雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

不可解な父

2024-11-21 15:39:33 | 日記 第2部

先日、市役所から電話があった。
以前にも連絡があった件だが、ショートステイの負担限度額申請について。
母は約4週間ショートステイしていたのだが、
申請をすれば費用が安くなるという説明は施設の方や市役所の方からも受けていた。

その手続きに母の通帳が必要で、市から父にその旨を伝えたところ
通帳を見せたくない…と言われたらしい。(は?意味わからん)
(当初は母が家に帰れない状態ということで通帳無しでも手続できるという話だったけれども
自宅に帰ったということで通帳が必要になったらしい)
そこで、私に電話がかかって来たわけで、私が実家に行って通帳を借りることに。

で、そのことを伝えようと父に電話すると、「いらん」の一点張り。
説明しようとしても聞く耳持たないというか、途中から全く反応なくなり、
こっちがいくら話しかけても無音。しばらくして電話切られる。
(なんじゃこりゃー)

そこで、支援センターの方に電話。
(母が施設を出た日、この件については支援センターの方からも父に話されていたので)
後日改めて父に説明したみたいだけど、手続きはしないと拒否されたらしい。
数万円も安くなるのに…不可解過ぎる!
(日々10円でも安いものを選んで買い物してる身からしたら、信じられない。
普通に公的な手続き踏むだけだぞ!)

結局、本人が払わないと言うなら問題だけれども、
別に減額しなくてもいいと言うのならしょうがないという結論に。
(私が払うわけではないし、もう知らんわ)

父の判断力や理解力に不安があると伝え(ただの頑固とは違う)、
やっぱり受診させた方がいいんじゃないかと伝えると、
そういう話はしているがなかなか本人がうんと言わないらしい。
(まぁ確かに難しいよな)

母が認知症でかかっている先生にそれとなく受診や検査を勧めてもらうことはできないかと
相談したところ、先生に連絡を取ってみますとのこと。
ほんとに何から何までお世話になって申し訳ない。
来月母の受診の予定だが、でもなかなか簡単にはいかないだろう。困ったもんだ。

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母帰る

2024-11-16 17:41:25 | 日記 第2部

母が帰って来る日、施設の方が自宅まで送ってくださるということだったので、実家に。
家に着いたら、父はせっせと風呂掃除をしている。また浴槽しか掃除しないんだろうな…と思いつつ
私はその間にトイレ掃除。ていうかこの4週間全く掃除してない様子。(まぁいつものことだけど)

その後、リビングで少し話す。
体調はどう?と聞くと、物忘れが…。あれこれ探し回っていると。
(後で思ったが、このタイミングで受診を促してみてもよかったのかなと。
うんとは言わないだろうけど)

日曜の朝ははどこか泊まってから来たのかと聞かれたので、
日帰りでラグビーの試合を見に行って来たと。
何の試合か聞いてくるので、プロの試合と言ったら「わからん」で終了。
どうも私とラグビーが結び付かないらしく。
いやいや前に私がラグビー好きだっていう話したよね、
ワールドカップ見に行った帰りにお母さん迎えに来たよね
まぁ自分に興味のない話は忘れちゃう人なんで。

他にもエアコンの効きがとか、でも今年はまだあったかいよねとか、地球温暖化がとか
そんな当たり障りのない話を。

そろそろ時間なので外に出てみると、支援センターの方やケアマネさんが来られてた。
支援センターの方もラグビー好きらしく、ちょっと話した。
(こんな状況じゃなかったら、楽しく盛り上がりたかったわ)

母は予定時間より少し遅れて到着。
施設の方から私や支援センターの方やケアマネさんが荷物を受け取っている間に(服が大量)
母は父の元へ行ってハグ。もうほんとに不可解過ぎる夫婦。

