スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

入学式

2010-04-08 23:47:08 | 子供達
長男は中学校の、長女は小学校の入学式。

ところが・・・

長男が数日前からのどの痛みを訴え、みてみるとすごくはれている。
熱もでてきた・・・。

入学式を控えていたので、念のため医者へ行ってみると、
なんと、溶連菌感染症とのこと・・・。

溶連菌では出校できません。

結局、入学式には出席出来ませんでした。残念だけど仕方ありません。

父は今年から小学校のPTA会長なので、来賓として出席してきました。

ぽつんと1つだけあいた新入生の椅子。

担任の先生が、1人1人の名前を読み上げ、返事をした生徒が立ち上がります。

うちの長男の番になりました。

名前を読み上げる。

が、もちろん返事はない。しばらくの沈黙・・・

会場がちょっとざわつきはじめたころ、先生が、

「は、本日は欠席です」・・・

先生! いないの分かってるんだから、そんなに間をあけなくても・・・

担任の先生は、なんと長女の保育所の父兄で、よく知っているお父さんでした。

この中学は、かつて荒れた時代があったそうで(市内では有名で、
今でも悪い印象をもっている人は多いです)、気をぬくとまた元に
もどってしまう、という危機感から、学校もPTAもがっちりと構えてる
感じで、ぴりぴりとしたちょっとした緊張感がありました。


入学式の翌日も、まだ微熱があり、大事を取って休むことにしました。

朝、長男の同級生6人が、心配して、通学途中に家に寄ってくれました。
友達っていいですね。


長女の小学校の入学式は、中学生とはがらりと雰囲気が変わって
ほのぼのとしていて、かわいかったですね。トトロの「さんぽ」で入場。

父は、校長式辞につづいて、PTA会長としてお祝いのあいさつ。
自分の子供の式で壇上からあいさつするなんて、なかなか貴重な経験をしました。
子供達はあいさつにきちんと応えてくれたり、おやくそくを話したら
返事をしてくれたり、とってもしっかりしてました。


ところで、中学校の入学式のあと、そのままPTAの学級委員を決める
保護者会が行われました。

3クラスで、うちの小学校の学区からは1クラス3人ずつ委員を選ぶ
必要があったのですが、「どなたかやってくれる方いませんか?」
の呼びかけに、長時間、沈黙がつづく・・・というのがよくある光景ですが・・・。

すぐに手があがり、その人が別な人にも「いっしょにやろうよ」
と誘い、次々手があがり、私のいた1組はすぐに定員を超える委員が立候補したのです。

みてみると、みんな、私と一緒に小学校でPTA6学年委員をやっていたお母さん
達ではないですか! 

他のクラスの顔ぶれを見ても、やはり6学年委員をやっていたお母さんが
委員になっていました。

これには非常にうれしくって、感動しました!





発熱と、咳、のどの腫れ

2010-04-05 14:13:44 | 自然療法
前に、末娘が発熱とのどの腫れ、痰の絡んだ咳が続き、三週間ほど熱が上がったり下がったりを繰り返していました。

ちょうど、保育園の卒所も近かったので、熱が下がっては保育園に行き、
保育園に行っては熱を出す、のくりかえしで、非常に長引きました。

子供も、保育園に行きたがらない子だったので、なおさらだったんでしょう。

二週間目にはのどが真っ赤に腫れて、38度の熱が二~三日続きました。
その間、病院に行かず、自然療法とホメオパシーで乗り切ったわけですが、
今回は長引いたので、さすがに大丈夫か?と、不安にもなりました。

発熱中は毎日足湯して、のどが痛むときはしょうが湿布をのどにしたり、
最後にやって治癒していったのはこんにゃくシップのお陰かな。

ホメオパシーも、次々と、初期にAcon,Ferrn-p,熱が上がってからBell,寒気があったときにGels,のどの痛みにApis,のどの腫れにHep、繰り返す熱にChin、を与えてみたものの、
これがヒットした!というものもなく、ぱっとしない体調が続きました。

卒所して、やっと体調も戻り、あとは入学式を向かえるだけ・・・、と、思っていたら、
今度は上のお兄ちゃんが「寒気がする・・・」
やばい、きたか。

昨日から微熱が出始め、こんにゃく湿布をして、とりあえずAcon,Ferrn-p,をとらせて、のどが痛いと言うのでApisを飲ませて寝ました。

今朝から、右ののどがすごく腫れ上がり、つばを飲み込むのも痛い様子。
食欲はあるのに食べれない。熱も上がってきたので、Gels,のどの腫れにHepを飲ませ、
のどにしょうが湿布して様子を見ています。

七日にはお兄ちゃんも中学校の入学式なので、それまでに治ってくれればいいな・・・と、思っていますが、どうなることやら。

もう一つ、末娘の体調不良が3週間も続いたあとに、虫歯を治療したところが痛み出し、歯医者に行ったところ、かぶせてあったところの隙間から菌が入り込み、かなり深くいっているから、神経を抜かなければならないと言われてしまいました。

どうやら、体調が悪くなると、免疫力が落ちるので、普段は大丈夫な口の中の虫歯菌もそのすきに弱いところに入り込んでしまうのだとか・・・。

思わぬ所に落とし穴でした。

病院通いはしないけれど、歯医者通いはしなくては・・・。


つみ木広場

2010-04-01 00:14:12 | 子供達
前回紹介した、忍者、学校をあそぶ の翌年のPTA成人教育部の講座は、
「つみ木広場」を行いました。

つみ木広場は弘前市のご夫婦が行っているワークショップです。

ひのきの間伐材で作られたつみ木をつかった、表現のワークショップです。



体育館に赤絨毯をひき、たくさんのつみ木を広げると、ひのきの良い香りが
広がります。心が落ち着きます。

はじめに、子供達を寝かせて、その上につみ木をかけて、しばらく香りや木の感触を
楽しんだあと、間伐が山を元気にする仕組みを学びます。

その後、大人も子供も一緒に、自由につみ木を使ってあそびました。




高学年は、さすがにひと味違う作品をつくります。



それぞれの思いがいろいろな形になっていきます。
集中しすぎて、思わずうしろの人の作品を崩してしまうお母さんも・・・


その後、もったいないのですが、一度全ての作品を崩してしまいます。
壊すのではなく、自分の作ったものを両手で抱きかかえるようにやさしく
崩していきます。

そして、また、新たに作り始めます。つみ木広場のご夫妻の、「道はひとつではない。
くずれてしまっても、また何度でもやり直すことができる」という思いが込められています。


これはお父さんの作品。そのうちに、つみ木を積む人、使っていないつみ木を集める人、
つみ木を運ぶ人など、自然に役割が生まれてきます・・・。



最後に、大人達がそれぞれの作品をつないで、大きなひとつの作品にします。
ステージからみんなでつながった作品をながめました。

つみ木広場のご夫婦が子供達に質問します。「たったひとつだけ、なくしてしまったら
やり直せないものがあります。なんだと思いますか?」

すると、一人の子が「いのち!」と答えました。

「そのとおりです。いのちは、なくしてしまったら、絶対に元にはもどせません。
どうか、いのちを大切にしてください」という言葉でワークショップが終わりました。

アンケートに、参加したお母さんから「このところ、悩みがあって落ち込んでいたけれど、
無心でつみ木を積んでいたら、なんだか気持ちがすっきりしました」なんて書き込みがあり、
ちょっとうれしくなりました。