子供の年齢が高くなるに連れて、母親が実際に手を添える機会は減ってきて、見守るという立ち位置が増えてきます。
ただ、お母様達にとって、この見守るということは、なかなか難しいことのようです。
S君の夏の経験を見守られた、お母様(Yさん)のことを紹介させて頂きます。
Yさんも、子供さんへの溢れる愛により、自分自身を変化・成長させてこられた方です。
もちろんいつも「今、子供にとって大切なこと」を求められていて、
本当の意味で、子供を愛する親になりたいという意思力が、Yさんを導き続けてきました。
「子供が自分自身を信頼できないのは、私のせいでしょうか…」
「何で私の子ばかりがこんな経験をするのでしょうか…」
今回、Yさんが尋ねられたことで、印象深かったことです。
導きの存在達からは、次のようなことが伝えられました。
「子供が自分自身を信頼できないのは、私のせいでしょうか…」
『子供のせいでも、あなたのせいでもない。
ただ、二人の弱さを克服する機会が巡ってきたということだ。
だから、あなた自身も、不安感や自信のなさを、安心感と自己信頼へと置き換える機会として、
日常の生活の中での自分の心をチェンジしていって欲しい。』
「何で私の子ばかりがこんな経験をするのでしょうか…」
『そう考えてしまうあなたの中には、まだ、不幸感が残っている。
そう感じるあなた自身に、その不幸感は思い違いなんだと教えてあげて欲しい。
他者や他の子供が、実際にどんな経験をしているかなんて、誰にも分からない~
大人でも子供でも、もっと上手くなりたい、もっと優秀になりたいと意思するならば、そこに至るために必要な出来事が起こってくる。
起こってきた出来事を、不幸と捉えるか、幸せと捉えるかは、その人の度量にかかっている。
ただ、肉体に起こってくる状況というのは、見方を変えれば、幸せなことだよ~
なぜならば、分かりやすいし、向き合わざるを得ないから。
彼が望んでいる充実感のある人生にしていくには、どこかで越す必要のあるハードルだと言える。
だからこそ、今、越えていくことが望ましい。
あなたの息子は恵まれている。
子供の幸せを願う母親に見守られながら、越えていけるから。』
子供の年齢が上がり、手を添える機会がなくなってきても、
「自分の幸せを心から願って、応援している人がいる」とうい実感は、
その人を支える大きな力です。
Yさんの息子さんは、本当に幸せだと、私もいつも感じています。
*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。