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リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

新国立オペラ「ホフマン物語」フィナーレ素晴らしく感動いっぱい

2023-03-16 00:23:00 | 新国立劇場オペラ
今夜は新国立オペラ「ホフマン物語」初日でオペラパレス。
フィナーレ素晴らしい、感動胸いっぱい。
この演目はMETやハンブルクの録画を持っているけどちゃんと観たことがなかった。このフィリップ・アルロー演出のプロジェクションは10年前のもののようだが実にモダン。三つの失恋バナシは面白いし音楽がとってもいい。
初演は1881年でオッフェンバックの死後。世紀末の混乱したウィーンで人々が求めた享楽的な芸術ってことなのかなぁ。よくわからない。でも21世紀に生きる私たちにもとても楽しめるオペラだった。

レオナルド・カパルボはホフマン歌いと書いてあった。なるほどそうだという熱演熱唱は素晴らしい。
エギルス・シリンスの4役熱演もすごかった。
木下美穂子さんには泣かされ、大隅智佳子さんには悩殺され、小林由佳さんには胸熱くされ。
男声陣は青地さん伊藤さん須藤さんら実力者ぞろいでドラマが盛り上がった。

マエストロのマルコ・レトーニャは素晴らしいオッフェンバック。ドラマティックでエレガント。
合唱団は今日も最高。舞台の美しさも眼を見張るばかり。
新国立オペラはやっぱり格別です。




























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