今日は須川展也&中野翔太デュオ・コンサートでミューザ川崎。フェスタ サマーミューザ2日目。
そんなにメジャーではないクラシカルサクソフォーン。その第一任者の須川さんを知ったのは最近。
聴いたCD3枚は吉松隆氏ら現代の作曲家作品など聴きごたえがあり、実演を聴きたくなって今日のチケットを購入したのですが、来てよかった。
プログラムは中野さんとのデュオでグリーグのピアノ曲、カルメンの花の歌とメドレー。
須川さんがバッハの無伴奏パルティータ。中野さんがガーシュウインのフォギーデイをソロで。
再び2人でサマータイム、ラプソディーインブルー、アンコールでピアソラ。
現代クラシック的な吉松作品などは今日のプログラムにはなかったけれど、須川さんと中野さんの演奏は現代音楽でもあり、クラシックでもあり、ジャズでもある。
でもフュージョンっていうより、シームレスな音楽世界とでもいえばいいか。
まったく通俗的にならず、洗練されていた。
この燃えるような真夏には、モーツァルトやベートーヴェンはいらない。
こういう音楽を身体が欲するのはぼくだけだろうか。