市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

ひびきあう作品たち

2012年06月27日 | 日記
梅雨真っ最中。
西の都の今日も降っています。
災害に遭われた皆様が、
一日も早く穏やかな日常に戻られますように。

さて、ギャラリー夢たまごの展覧会は
先週に引き続き「書」「写」「陶」の作品展を開催しています。
「ひびきあい3人展」には、雨続きにもかかわらず連日たくさんの方が来館されています。
「書」と「陶」との融合。
「書」と「写」とのコラボ。
「これまであまり見ることのなかった作風のものが多いね」
などと、賞讃の声があちこちで聞かれます。

展覧会のサブタイトルに~あれから10年~とありました。
「あれからとはどれからですか?」と聞いたところ、
「10年前に都城市で展覧会をしてから」との答えでした。
今年も都城市で3月~4月、開催されたそうです。
今回はその「移動展」というわけですね。
作品をまた、少しご紹介します。

版画「卯」・弥勒祐徳氏   書「熙春」・尾川清風氏
読み:きしゅん
意味:喜びの春 
弥勒氏と尾川氏の合作は、他に3点展示してあります。
かつての教え子と恩師の息もピッタリ!


 

歌・志垣澄幸氏  書・尾川清風氏
志垣澄幸氏は、尾川氏のお兄さん。
宮崎日日新聞の朝刊1面に「歌の窓」というコラムがありますが、
その短歌部門の選者とのこと。

また、ご主人様のお母様・尾川くに氏の歌集「蕗の薹」の中の一つを
書かれた作品もあります。




写「たきぎ取り」・廣瀬嘉昭氏 (宮日無鑑査)
廣瀬氏が教鞭をとっていた西米良村は、
西都市からは50km位の山奥です。
一ツ瀬川と219号線が付いたり離れたりしながら山あいに入っていき、
車でおよそ1時間位で村につきます。いいところ!

折り重なる山々の険しい道を
たきぎを背に家路を急ぐ女性。
昭和のあの頃、たきぎは生活の必需品でしたね。

フォトクラブも主宰されてるそうです。




園田一成氏の屏風。
失敗した作品でも、
割って使えば命の再生に。
かけらを板に貼りつけた屏風は、
見る角度で陶器の輝きが変化します。
美しい輝き。
みごとな作品になっていますね。
和風にも洋風にもどちらにもOK!
会場には、他に花瓶や湯飲みなど様々な作品が展示されてて、
遊び心満載。
ニコニコ顔そのもの。
一度、生楽(きらく)陶苑に行って、
他の作品も見てみたいと思っています。(三股町)




どうぞ皆様、夢たまごにお出かけ下さいませ。
お待ちしております。


なお、7月7日(土)は、夜7:00から
「七夕ライブ2012」を行います。
こちらにもお出かけください!
詳しい事は、先日のブログに載せています。




次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:三人の絵展
      (青山 功・清野憲一・黒木 究)
展示期間:7月3日(火)~7月15日(日) 2週間です
 
   


コメント
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