部屋に入ると、お客様にお茶を淹れないとキッチンに行く母。
施設にいた時と明らかに表情が違い、やっぱり家がいいんだなと。
ところが急須の蓋が取れないと。なんで?と思いつつ力を入れたらやっと外れた。
ていうか、中には真っ黒な液体。もしかして4週間放置?嘘だろー。
母がさっとゆすいでお茶っ葉を入れようとするので、
まだまだ!とあわてて洗剤つけてゴシゴシ洗う。
湯呑も乾いたお茶っぱがへぱりついていたのをざっと洗って、それにお茶を淹れようとするので、
待て待て!とそれもまた私がゴシゴシ洗う。
(自分でやろうとするのはいいが、この詰めの甘さが…)
自分でちゃんとお客様にお茶も運んでいて、ここだけ見れば普通。

その間、父はいろんな書類にサイン。ぶつぶつぼやきながら(ほんとうるさい)
母に「家がやっぱりいいね」と言うと嬉しそうにしている。
「どのくらい(施設に)いたのかな?」と言うので、「1ヶ月くらい」と言うと
「そんなに?」と驚いた様子。「覚えていない」と言う。
(施設にいた記憶は少しはあるってことか)
父が書類に印鑑を何カ所も押すのを見て「いっぱいあるね」と驚いたり、
リラックスしている感じだ。

それにしてもいちいち父のぼやきがうるさい。書類に名前を書くのも印鑑押すのにも。
その後もショートステイの料金が手続きをすれば安くなることや支払いのことなど説明されても
つっかかるような物言いで人の話聞く姿勢じゃない。ほんとうんざりだ。

そして皆さんが帰られた後は、大量の衣類の整理。
最初に私が手あたり次第持って行った衣類に、後で下着や厚手の衣類を持って行ったり、
デイサービスやデイケアで預かっていたただいた服も取りに行って下さったらしく、大量。
それを半袖、長袖、下着、靴下、ズボンなどに分け、
またデイサービスやデイケアに預けるため(お風呂に入った時のため)2組ずつ用意。

すると、父が買い物に行こうと言い出す。いやいやまだ片付けてる途中だし。
しかも買う物も何もメモしとらんし。ほんとに自分のタイミングでしか動かないんだな。
母もじゃぁと行こうとするので、私もついて行く。
すると、父がその前にご飯を炊いておこうと母に準備させ、スイッチオン。

がしかし、店内では父がどんどん先を歩いて行き、母が食品の前でどうしようか迷っていると、
どうするのかと聞くでもなく、一回りしてまた来ればいいとどんどん歩いて行ってしまう。
一回りって、いやいや今買わないと忘れるだろ。
まだしっかりしてる時ならまだしも認知症だぞ。

あまり食材を買っても腐らせるだけだと思い、最低限のものだけかごに入れさせる。
それから、ビニール袋とかも買おうと思い、カートを押して行って選んでいたら、
その間に父と母は先にレジに行ってしまい、父が大声で「おい!おい!」と。(うるさい!)
あわててレジに行く。買い物くらいゆっくりさせろ。そんなに急いでも特に何もないだろが。
ほんとこの人と買い物してもストレスしかないわ。

そして帰ってから、衣類の整理の続きを済ませ、今度は冷蔵庫の整理。
傷んだご飯やらどろどろの豆腐やらが入っていて(冷蔵庫の中見とらんのか)
それをビニル袋にせっせと詰め込み、とりあえず冷凍庫にぶちこむ。
(帰るまでの間ちょっとでも凍らせておけば、においを少しでも軽減できる)

流しも三角コーナーも排水口も水切りかごも全部汚いので掃除。その内お昼になる。
母は買って来たお惣菜をレンジに入れたはいいが、ふらっとどこかに行ってしまう。
戻って来たところに味噌汁のレトルトを用意させたり、ご飯をついでもらったり、
あんまり遅くなって父に文句言われたらいやだしとバタバタ。
なんでこんなに焦らないかんねん。もっとゆっくりしたいわ。

ご飯を食べている途中に父が「ご飯はやっぱり水をコップ1杯足した方がいい」と。
忘れないように後で書いて貼っておかないと…と思ったが、すっかり忘れてたー。
ていうか、自分でしろ。

