかりました。

先生にも、「初産みたいね」と、言われましたが、
7年も離れたし、こんなものかな、と思っています。

でも、家族みんなに見守られ、自分の生みたい、楽なスタイルで、
いいお産ができたと思います。


今回、お父さんには、がんばってもらいました。
仕事を休んで毎食ご飯を作り、犬の散歩から、掃除、洗濯、
お昼にはおにぎり作って夏休みの子供達を連れ歩いてくれました。

本当によくやってくれたと思います。
ありがとう。お父さんや家族の協力なしには今回のお産は語れません。

それに、妊娠中、いろんな友達にも、たくさん助けられました。
みんなのお陰です。本当に、ありがとう


おっぱいのんですやすや眠っている赤ちゃんをみていると、
赤ちゃんがそばにいるのって、幸せだなあ・・・と思います。

今回、助産院で産んでみて、よかったと思います。
先生も付きっきりだったし、陣痛を促す手業はまさにゴットハンド。

出産後も、赤ちゃんと同室で、赤ちゃんの世話をしながら
休みますが、おっぱいが出るまでは、まめにおっぱいマッサージしてくれたり、
夜間も、心配してなんども様子を見に来てくれたり、
お盆だったこともあり、人手がなく、きこ先生一人で
美味しい食事作ってくれて、掃除、洗濯、診察とこなしていました。

62歳(くらい)とは思えない。すごいです
でも、おぱいマッサージは涙が出るほど痛かった


出産が私一人しかなかったため、とても静かな入院生活でした。
こんな静かな時間、久しぶり!

美味しい食事の話は、また次回


嶽きみと岩木山

2010-08-22 23:24:38 | 子供達
嶽きみの季節がやってきました。

嶽きみとは、青森県弘前市の岩木山麓の嶽高原で栽培されているとうもろこしのことで、
のどが痛くなるくらい甘くておいしい、地域のブランドとうもろこしです。

どうせなら、採れたてのゆでたてをその場で食べようということで、
そこまで行くならついでに岩木山も登ってくるかと、子供達の夏休み最後の日曜日に
ふらっと行ってきました。


急な思いつきだったので、今回は岩木スカイラインを使って車で8合目まで。
下から見ると山頂付近は雲に覆われていました。

8合目は濃い霧と風。すごい早さで霧が流れています。


途中まで登山用のリフトがあるのですが、私たちはその脇の登山道を
行きました。


大きなナメクジ発見。子供達は初めて見る大きさにびっくり。




リフト終点からの道と登山道が合流。
ときどき霧が晴れてすばらしい景色が広がります。



火口をのぞきこむ。目もくらむような風景。すいこまれそうな怖さ。でも見たい・・・。




ガスが晴れ、一瞬山頂が見えそうに。
でも、すぐまた霧の中。



山頂への急登。まるでガケ登りです。
8合目からリフトを使うと比較的気軽に来ることができるので、
普通の格好をした観光客がたくさん登っていきます。



山頂はもうすぐ。一瞬霧が晴れ、青空が見えました。



山頂に到着。濃い霧と風の中。残念ながら、下の景色は見えませんでした。


学生の頃は毎日ながめ、1年をとおして登っていた岩木山ですが、
山頂まで来たのは随分久しぶりです。

しばらく来ていないうちに、山頂には木造の非常にきれいなトイレができていました。

のぞいて見ると・・・



微生物を使って排泄物を分解するバイオトイレだそうです。



せっかくなので、長男がペダルをこいでみた。
なんだか面白いですね。

くみとりの必要もないようなので、うまくいくのであれば非常によい
システムだと思います。


山頂の小屋の中でお昼を食べて、一休みして下山開始。登ったら降りなければならない
んですね・・・

急勾配、しかも岩だらけの登山道を慎重に降りていきます。
娘はちょっとビビり気味。父と手をつなぎながらゆっくり降りました。




霧が晴れ、弘前方面が一瞬見えました。



リフト脇の登山道。まるで木のトンネル。

トトロの世界・・・


子供達は、岩木山初登頂。

こんどは、きちんと下から登ってみよう。



山を下りたあとは、車道脇にずらりと並ぶ嶽きみ直売所によって、ゆできみを買って
食べました。おみやげに生も買って帰りました。

ほとんどの店が、すぐ裏がとうもろこし畑で、本当に新鮮!

旬のものをその時期にその場所で食べるって、やっぱり最高。

涼を求めて

2010-08-22 00:53:34 | 子供達
子供達の夏休み最後の土曜日。

朝思い立って、岩手県岩泉町の鍾乳洞「龍泉洞」へふらっと行ってみました。


いかにも、鍾乳洞がありそうな山容をしています。

岩手県は鍾乳洞の宝庫で、たくさんの鍾乳洞が確認されています。
そのうちのいくつかが観光化されていて、この龍泉洞はその中で最も
ポピュラーな場所です。


涼しさを求めて、駐車場は満車、たくさんの人が各地から来ていました。


洞内の気温は16.6℃!!  涼しいどころか、寒いです。


透明度が高くきれいな水がごうごうと流れています。
洞窟の中で反響する水音というのは、ちょっとこわいです。

父が昔、東京で働いていた時、この龍泉洞の水でコーヒーを入れているという
喫茶店がありました。水はペットボトルにつめて販売しています。



ライトアップするのはいいですが、緑だとか青だとか、不自然な色をあてるのは
やめて欲しいですね。本当の鍾乳洞の様子が分からなくなります。



狭い中、よくこんな階段を作ったものです。急な階段で上へ上へと上ります。



振り返ればこんな高さ。遙か下に、エメラルドグリーンの地底湖が見えます。

人が多くて、階段の上が詰まって渋滞気味。

日常とは異なる世界、涼しさを体験してきました。


父は学生時代、探検部に所属していたので、岩手県内の鍾乳洞は合宿を組んで
けっこう入りました。観光洞ではない場所を、入洞許可をとってあちこち這い回り
ました。冬に入ると、かえって洞内の方が暖かかったりします。




ただ、今日、とてもいやな気分になったことがありました。
龍泉洞の駐車場で、エンジンかけっぱなしの車がけっこういたことです。

これ、洞窟から帰ってきたときに車内が涼しくなってるようにと、エアコン
かけっぱなしで、洞内観光へ行っているのでしょう。

信じられません。

ほんのちょっと待てば、車内なんてすぐ冷えるのに。



そういえば、白神山地でガイドをしている知り合いが話していたことを
思い出しました。

最も簡単に白神に入れる、暗門の滝という場所があるのですが、世界遺産登録後、
観光客が増えて、観光バスもたくさんくるようになりました。

で、遊歩道を散策している間、駐車場で観光バスは、客がもどってきたときの
ために、エンジンかけてエアコンかけっぱなしで待っているんだそうです。

そういう団体をガイドしたときは、「みなさんがバスに戻ったときに快適でいたいの
かもしれませんが、そのために白神の自然が排気ガスで汚されているのです」というような
話を必ずしていると言っていました。




これは、今日行きながら買っていった、二戸町の丹一パンのパンです。
友人に教えてもらい、店の存在を知りました。

このボリュームで、なんと90円です!!
けっこうずっしりとした重さがあります。



切り開いたパンに、何種類もあるジャムやクリームの中から好きなのを選んで
ぬってもらいます。ミックスもできて、それでも100円!

チョコクリームが一番おいしかったです。子供達とも意見が一致。

小さな駐車場はいつも車でいっぱいです。