同じ対象(人や出来事)に対しても、色々な感情を抱くのが人間です。
/好きだと感じている人を、嫌だと感じる瞬間もあったり
/自分に起きた出来事を、嬉しいと感じたり、気が重くなったり
/集まりに行きたいと感じる自分もいたり、嫌に感じる自分もいたり
そんな感情を、頭が考えることで縛りがちな方もおられると思います。
「行かなければ~」
「こんな気持ちを抱いてはいけない」
「感謝しなくてはいけない」
「私が頑張らないと~」
『抑え込まれた感情(エネルギー)は、出口を求める』
「頭では~した方がいいと思うんだけど、どうしても嫌だ」
という経験をされたことがある方も多いと思います。
人生を大きく動かしていくのは、感情です。
感情と折り合いを付けられるようになると、
心にわき出す色々な感情や思考に、翻弄されるようなことは少なくなります
心と折り合いを付けるとは~
先ず、対象に対して、色々な感情を抱くことを自然なことだと捉えることが大切です。
そして、何かを選択する必要のある場面では、考えも含めて、色々な感情を並べて、
その時に心が腑に落ちる行動や在り方を、臨機応変に決めていくことです。
その時に、在りのままの心を知り大切にすることと、心のまま行動することとは、
全く別のことだということも、知っておくことが必要だと思います。
そして、いったん選択したら、後は考えないことが大切です。
その時の選択が、心に負担を感じるようなものであっても、後は、楽しむ工夫へと力を注ぐ方が、
選択した道も上手く流れ、そして味わう喜びも増します。
『自分の色々な感情と折り合いを付けられるようになると、
他者や出来事との折り合いの付け方が格段に上手くなり、
関係を楽しむことが出来るようになる。』
この次元は、関係を持つ事で成立している経験の世界です。
人との関係、モノとの関係、自然との関係、出来事との関係~
自分と仲良くなればなるほど、他との関係も上手くいくようになります
色々な感情と折り合いを付けられるようになったら
<<心の見取り図••優先したい意思>>
*その他、参考ブログ*
<<自分との折り合い〜子供③>>