久々にアタリの映画。2回、3回観たいと思う映画でした。
宅配レンタルDVDで観たのですが「クラウド アトラス」はなかなか凄い映画でした。
TSUTAYAのストーリー紹介では
『マトリックス』3部作のウォシャウスキー姉弟がトム・ハンクス、ハル・ベリー主演で贈るSF超大作。19世紀から24世紀まで6つの時代と場所で6つの人生を生きる男を主人公に、過去、現在、未来に跨る500年間の6つのエピソードを圧倒的な映像で描く。
Wikipediaでは
2012年のSFドラマ映画。2004年に発表されたデイヴィッド・ミッチェルの小説『クラウド・アトラス』を原作とする。映画は19世紀から文明崩壊後までの異なる時代に舞台を置いた6つの物語をグランドホテル方式で描き、キャストは各エピソードに応じて複数の人物を演じるという、複雑な手法が取られる。
と紹介されています。
Wikipediaでは、さらに詳しく6つのストーリのあらすじと登場人物(主演役者名)や脇役など見られます。
私の感覚ではすごく好きな映画です。
こんなセリフがありました。
「文明を破壊したのは誰だ?」
「昔の人 知恵が追いつかない程の果てしない欲望」
我々の人生や選択は、量子の奇跡のように瞬間ごとに意味づけられる
我々の人生が交差するその瞬間
新たな方向性を指し示す
あらゆる垣根は乗り越えようと思うものは乗り越えられる
距離は幻想
魂は時空を超える
何故人は同じあやまちを繰り返すのか
何度も何度も何度も
この映画、魂やスピリチュアルや生まれ変わりや、奴隷制度、原子力、陰謀、欲、破壊、愛、争い、クローン、未来社会、地球崩壊後の地球、同性愛などが、いろいろな時代背景で描かれているのですが、多分にセリフの影響力もあり、ものすごく惹かれる映画となりました。
彗星型の痣が生まれ変わりの証みたいに扱われている思います。
同じ役者さんがその生まれ変わりを演じておられるという設定だと思うのですけど(それ以外にもあるようです)、メイキャップがすごいので、トム・ハンクスの物理学者やヒュー・グラントのコナ族のチーフなんて全くわかりません。
もう1回ゆっくり見ても、よく知っている素顔的役以外は誰が誰だかわからないような気がします。
「この役は誰がやってる?」探しをするにも楽しい映画かも。
私は啓示的なセリフの数々も気に入りました。
映画の中の崩壊した地球で、地球が崩壊したのは「知恵が追いつかないほどの果てしない欲望」が原因でしたが、それは今リアルに進行しているように思えます。
原子力発電による放射性核廃棄物は安全に処理する技術を持たないのが人類です。
中国では川が汚染され、ガンの村ができてしまっています。
世界でも核廃棄物や汚染は川に流れ、やがて海に流れ入ります。
それでも世界では原子力は稼働し続けています。いったい誰の欲望なのでしょうね。
果てしなき欲望は我々市民の知らないところで蠢き続けています。
地球に住まわせていただいている、この星を大切にという思いで人類全てが暮らすなら、争いのない、豊かな自然に恵まれた美しい空気の美しい地球で暮らし続けていけるかもしれないのに。
その選択を捨てているのが今の人類なのですね。
ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。
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