父が昼からドライブに行こうと言い出す。(いつもの散歩コースがある)
うぇっ私は勘弁…ていうか、まだまだ掃除するところあるんだけどー。

昼食後はガスコンロとか壁を拭いたり、掃除機をかけたり。
父が「帰るんだろう」と言うので「私は掃除してから帰るから二人で行って来たら」と。
私が2階で掃除機かけていたら、母が来る。
「私は掃除してから帰るから。2人で行って来てね」と言うと、残念そう。
「(お父さん)一人で行けばいいのに。でもしょうがないね。」と母。
思わず「お母さんが(家に)帰りたいって言ったやん」とつぶやいてしまう。

帰るまでいてねか今日は泊まってねと言われたが、明日は仕事だからと。
その時の母のうるんだ目が忘れられない。
せめて嘘でもうんと言っておけばよかった。どうせ忘れるんだから。
もうどうしたらいいかわからん。

ほんとにずーっとずーっと同じことの繰り返しだ。
でも、ぼけるぼけてないに関わらず母は家に帰ることを選択する。
10年前もそうだったし。

二人が出かけた後、掃除機をかけた後は風呂掃除。
見事に父は浴槽の中しか掃除していないので、浴槽の外側、床、洗面器など汚れ放題だ。
本当はカビキラーとかしたいが、早く帰りたいのでざざっと掃除。
二人がそんなにすぐ帰って来るわけでもないのになぜか妙に焦る、

デイサービスとデイケアに預ける着替えは母が触らないように父の部屋に持って行き、
置き手紙を置いて行く。
それから玄関もさっと掃き、冷凍しておいた生ごみをクーラーボックスに入れ、
さぁ帰るぞと車に乗り込んだものの、そういえば前回水筒を忘れて行ったままだったーと
台所に行くと隅に置いてあった。手に取ると中にまだ液体が入っとるーー。
4週間そのままにしとったんかーい。中のお茶を流しさっとすすいで持って帰り、
家でゴシゴシ洗った。

いやぁ、4時間半ほどの滞在だったが、くたくただ。
身体の疲れより気疲れ。母も最初は久しぶりの我が家で嬉しそうだったけど、
何かあると父の顔色を窺ってる感じだし。

ふと思ったが、騒動の時の父の声を録音したことはあったけど、
本当に録音すべきは母の声だったんじゃないかと。
父に聞こえないような声で「くそじじい」と呟いたり、
車の中で「今帰ったら殺される」と言っていたり。
でも、離れたいと思いながらも離れられないのも事実で…。ふーっ。

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母が帰る日決定

2024-11-14 17:14:15 | 日記 第2部

先日父からもらった手紙は思う所もいろいろあったが、とりあえず返事を書いた。
(電話は絶対無理なんで…)

まずは自分にも至らないことがあったという謝罪の言葉と
これから二人が心穏やかに暮らしていけるように願っているし、協力もするということと
母の火の始末と父の運転はくれぐれも気をつけて欲しいといった
当たり障りのない内容で。

でも、郵送だと土日を挟むことになり着くのが遅くなってしまうなぁと思っていたら、
そういえば日曜に遠出する予定があったなと。(前から予定していたラグビー観戦)
途中実家に寄って渡すことに。買っておいたレトルトのおかゆなども持って。

しかし、会うなり「お母さんに会ったのか」「1度面会したよ」「俺にはそのことは言わない」
「あれ(騒動の日)から俺には全然電話してこない」と始まる。
とにかく手紙と食料を渡し、部屋には上がらずに「もう行くから」と言うと、「ありがとう」とは
言ってくれたが、楽しい1日にするつもりだったのが朝からテンションダダ下がり。
でも、なんとか気持ちを立て直し、途中雨は降って来たものの久しぶりのラグビー観戦は楽しかったー。

そして後日、支援センターの方から連絡があり、母が家に帰る日が決定したと。
不安は拭えないが、もう進むしかない。100点の生活はできなくても
いろんな方の協力を仰ぎながら、やっていくしかない。

