今日は一緒に桜美林でロ短調ミサを歌っている歌トモさんのコンサートで多摩パルテノンへ。
混声合唱団うたの森の定期演奏会ですが、多摩パルテノンはほぼ満席。桜美林の仲間も何人も来ていました。
プログラムは3部構成で、水のいのち、ポピュラーメドレー、バッハのカンタータ150番と131番。
この構成がこの合唱団のポリシーを示していました。定番の合唱曲も歌うけど、ポピュラーだって歌って楽しむし、本格的なバッハにも取り組むよ、って。
水のいのちは、まぁまぁかな、ってな感じで聞いていたんですが、趣向を凝らしたポピュラーメドレーを聴いてるうちに、技術的にああだ、こうだ、なーんてどーでもいい。一番大切なのは、ホントに楽しんでるかってこと。そんな気分になってきて。
で、この合唱団の皆さんは、心から楽しんでらっしゃった。いつの間にかNHKのファミリーコンサートのようになって、客席のぼくらも幸せな気分になっていました。
そしてひと休みして迎えたバッハの部では、格調高いカンタータ。皆さんの思いが募ってハーモニーが次第に深くなっていって最後の131番が終了。
その後のアンコールが今日一番の出来だったかもしれません。ヨハネの終曲がホールに響き渡り、とっても素敵な合唱団の、とっても素敵なコンサートが終わりました。
ところで昨年11月の本番以来に訪れた多摩センター、なんと三越がなくなっていました。
でもまだ夏休み中の今日、街はけっこう賑わっていて、良かった。