Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

町田イタリア歌劇団の仮面舞踊

2018-08-25 17:30:57 | 町田イタリア歌劇団

いま町田イタリア歌劇団の仮面舞踊会を観終えたところです。
いやあ、素晴らしかったですねえ。
終演後ミュージックアドバイザーとして来てらした及川尚志さんと立ち話。及川さんの18日公演をみれなかったのは本当に残念だったけど、今日も素晴らしかったから、これだといつも2日観ないと気が済まなくなります、と。
谷川佳幸さんはリッカルドが大好きな役だと言われてましたが、一幕からオーラを発して舞台を支配していました。
売れっ子でなかなか町田では聴けなくなった井上雅人さんのレナート、歌はもちろん演技もすごくてこのドラマを牽引していました。柴田さんの無茶ぶりアンコールに、ニヤッと笑ってアリアのアンコールとはなんたる余裕、ショーマンシップ。みんな大喜びでした。
そして今や町イタの女王となった宮川典子さんのアメリア。正直に書けば第1幕の出だし、あれ調子良くないのかなって一瞬思いました。が、二幕冒頭のアリアから爆発しましたね。そこからはすごかった。リッカルドと盛り上がる場面、レナートに殺してやると言われて嘆く場面、などなど歌も演技も素晴らしくホールの観客はみんな典子さんの虜になっていました。
で今日のサプライズは、オスカルの大阪美紗子さんでした。初めて聴いたのですが、歌も演技も生き生きしていて大好きになりました。

仮面舞踊会、ぼくが観たのはMetの一番新しい、アルバレス、ポポロストフスキー、ラノバノフスキーの3人の大スターが共演したものだけで、これが素晴らしいのはいうまでもありません。
が、今日柴田さんと川島慶子さんと土屋麻美さんが観せてくれた、聴かせてくれた生オペラは、また違う、素晴らしいオペラであって、単純には比べられないものだとぼくは思っています。心底ぼくは楽しんでます。

興奮と感動が冷めやらないので、某店のカウンターで飲みながらこれを書いてます。とっても幸せな気分です。ありがとうございました。















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