そして、父にも一応連絡しておいた方がいいなと。
私も実家に行く旨伝えておかないといけないしと夜電話したら、
「もう4週間だぞ」とか言われて(お前のせいだろ)、母が帰って来る時間とか伝えても
また後で聞くみたいな感じで切られて、なんだよと思っていたら、翌日父から電話。
どうも前の晩はちょうど飲みに出ていたらしく、それで今日かけ直して来たらしい。
まぁ飲みに行く元気があるんなら、それはそれでいいけど。

その時はまぁ普通に会話もできて、私も当日は実家に行くからと言うと
お前も大変だな、ありがとうと。
まぁそういうのがずっと続けばいいんだけどね…。

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2回目の話し合い

2024-11-09 15:33:39 | 日記 第2部

2回目の話し合いに行ってきた。
午前中仕事だったこともあり、ぎりぎりに到着してしまったが、
始まる前に支援センターの方が父からの手紙を渡してくれた。

今回は、マイクと父専用のスピーカーが用意されていた。(その手があったか)

まずは母と面会した時の様子の報告。それから、私と話している動画を父に見せていた。
私はその間に父の手紙にささっと目を通す。
(謝罪、反省、これまでの二人の生活ぶりやこれからのことなど)
しかし、動画の音量が小さく父は聞こえなかった…と言うので、職員の方があらためて説明。

そして、在宅介護をするにあたっての条件を提示。
・ヘルパーさんを月2回から週1回に増やす。
・家事については助言したりして協力してやる。
・もし虐待があれば施設に入れる。

最初の2つについてはすぐに受け入れたが、3つ目については「はい」とは言わず、
「絶対しません」を繰り返す。(そういうとこだよな…)
そこで、3つの条件をのんでいただけるかと質問を替えたところ、「はい」と。
(あとであーだこーだ言っても総勢8人?の証人いるからな)

警察の方からはまだ不安があるということで、母の意思確認については今後どうやって継続していくのか。
ヘルパー、デイケア、デイサービスと週3回人の目が入るので、周りと連携しながら観察継続する。

他の方からは、娘さんとの関りは?
今までも時々実家に行って支援していたので、それを継続。

それから、ケアマネジャーさん変更の報告。
これは以前担当していた方がして下さることになり、一安心。
(短い間ではあるけれど、今回担当してくださったケアマネさんにも
いろいろとお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです)

虐待の定義(一般的な例を出しながら)について改めて確認。
その時に父が「私はそういうことはしたことありません」と言ったりするも
「これは一般的な例です」と。

母が家に帰るのは、ケアマネさんの引継ぎやヘルパーの回数を増やすなど事務手続きがあるため
来週になると伝えられると、父は不満げな様子。どうも今日一緒に帰れると思っていたらしい。
多少の抵抗の後、仕方がないと言いながらも、早く安心したい、自分の精神的な辛さを訴え、
早くハグしてやりたいと訴える。

どのタイミングだったか忘れたけど、私からも何か言うことがあればと振られたので、
自分にも至らないところがあったので、もっと話すようにしたいとか、
時々顔を出して家のことをやったりして協力したいとか、差し障りのない話を。
私自身、どう気持ちを整理したらいいのかどういう心構えでやっていくのか、
まだ若干の迷いがあるのも事実で、とりあえずできることを少しずつやっていくしかない。

話し合いが終ったあと、先に父は帰る。
結局、父とは直接話すことはなく。

警察の方から母が携帯電話を使えるなら110番の設定?ができるからと。
そうすれば警察としてもすぐに対応できると言って下さったが、
実際母に説明したとしてもすぐ忘れてしまうし、
もし父に何かされたとしても110番という発想にはならないと思うので難しいとお伝えした。
交番にも伝えて、見回りもしてくれるとのこと。

気になっていたことを支援センターの方に一つ確認。
父の受診が条件に上がっていなかったことだ。
事前に職員の方から父に条件について話して下さっていたらしく。
(だから抵抗することなく受け入れたのか)
でも、受診については今すぐにというのは難しいので、
時間をかけた方がいいだろうということになったらしい。

それから、実家に見守りカメラをつけるという方法もあると提案してくださったが、
カメラをつけると言った時点で、父が俺を信用していないと言い出しかねないので、
それは保留。

