スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

子ども探偵団出動

2010-10-09 23:32:54 | あそび

先日、「平成22年度こどものまつり」会場となりの文化センター前広場で、

「NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバン」と

私達「わくわく連隊! あそぶンジャー」によるあそび合いの企画

「子ども探偵団出動!!」を行いました。
 

「ミスターX探偵社」として、アフタフ・バーバンからは代表の北さんときょんちゃんの
2人が来てくれました。
そして、それをサポートするミスターX探偵社十和田支局として、私達あそぶンジャー
が加わり、子ども探偵団がスタート。



ミスターX探偵社十和田支局の面々。
黒っぽい服装で集合。こうすると、私達のあそび心にもスイッチが
入ります。

まずは、探偵の技をみがくためのトレーニング。

みる、きくなどの5感を使ったあそびでほぐれたあと、
「会場内にしかけられた ”時限装置” を発見し解除せよ」
との指令が!




時間がせまる中、子ども達は駆け回ってさがします。



発見した子ども達が、さけびながら次々にやってきます。

無事発見され、解除に成功した時限装置、 ”メザマーシ・ド・ケイ”。


そして、いよいよ子ども達が探偵となって、子どものまつり会場へ潜入します。
今回の指令は、「ターゲットをさがせ!」

子どものまつり会場にいるある人物をターゲットに決め、その人に気づかれないように
似顔絵を作成し、そこに、その人物に関する情報を本人から聞き出して書き込む。

それをチームで交換しあい、その情報をたよりにターゲットを見事さがしだし、
連れてくるというミッション。



探偵社本社の2人が、ミッションの内容を面白おかしく演じながら説明。
見ているみんなは大笑い。

そして、いよいよミッション開始。

我がチームは、絵が得意だという男の子が似顔絵作成することに。
「あの人はどう?」 「俺、単純な顔じゃないと描けないよ・・・」
なかなかターゲットが決まらない。

会場をぐるぐる回ってようやくターゲットを決めると、残りの人は似顔絵を
描くための時間かせぎと情報を聞き出すために本人に近づきインタビュー。

似顔絵担当は、本人にみつからないように、やや離れた所に。

情報を聞き出し、そろそろ似顔絵もできているかな、と行ってみると・・・

「どう、できた?」   

「遠くて顔が見えないよ・・・看板で顔が隠れてみえづらいし・・・」

見てみると似顔絵は白紙!  えーっ!! 

移動すればいいのに・・・!   

本人には気づかれないようにというひと言に(とはいうものの、本人から
丸見えでバレバレだったりします・・・)、どきどきして動けなかった
んだろうなあ。 




そこで作戦変更。私ともう一人の女の子で近くまで行ってターゲットの
特徴を覚えてきてそれを伝え、そこに男の子が見た特徴を加えて
モンタージュ写真のように似顔絵を作成。


似顔絵完成!

広場にもどって、似顔絵を交換しあい、ターゲットをさがします。




捜し出されたターゲットのみなさん。快く一緒に来てくれました。
子ども達の描いた似顔絵を持ってもらと、特徴をうまくとらえていて
子ども達の観察力に感心してしまいます。

我がチーム、交換した似顔絵を見た瞬間、「私、この人どこにいるか知ってる!」
と走りだしました。 
そして、見事ターゲットを捜すことが出来ました。
見てないようでいて、子ども達の観察力と記憶力には感心しっぱなしでした。



最後は、大人対子どもの「暗号解読大作戦」。


今の子どもは外で遊ばないとか遊べないとか言われますが、
そんなことは全然ありません。


アフタフ・バーバンのあそびでは、関わるとを大切にしていて、みんなで
どうしようかって相談する場面が多いです。
また、与えられるミッションも、ターゲットをさがせ、とかって、
決まった答えはなく、そこへたどりつくまでの道のりも参加者の数だけ
無数にあります。

子どもですから、自分勝手な行動をとったり、ひねくれたことを
言ったりする子もいます。

でも、みんながバラバラなように感じるけれども、自分が選んだ面白さ
にむかってあそんでいるという点ではみんな一緒。

そして、誰かが言ったことにみんなの心が響き合い、「じゃあ、それやってみよう!」
となったときに、みんなの気持ちが ぎゅっ! っとなる瞬間があります。

これがなんともいえずたまりません! 

楽しい1日でした。










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