父は毎日のように支援センターに来て手紙を持って来たりしていたらしい。
(あんな面倒くさい父の相手をして下さって、ほんと頭が下がります)
で、内容が母のことばっかりだったの、娘さんは?手紙を書いたらどうですか?と
言われたところ、一晩で書き上げて来たらしい。
(確かに私のことは母の100分の1も気にしていないだろうとは思っていたが…)

でも、家に帰ってじっくり手紙を読んでみたら気になることが二つ。
まず謝罪が母に怪我をさせてしまったことに対してだけ。
いやいや言葉の暴力だよ。あれはほんとにきついから。
しかも、私に対しても胸ぐらつかんだり、言葉の暴力いっぱいあったよね。
ま、私のことはいいんだけど…。うーむ。

それから食事の支度や洗濯、買い物などは問題なくできているというのも気になる。
鍋が焦げていたり、洗濯は決まったものしか洗わないのでパジャマがシミだらけだったり、
冷蔵庫には同じものが何個も入っていたり、傷んだ食品がずっとそのままだったりと
問題がないわけではない…が、父自身気づいていないんだろう。
まぁそれは私が気が付いた時にフォローするしかない。

とりあえず今後の方向性が決まり、職員の方にはひとまず一安心だとお伝えはしたものの
不安が拭いきれるわけでもなく…。
でも、100%満足のいく選択は存在しないし、どんな選択をするにしろ後悔はつきものだと思い、
今選択できる中で最大限うまくいくように協力してやっていくしかないと思っている。

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母と面会

2024-11-07 13:03:49 | 日記 第2部

母に会いに施設に行って来た。
到着して母に会う前に、まず支援センターや施設の方と少しお話。
母はコロナもたいしたことなく元気にしているらしいが、やはり時々父のことを気にしているらしい。

母とは入所当時に電話で話しただけで、20日近く会っていないがどうなんだろう。
すると、部屋に入って来た母は状況が飲みこめていないのか、私が声をかけても反応ない。
やばい、私がわからんか…と思ったら、すぐにわかった様子で一安心(驚かすなよー)
お化粧も一応しているが、まだらになっているのはしょうがない。
椅子に浅く腰かけ背筋も伸びてるし、ほんとにぱっと見は普通のおばあちゃんなんだよな。

まず支援センターの方が母がどの程度日常作業ができるかを確認するために
母にお茶を淹れてもらうことに。
施設の方が「娘さんにお茶を淹れてあげてくださいねー」と促し、これは特に問題なくこなす。
(家でも急須はどこ置いたっけ?とかは日常茶飯事だが、作業自体はそんなに問題ない)

職員の方から母に今日はお話を聞きに来ましたと説明。

まずは私から質問する(これは動画に撮るということだったので、私も若干かしこまってしまう)
最初は、体調はどう?とかそんな感じで入り、
これからどうするか決めないといけないけど家に帰るか、施設に入るかどうする?と聞いたら、
家に帰る。(まぁ予想通り)
家に帰ったら何をしたい?と聞くとしばらく考えて、家事と。
家事をするのは負担じゃないしと言うので、そうだね、ずっとやってきたもんねと。
それから、お父さんとも話すようにしないといけないと。
(これは父親にしょっちゅう言われてるから、ずっと気にしてるんだろう)
それも少しずつだねと声をかける。
お父さんに要望とかある?と聞いても特に思いつかない感じなので、
大きな声を出したりするのがいやだったら、そういうのはしないでってお願いすることもできるよと
伝えるが、本人はそこまで気にしていない様子。(やっぱり忘れちゃったか)

支援センターの方からも質問。
家に帰りたいという気持ちは変わらず。
父のことを聞いても、主人はあまり厳しくないとかそんなに怒られていないとか言ってて
おいおいとなるが、知らない人が相手ということもあって多少気を遣ってるのか。
他には、一緒に散歩をするのが楽しい。そんなに話すわけでもないけれど、景色のこととかを話すとか。
そんな感じだったかな。(メモを取ってなかったので、うろ覚えだけど)

職員の方が席を外して二人になった時に
お父さんが一緒に住みたくないって言ったらしょうがないけど、
自分からは言わないみたいなことを言っていて、相変わらずだなと。

気を紛らわすために孫の近況を話したり、スマホの写真を見せたり。
(孫の写真は何回も見せてるのに、毎回新鮮に驚いて笑顔になるので孫最強)

でも、やっぱり父のことが気になるみたいで、
私と会ったことはお父さんに話していいのかと聞くので、いいよと。
やはり父のことをいちいち気にするのはしょうがない。

話してる中でどうもおかしいと思ったら、
自分が今施設に滞在していること自体を把握してないというか、
その事実そのものを記憶できていなんだよな。
今日はどこに泊まるの?と聞いてくるので、
ここだよ。あと何日かしたら帰れるから、しばらくゆっくりしてたらいいよと答える。
家にいれば、自分がどこにいるのかどんな状況なのかという不安はないけれど、
知らない場所だと不安なんだろうなとは思う。

施設の方は、母が家に帰ってから家事をするのはどうかと不安がっていらしたが、
勝手がわかる我が家だとあれこれやりそうな気がする。
一昨年、3回入院した時も電話口では支離滅裂だったし、特にやることもない生活で、
退院したらどうなるんだ…と思っていたが、家に帰るとあれをしないとこれをしないとと動いていたし。

それから、母は退席し、支援センターの方とお話。
在宅介護の条件はどうするか。
まずヘルパーさんを月2回から週1回に増やす。
(週1ヘルパーさんが家に入ることで、家の様子も多少なりとも知れるだろう)
月に1回ショートステイもいいかも…というお話だったが、
うちに連れて来てもいいというお話はした。
あとは、父に受診してもらうこと。これは本人を納得させるのが難しいんじゃないかと
言われたが、どうなんだろう。でも行かせるしかない。

そして、怒鳴ったり怖い思いをさせないは絶対条件。もしもの時は施設に。

それから、母のできないことは家事だけでなく、言葉掛けだったりもする。
父はとにかくかまってほしい人だけれど、言葉が少なくなるもの認知症の症状の一つだと
理解して欲しいと伝えたところ、これについては、
担当のお医者さんから話してもらうようにお願いするとのこと。

母は足腰もしっかりしていて身体的には特に問題はないのに介護1の認定になるというのは
それだけ認知症の症状が進んでいるということらしい。
確かに進行は遅いけれど、確実にゆっくりと症状は進んでいるんだよな。

父はかなり反省している様子で、支援センターに連絡してきたり、
反省している旨の手紙を送ってきたりもしているらしい。
今回のことはかなり堪えた様子なので、しばらくはおとなしくしているだろう。

しかし、私に関してはいなくても大丈夫だと思っている節があるし、
嫌われていると思っているので(本当なんだけど)
全力拒否されそうだし、下手に刺激したくないし、距離感の取り方が難しい。
今まではなるべく月に1回は泊まるようにしていたけれど、逆効果にもなりそう。
すると、職員の方が泊まらずに短時間顔を出すだけでもいいのではないかと。
少しずつ様子を見ながらだな。

とにかく私的には娘と思われるより家政婦と思ってくれた方が楽なんだけどな。
前回はあんな騒ぎになってしまったせいで、トイレ掃除と冷蔵庫の整理くらいしかしてないので、
いろんな所がかなり汚れてるだろう。
母が施設を出る日に実家に行くとしても2ヶ月くらい家の中を放置していることになるので、
とりあえず風呂の掃除と掃除機かけはやりたい。

これから私に何ができるかはわからないけれど、
たくさんの人たちが協力して見守って下さっていることを思うとだいぶ心強い。
今思えば、もっと早くはっきりSOSを出すべきだったのかもな。
もう父のあの性格は治らない、しょうがない、とにかくなるべく波風立たないように我慢するしかないと
あきらめていたけれど、これから2人の生活がどれだけ続くのかあっという間に終わるのかはわからないけれど、
私もあまり考え過ぎず、適度に距離を置き、困った時には周りの人の手を借りたり、
お話を聞いてもらったりしながら、自分のできる範囲でやるしかない。

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